ジンペイ「クンクン、ククン、クンクンクン…」
ジンペイはわざとらしく周囲のニオイを嗅ぎ始めるそして、
リュウスケの顔にズイッと詰め寄ると、鋭い目で見上げる
ジンペイ「……獣のニオイがプンプンするんですよ」
リュウスケ「………君の鼻は敏感過ぎるようだね?」
ジンペイ「センパイの本性、暴いてあげます」
リュウスケ「フフフッ……身の程知らずが……!!」
リュウスケがそう言ったのと同時に、
リュウスケの周りに怪しげなオーラがざわりざわりと立ち上り、
長い髪が逆立っていくリュウスケの整った美しい顔立ちが、
恐ろしいケダモノの顔へと変わっていくリュウスケの近くにいたアゲハは咄嗟に距離を取り、
ジンペイと一緒にカンフーの構えをとるすると、メラが2人の間に割り込んでくる
メラ「待ってください、アニキ、姉御!ここは俺に!!」
アゲハ/ジンペイ「「え?」」
ジンペイ「なんで?」
メラ「コイツは俺と同学年。女子にヘラヘラしているコイツが
元々(アゲハに手を出したから余計に)気に食わなかったんです。
いい機会なんで、ぶちのめしてやります!」
ジンペイ「(俺もコイツの事めっちゃ気に食わないからぶっ潰したいけど)分かった!」
アゲハ「頑張ってね!」
メラ「押忍!」
アゲハとジンペイとメラのやり取りにモヤモヤしながら、
リュウスケは軽く伸びをする
リュウスケ「どうでもいいけどさ。やられる順番の問題だから」
すると、リュウスケの左手首に付けてあるリストバンドに、
赤くて鈍い妖しい光が放たれるリストバンドで隠されていた何かが露わになる。
リュウスケの手首に巻き付いていたのは、YSPウォッチだったしかも、
アゲハ達が腕に付けてるウォッチと少し形状が違う皆が驚いているのを他所に、
リュウスケは構えメダルをセットする
リュウスケ「イズナ、君が必要だ…」
ワーイ! 召喚!
ウォッチに無数の水色の妖気が吸い込まれ、
狐のような怨霊『イズナ』が姿を現した
今度は、変身メダルをセットする
リュウスケ「変身!」
ワーイ! 英傑変化!
リュウスケは赤い光に包み込まれる地面にある大きな時計のような文字盤が現れ、
リュウスケはそれを1つに合成するナインテイル!
リュウスケがベゼルを回すと、イズナの尻尾がリボンのように伸び、
リュウスケを包み込んでいくそして、
9本の尾をもった妖怪HERO『ナインテイル』が姿を現した
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