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8 - 触れる程に

♥

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2025年09月23日

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………ほんと、綺麗な顔。


隣でスマホを眺める彼を見つめながら、

そんなことを思う。


何となく触れたくなって、若井の方へ身体を向ける。



「……ん?なに?」


視線に気づいた若井が顔を上げる。


「いや、ほんと綺麗な顔してんなって思って」


その頬に手を添えると、急に?と照れたように小さく笑った。



「ありがと」


薄く形の良い唇が弧を描いて。



あ、可愛い。




手を添えたまま、親指で唇に触れてみる。


「…っえ、ちょっと……」


言葉を遮るように唇に指を押し当てると、

何か言いたげな表情で恥ずかしそうに視線を動かした。


ぐっと押してみたり撫でるように指を動かすと、柔らかい感触と僅かな温度が指に伝わる。


触れ続けていると、若井の頬が段々と熱を帯びて来て。



「…………まだ?」


「んー?もう少し」



落ち着かないように視線を動かしてるけど、無理に手を避けたりしない所が可愛い。


嫌じゃないんだろうな、きっと。



唇を最後に優しく撫でて、触れるだけのような軽いキスをする。



「…満足した?」



満足なんて、出来る訳がない。


触れれば触れる程に欲しくなるんだから。




「まだ。夜になったら俺の事満足させてね。」



小さく零して、もう一度その唇に口付けた。







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