テラーノベル
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⚠️⚠️注意⚠️⚠️
エセ関西弁
キャラ崩壊
誤字脱字あり
ご本人様には 関係ありません
下手くそ
※だいぶ捏造あり!
こちらは1話完結型です
それでも大丈夫な方のみスクロ⸜🙌
サムネ描いたよ、、手抜きやけど笑
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rbrside
俺は小さい頃から双子の兄….zmが嫌いだった
俺と違って何もかも優れている彼奴が
俺と違って両親から溺愛されてる彼奴が
俺がどんなに必死に勉強しても…..どんなに必死に努力しても兄には勝てなかった
高校でようやく兄と分かれると思った
だけど兄は俺と同じ高校を選んだ
心底腹が立った
だから高校の間は 一言も話さず…例えクラスが一緒でも俺は兄と顔を合わせようとしなかった
大学生の頃同学年の奴にゲーム実況をやらないか?と誘われた
俺はその誘いに乗った
何故ならこれで彼奴と分かれる事が出来ると思ったから
だけどそいつはzmもこの界隈に誘っていた
俺とzmは同じグループとして…そして同じ野望をもつ組織の一員として道を歩んで行くことになった
kn「rbrは人狼や!!」
rbr「はぁ!?おい!新予言出てこい!」
zm「rbrいたぜ!」
ut「うっ!」
kn「utが殺られた!ciや!」
『人狼の勝利!』
ut「俺初っ端殺されるし〜」
rbr「お前狂人やったんかよ!」
いつも通り人狼の撮影
みんなには気づかれないように対応する
メンバーの人達に俺とzmが双子だとは言っていない
俺が言ったらzmと絶縁すると言ったらzmは素直に言う事を聞いてくれた
だから誰も知らない
俺がzmを嫌っていることも
俺らが双子であることも
それでいい
それが1番幸せだから
撮影も終わり俺は1階に向かった
1階には既にzmがおりお茶を飲んでいた
両親は2年前に交通事故で他界しており今は俺とzmの2人暮らし
俺は嫌だったが、お金が無いため仕方なく暮らしている
zm「なぁ、怒ってんの?」
zmに突然言われzmを見る
zmの顔は心配そうな悲しそうな顔をしていた
rbr「さぁ、、」
俺は冷たくそう返しお茶を1杯飲んで自室に戻った
ut「いや〜この映画怖いらしいで」
rbr「え、そうなん?」
syp「rbrさん怖いの大丈夫でしたっけ?」
rbr「え、無理かも」
tn「まぁ大丈夫やろ、、」
今日はメンバーと映画を見に行く約束をしていた日だ
ut「映画終わったらどこ行く?」
syp「モール内を歩き回ります?」
rbr「うーん俺はなんでもー」
そんな他愛もない会話をしていると映画館に着いた
チケットを買い先に座る
映画はutの言った通り少し怖い系のもので俺はほとんど目を閉じていた記憶しかない
ut「いや、、結構怖かったな….」
rbr「想像以上、、」
tn「rbrずっと目瞑っとったやん笑」
映画を見終わりモール内をぶらつく
てか、想像以上に怖かった、、
ut「あれ?」
そんなことを考えているとutが声を上げた
tn「ん?どうした?」
ut「彼処、、zmやない?」
utの指差す方向を見るとzmとzmの友達が2人で歩いていた
ut「おい!zmー!」
utがzmに声をかける
zmは俺らにに気づくと俺達の方向に向かってきた
zm「お!みんなで遊んどったん?」
ut「まぁな!映画見に来てん。な?」
rbr「まぁ….せやな」
syp「zmさんは友達ですか?」
zm「おん!高校の時のな」
高校の時のか、、
z友「あれ!rbrやん!久しぶり!」
そう言った奴の顔を見るも俺はそいつに見覚えが無かった
誰やねん、、
syp「あれ?rbrさんも知り合いなんスか?偶然っすね笑」
rbr「いや、、知り合いっていうか」
z友「そうなんすよ!てかzmとrbrは双子ですよ?知ってるでしょ?」
zm「おい!!」
zmが大きな声を上げると同時に俺の頭の中は真っ白になった
メンバーが驚いた顔で俺とzmを見つめる
ut「え、、そうなん…..?」
utがそう呟く
気づけば俺は走り出していた
屈辱的で、、恥ずかしく、、そんな気持ちが渦巻いていた
今まで必死に守ってきたものが全て崩れた
俺は家に着いてそのまま自室に鍵を閉めて布団に潜り込んだ
何時間後に玄関の開く音が聞こえた
恐らくzmが帰ってきたのだろう
階段をのぼる音が聞こえる
zm「rbr、、おるか…..?」
zmが俺の部屋の扉をノックした
zm「rbrその….みんなには他言しんように言うたから…..だから開けてほしい」
そう言うzmの声は震えているようにも感じた
rbr「何…..?」
俺は根気負けして扉を開けた
zmの顔は少し悲しそうな、、不安そうな顔をしていた
zm「rbr…少し話をしない?」
rbr「何のために?」
zm「俺はrbrが俺を嫌っている理由を知りたい、、たとえ辛くても理由を教えて欲しいんや」
理由、、?
そんなの決まってる
いつもお前が全てをもってく
いつもお前だけが愛される
いつも、、いつも、、いつもお前だけが
俺がどんだけ努力してもお前には届かない
俺はその言葉に心底イラついてしまった
rbr「理由なんて聞かなくてもわかるやろ!!」
俺は気づくと叫んでいた
zmは俺の気迫に押されたのか少し後退りをした
rbr「いっつもいっつも!お前が全てをもってく!俺がどんだけ努力しても!少し俺よりはやく産まれただけなのにいっつも母さんは俺とお前を比べた!お前が優秀なせいで俺が辛い思いをするんだよ!!」
zm「俺はrbrが努力してるのを知っとる!」
rbr「知ってても何もしてくれへんかったやん笑俺が母さんに殴られている時お前はただ見つめてるだけやったやん」
zm「そ、それは!」
rbr「言い訳なんか聞きたない、、俺らは普通の兄弟やない」
俺はそう言って扉を閉めた
そうして耳を塞ぐ
何も聞きたくない
何も知りたくない
俺はその思いのまま瞳を閉じた
ブーブー
rbr「ん、、あ」
スマホの通知音で目を覚ます
あの後眠ってしまったんだ、、
時計は朝の4時を指している
rbr「とりあえず、、水のみに行こ」
部屋の扉を開けると俺は目を見開いた
俺の部屋の扉の前
zmがそこで眠っていた
まさか昨日あの後ずっとここにいたんか….?
rbr「zm…..?」
俺はzmに声をかけた
だけど眠っているか反応は無い
ただ寝息をたてているだけ
rbr「部屋に運ぼう、、」
俺はzmを部屋まで運んだ
rbr「zmの部屋….初めて入るな」
初めて入るzmの部屋
机の上には日記らしき物が置いてあった
rbr「これ、、少しならいいよな?」
俺はzmの日記を手に取って部屋を出た
部屋に戻りスマホを確認する
昨日のメンバーからのLINE
その文面には謝罪の言葉や俺を気遣うようなものだった
rbr「俺が勝手に嫌ってるだけなんに……」
俺は昨日zmに言ったことを少し後悔した
確かにzmからすれば何もしてないのに理由もなく嫌われてる
そんなの理不尽だと思った
今まできちんと話してなかった
でもダメだ、、
zmといると劣等感で押し潰されそうになる
冷静な判断ができないんだ
rbr「日記….」
俺の机に無造作に置かれた日記を開いた
日記は毎日つけてる訳ではなくなにかあった時につけてるようだった
rbr「!これ、、」
俺は目を疑った
日記には
6月27日
今日は学校のテストの返却日
rbrは90点なのに母さんに殴られていた
俺は見てる事しかできなかった
怖かった
母さんが、母さんのrbrを見る瞳が
助けれなくてごめんなさい
手を差しのべれなくてごめんなさい
本当は直接言いたいけどrbrは俺をよく思ってない
ごめんなさい、、
ここに書いても意味ないけど本当にごめんなさい
rbr「なに、、これ」
他のページにも
4月1日
今日は同じ大学のやつにゲーム実況者にならないと誘われた
本当はなるつもりは無かった
でもrbrがいるから、、
話さなくてもいい、俺の事が嫌いでもいい
だけどねせめてrbrが幸せになるところを俺は見ていたい
本当にごめんなさい
4月3日
rbrに縁を切ると言われた
原因は俺がrbrと同じ組織に入ってること
だけど俺らが兄弟だと言わなければ縁を切らないと言ってくれた
こんな俺を少しでも許してくれてありがとう
本当にごめんなさい
6月6日
両親が死んだ
俺は涙を流さなかった
rbrも
でもこれが正しいと思う
rbrの為なら彼奴らはいない方がいい
後は俺が、、いや変な事を考えるのはやめよう
俺はいつでもrbrの幸せを願っている
本当にごめんなさい
9月7日
今日はたまたま街中でrbrと出会った
rbrだけじゃないメンバーのみんなと
だけど良くないことが起きた
俺の友達が口を滑らした
rbrのあの時の顔が忘れられない
俺の顔もきっと酷かっただろう
家に帰った後話をしたかった
だけもそれは叶わなかった
rbrの気持ちも俺は汲み取れない
rbrの自尊心を傷つけてしまった
本当にごめんなさい
全てのページの最後には必ず『ごめんなさい』の文字
rbr「俺もzmの気持ち何も考えてなかったんやな、、」
そりゃそうだ
誰でも殴られたくない
あの時のzmの決断は正しかった
rbr「なんで、、泣、、なんでzmが毎回謝るんや、、俺の方こそ、、」
気づいたら瞳から涙が流れていた
今まで向き合ってなかった
いや、向き合おうとしなかった
それが俺の中での正義だったから
rbr「俺の方が最低で屑で五味で、、1人じゃ何も出来なくて、、泣」
俺はzmの部屋まで走った
zmが眠っていることなんかお構い無しに部屋の扉を叩いた
rbr「zm…!zm!泣」
zm「……rbr?」
少ししてzmが部屋の扉を開けた
zmの顔は少し目元が腫れている気がした
心無しか瞳も赤い
rbr「zm!」
zm「!わっ!」
俺はzmに抱きついた
zmは本当にごめんなさい驚いていたのか、だけど俺の事をしっかり受け止めてくれた
zm「rbr?どうしたん……?」
rbr「zm、、zm!ご、ごめんなさい泣
俺の方こそごめんなさい泣 」
zm「!」
rbr「向き合わなくて…勝手に嫌って…ごめんなさい泣」
俺のzmを抱きつく力が強くなるのが自分でもわかった
zm「rbr、、俺の方こそごめんなさい。俺がもっと向き合おうとしてたら….もっと母さんに抗議してたら….」
rbr「ち、違っ…俺が全て拒否してたから、、zmはいつも俺の事考えて、、泣」
zm「そんな事あらへん、、俺もrbrの立場ならそう思う。だから泣かんといて?折角の綺麗な顔が台無しやで?泣」
rbr「zmも、、泣いとるやん」
zm「俺はええねん。ほら?顔洗いに行こ?」
rbr「うん、、」
顔を洗いに行きリビングに俺とzmは向かい合わせて座った
何十年ぶりに俺はきちんと向き合う
zm「rbr?」
rbr「zm……」
俺とzmの声が重なった
今はそれが少し嬉しく感じた
zm「まず急にどうしたん?rbrは俺の事よく思ってないやろ、、、?」
zmのそういう顔は少し悲しそうな顔をしていた
rbr「日記読んだ、、」
zm「!そっかぁ」
俺がそう言うとzmは照れた顔をした
rbr「俺は今までzmのこと世界で1番嫌いやった、、でもそれは俺が勝手に嫌ってる勝手に勘違いしてただけ…..だってzmは俺の悪口も言わない、、俺の事いつも思ってくれてた」
zm「rbrが俺の事嫌いなのは知ってた。勿論なんでかってのもでも今俺はこうしてrbrと向き合えて嬉しい」
rbr「zm…」
zm「rbr、、俺は今からでもお前と兄弟でいたい。たとえ遅かったとしてもrbr、、」
rbr「勿論、、俺の方こそよろしくお願いしますニコッ」
俺とzmは手を合わせた
初めてzmと手を繋ぐ感覚に心が熱くなる
zm「これから20年の空白を一緒に埋めていこう」
rbr「メンバーのみんなにもきちんと伝えないとな、、笑」
生まれた時から俺らの間には隙間があった
俺が勝手に兄を嫌い、向き合おうとしなかった
あの日から約20年
俺らは初めてお互いの課題に向き合った
20年の空白をこれから一緒に埋めていきたい
✄——————-‐——————-‐——✄
スクロお疲れ様ですー
テスト期間入るので投稿少なくなりますー!
ごめんね
コメント
4件
お疲れ様です~テスト頑張ってください!
ロイさん久しぶりです〜〜🥲 まじで神作ありがとうございます( ◜‿◝ )♡