コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あれから30分位で学生くん達が出てきた
霖)あら、もう出たの?もう少しゆっくりして良かったのに
傑くん)いえいえ、もう十分ですよ
霖)あ、そう?うーん…さすがにもうこの部屋じゃ寝れないからね…悟さんに聞いたら部屋が空いてるって言ってたから好きな部屋使って?
傑くん)え…
悟くん)おっしゃー!部屋があんなら行こうぜ〜!
霖)慣れないと思うけど直ぐに寝れるから安心して
2人)??
霖)それじゃ、おやすみね
2人)はい、おやすみなさい/おう…
2人が部屋から出た
霖)さて、もう寝れなくなっちゃったなぁ……(明るくなったら学長に色々してもらわなきゃ…)
霖)…どうしようかな……(傑さん達も寝ちゃったし…)ま、いっか…寝よ…
寝室に入って布団の中に入ると恵くんに抱きしめられた
霖)(起きた!?)
と、思ったが普通に寝てた…
霖)おやすみ、恵くんチュ
朝
??)りん〜起きて〜
霖)んぅ……
優しく揺さぶられてるが心地よくてさらに眠りたい…
??)りん〜憂太だよ〜起きてー
霖)んぅ……?ゆーた…?
憂太)うん、おはよ霖ちゃん
目を擦りながら体を起こすと時計にはもう既に10時が指されていた
霖)10時!?
憂太)ごめんね、起こすのが遅くなって…
霖)謝らなくてもいいけど…憂太くん仕事じゃない?大丈夫?
憂太)うん、大丈夫だよ
霖)な、ならいいけど…
憂太くんは私の体を抱えてリビングに連れていってくれた
リビング
霖)あれ、あの二人も居るんだ…
憂太)うん、何となくこっちに来たって言われてね…だから起こしたんだ
霖)そっか…憂太くんありがと
憂太)ごめんね?眠たい時に起こしちゃって
憂太くんは申し訳なさそうな顔をしながら私を下ろす
霖)大丈夫だよ、ありがと
私は憂太くんの手を引っ張って「中に入ろ?」と、伝えると憂太くんは「うん!」と返事をして中に入る
霖)おはよぉ~…
傑)あ、りん!夕方はごめんね、つい…
霖)んも〜そんなに拗ねないで?私は別に大丈夫だから笑ほら、今日は任務あるの?あるなら食べなきゃ!
と言って傑の背中を押して椅子に座らせる
悟くん)イチャイチャすんな〜!熱い!
霖)私たちはいつもこうよ笑ほら、すぐにご飯…って、あれ、恵くんいないね?
恵)あ、俺ならここっす
声がキッチンの方からする
霖)もしかしてご飯作ってくれてるの!?いいよ、私作るよ
と、キッチンに行こうとすると
恵)いえ、俺が作りたいんですだから作らせてください
と、言われちゃったら「なら、お願いしてもいいかな?」と、言うと「はい!」と、元気な声が聞こえた
霖)ん〜なら、ご飯が作り終わる前に少し話をしようかな
悟くん、傑くん)??
霖)2人が剥がした札の事
霖)つっても…私が張っていた札にはいくつか種類があるんだ
悟)種類?
霖)はい、呪霊が蔓延る世界「呪界」の出口を塞ぐ結界札、と…国からこれ守ってね〜って奴を守る「守備結界」、あとは呪霊が湧いたら教えてくれる「警報札」主に使うのはこの3つかな
霖)因みに1番剥がしたら行けないのは呪界の出口を塞ぐ結界札、これを剥がすとそこら辺に呪霊がわく…よく分かるのが憂太くんだよ
憂太)え?俺?
霖)うん、本能が逃げろと指示したあの恐怖心…覚えてるかな?
憂太)!?まさか…
霖)「特級でも逃げる程」強い呪霊が湧くの
悟くん)特級呪術師が逃げるだァ〜?
霖)えぇ、そうよ
悟くん)んなデマ信じるかよ
霖)そうか…私……驚かせるの趣味じゃないんだけど…な
机に膝を着いて呪力を一斉に放つと誰もが戦闘の準備をした
霖)これはまだ普通の特級…これが本当の特級よ
さらに力を放つと皆が逃げ出した
悠仁くん達も……だ
霖)よいしょ
窓から飛び降りて力を放ったまま近づくと更に逃げた
霖)ごめんごめんおちょくりすぎた
力を抑えると全員が一息ついた
霖)ほら、そんなにも離れてないでおいで〜!
と声をかけると皆が戻ってきた
部屋
霖)はい、おかえり
憂太)ひ、久しぶりに…その恐怖を感じたよ…
霖)ごめんね?でも、私がさっき出した力ぐらい呪界の呪霊は強いのよ
悟くん)なんつー呪力量だよ……あんた、ナニモンだ
霖)あら、名前は知ってるわよね?
悟くん)んな力出して人なわけねぇだろ!
霖)…そうね、なら、こういった方がよくわかるかしら…化け物…って
全員)!?
化け物…1人のいたいけな少女(?)からそんな言葉が出て来るなんて誰も思っていなかった
霖)「今は」立派な人間よ
悟)霖……
霖)私から化け物なんて言葉が出ると思った?私は化け物よ…今は力を抑えているけど抑えなければただの人殺し…ううん、世界を壊す破壊神
傑)霖…
霖)あら、怖くなっちゃった?
憂太)ぜんっぜん怖くないよ!
霖)え?
憂太)霖は優しいよ!それにすっごい強くてこんな俺たちのことを良くしてくれて……
霖)憂太…
泣きそうな顔をしている憂太…悲しませちゃったか…
霖)ごめんね、悲しい思いさせちゃったね
優しく抱き締めると憂太は強く抱きしめ返した
霖)うんうん、大丈夫だよ
優しく「ごめんね」と、囁くと憂太くんは小さく首を横に振った
霖)よしよしごめんね?驚かせちゃって
頭を撫でるとぎゅーっとさらに抱き締めた
霖)ほら、悟さん達もこっちにおいで
優しく声をかけると全力で甘えるように抱き締めたりスリスリと頬ずりをしてきた
霖)うんうん、ごめんね…沢山甘えていいからね
周りから見れば聖母とそれに甘える子供…聖母が化け物なんて…信じ難いものだ
霖)ごめんね、怖かったね〜お仕事終わったら1人ずつ甘えていいからね〜もう怖くないよ〜
全員の頭を優しく撫でる
悟)霖……ギュゥ
霖)もう大丈夫だからね、怖くないよ
声を掛けるとやっと落ち着いたのか離れた
霖)さて…2人も、こっちおいで
2人)え?
霖)怖かったんでしょ?証拠にずーっと黙ってたでしょ、ほらおいで
悟くんと傑くんは少し戸惑いながらもこちらに来る
霖)怖くないよ、おいで
優しく声を掛けると2人はギュゥッと優しく抱き着いた
霖)うんうん、怖かったね
強気な悟くんの体まで小刻みに震えている
相当な怖さを与えてしまったと少し後悔…
霖)もう大丈夫だからね
実際に甘えるととっても優しくて甘えてしまうのが逆に申し訳ない位だ
霖)怖かったね〜大丈夫だよ〜もう怖くないからね〜
まるで子供みたいにあやされて少し心地よく感じてしまう
傑くん)ご、ごめんなさい…
霖)謝らないで?私が好きでやってるんだから
後ろからそっと抱き着く傑くんの頬と自分の頬を合わせてスリスリとする
悟くん)あ、ズルい!
少し気が落ち着いたのか大きな声を出す
霖)元気ね、ほらこっちおいで
悟くんと傑くんの位置が変わり悟くんは後ろから抱き締めた
霖)大丈夫だからねスリスリ…
優しく…そっと頬を擦り合わせると悟くんは嬉しそうな顔をした
悟)ギュゥゥ…
霖)うんうん、大丈夫だよ、傑くんおいで
傑くん)い、いいの…?
霖)いいよ、おいで
傑くんは前からそっと抱き着いた
霖)子供みたいね、落ち着いたらお茶を出すね
2人)…コク
2人がゆっくりと頷いた
1時間後
霖)寝ちゃった…どうしよう…
2人が私を挟んで眠りに入ってしまった
悟)霖は聖母だね
霖)そうかな?それよりこのまま二人を寝かせてたら大変な事になるから連れて行ってくれるかな?
傑)それじゃ、運ぼうか
霖)えぇ、お願いします
悟さんと傑さんが2人を寝室へ運んでくれた
霖)さて、みんなはもうご飯食べたからあとは任務だね
全員が少し不安そうな顔を見せる
霖)みんな、大丈夫だよ私はここでみんなの事待ってるからだから、遠慮しないで…そして、呪霊を怖がらないで、ちゃんと祓ってきて
全員)…わかった!
霖)お願いね、ほら、玄関まで行こ
と言うと全員が「うん!」と元気よく返事をした
霖)みんな頑張って行ってきてね
全員の唇にそっとキスをすると嬉しそうな顔をした
霖)出来るかな?
と、言うと全員が「うん!/はい!」と元気よく答えた
霖)今日お仕事ない子は私と一緒にお買い物をお願いしようかな!
笑顔を見せると全員は「ん”ッ///」と、顔を赤くした
霖)やっぱり、皆はそうじゃないとね!
少し外で話していると迎えが来た
霖)よし!恵くんと棘くん、行ってらっしゃい!
2人)行ってきます!
2人は車に乗り込んだ
霖)3人はお仕事ないってことでいいのかな?
悟)なーい!だから甘える!
霖)フフッはいはい、部屋に戻ったらね
傑さんは私の右手、悟さんは私の左手を繋いで憂太くんは後ろから抱き着いた
霖)んも〜、コケないでよ?
3人)はーい