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「太宰……ッ、お前、本当に……」
大雨の音がセーフハウスの窓を激しく叩くなか、中也の声は熱と恐怖、そして引き返せない覚悟で震えていた。
シャツのボタンをすべて外され、露わになった中也の白い肌は、内側からせり上がるΩの熱で淡い桜色に染まっている。
部屋中に充満する中也の蜜の匂いは、もう仮噛みという生温い鎖では到底抑え込めないほどに濃く、狂おしかった。
「往苦しいね、中也。でも、自分で選んだんだろう? 他の有象無象のαに無様に貪られるくらいなら、僕の犬になることを」
太宰の瞳には、いつも中也をからかうような軽薄さは微塵もなかった。
瞳は、獣のように昏く、目の前の獲物を完全に支配しようとする「αの暴虐」そのものだった。
太宰は中也の細い両手首を片手で掴み、ベッドの頭側に押し付けた。
逃げ場を完全に奪われた中也は、太宰の冷徹な重圧に気圧され、ただ激しく呼吸を繰り返す。
「あ、っ……はあ、太宰……冷てぇよ……っ」
「冷たい? 嘘を吐き給え。君の身体はこんなに熱くて、僕の指を、フェロモンを、もっと奥まで欲しがっているじゃないか」
太宰は中也のズボンと下着を容赦なく引きずり下ろした。
空気に触れた中也の身体がビクリと跳ねる。
ヒートが臨界点を迎えた中也のそこからは、すでに自身の指を汚すほどの愛液が溢れ出ていた。
男の身体でありながら、αを受け入れるために完全に作り替えられたΩの肉体。
「見ないで、くれ……ッ!」
中也は顔を真っ赤に染め、涙を浮かべて顔を背けた。
しかし、太宰はその拒絶すらも許さない。
中也の片足を大きく開き、自身の割り開いた太ももの間に固定すると、濡れそぼる秘肉へ容赦なく指を突き立てた。
「──っあ、ぁァッ!!」
声が裏返る。
まだ指一本なのに、中也のここは太宰の指を噛みちぎろうと躍起になっている。
「そんなに欲しいかい? 僕のαが」
「ちがっ……! ぁ、ん、うそ、だ……っ!」
太宰は中也の声をあざ笑うように、二本、三本と指を増やし、中也の奥の最も敏感な結節点──Ωの受容体が集まるそこを、執拗に抉るように突き上げた。
異能「人間失格」が触れているはずなのに、肉体の本能的な快楽までは消せない。
それどころか、異能を無効化されているせいで、中也は荒覇吐の力で抵抗することもできず、ただの無力な17歳のΩとして、太宰の指先に狂わされていく。
「あ、ひ、あぁぁッ! 太宰、どこ、そこ、ダメ……ッ、壊れる……っ!」
「壊れないよ。君は頑丈な僕の犬だ。……さあ、もう指じゃ足りないね」
太宰は自身の衣服を脱ぎ捨て、限界まで猛り立った熱い質量を、中也の濡れた最奥へと、一気につらぬき通した。
「───ッ!!!!」
声にならない悲鳴が中也の喉から迸る。
内臓を押し潰されるような圧倒的な質量と、体内に直接、泥流のように流れ込んできた太宰の濃厚なαフェロモン。
あまりの衝撃に中也の腰が大きく浮き、指先がシーツを千切らんばかりに強く掴む。
「は、あ……っ、がは, っ、太宰、太宰……っ!」
「中也、中也……!」
太宰もまた、中也の受容体と肉体が自分をこれ以上ないほど貪欲に締め付ける快感に、理性を失いかけていた。
いつもなら計算ずくで動く戦術家が、獣のように荒い息を吐き、中也の細い腰を痛いほどの力で掴んで、ひたすらに奥を突き穿ち始める。
肉と肉が激しくぶつかる卑猥な音が、雨音に混じって部屋に響き渡る。
中也は快楽の泥の中に沈みながら、頭が真っ白になっていくのを感じていた。
太宰が動くたびに、脳の芯が痺れ、自分が太宰のフェロモンで完全に塗りつぶされていくのが分かる。
「あ、あぁッ! ぁ、ん、う、あぁぁ!」
「いい声だ、中也。もっと僕の名前を呼んでよ。君の身体の奥深くまで、僕の種と匂いを刻み込んであげるからね」
太宰の動きが、さらに激しさを増していく。
中也の射精管が限界を迎え、太宰の胸元に白濁を撒き散らした。
しかし、太宰は止まらない。
中也を何度も何度も絶頂の向こう側へと引きずり回し、中也の意識が朦朧とし始めた、その時──。
太宰は中也の身体をひっくり返し、うなじを完全に晒させた。
「あ……、だ、ざ……?」
「これで、君は本当に、一生僕のものだ」
太宰の鋭い犬歯が、かつて15歳の時に付けた仮噛みの痕を、今度は肉がえぐれるほどの深さで、深く、深く突き刺した。
「───ッッあぁぁぁぁぁアアアアッッ!!!!」
中也の全身が、今日一番の激痛と、それを遥かに凌駕する「結合の快感」で弾けた。
仮噛みではない。
本物の番の結び。
太宰のαとしての情報が、中也のうなじの腺から血管を通じて全身へと駆け巡り、中也のΩの核に「太宰治の所有物」という絶対的な刻印を焼き付けた。
同時に、太宰のペニスが中也の奥で大きく膨張し、結節が形成される。
中也の膣内がそれをがっちりと締め付け、二人のお互いの体液が完全に混ざり合うまで、肉体は強固に結合した。
太宰は中也の奥深くに、熱い精液をすべて注ぎ込んだ。
中也はうなじからの激痛と、子宮を破らんばかりの充填感に耐えきれず、白目を剥いて失神するように意識を失った。
敦芥推し
11
#文スト中原中也夢
茉莉(まつり)
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53
かいじう🦖
3
首の後ろに刻まれた、血の滲む深い噛み傷。
17歳の夜、二人はついに、誰の手によっても引き離すことのできない、完全な「番」となった。
コメント
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え、EH?文章上手すぎでは!?表現!!表現が卑猥ッッ!!…私とは圧倒的な差が…くっっ😣