そうして、オイラ達は、冥界に来た。
???「おや?霊夢さん達じゃないですか、どうしたんですか?その方は?」
冥界に来たら、幼い子が、来たが、
まぁ、紅い悪魔も子供だし、今更だな。
サ「オイラはサンズ、ただのスケルトンだぜ。」
定番の自己紹介だ。
妖夢「おぉ、親切にありがとうございます。私は魂魄妖夢、ここの庭師をやってます。」
妖夢「改めて、サンズさん達はどういった、ご要件で?」
霊夢「今日は、アンタの所の主に冥界弄って、こいつを帰せないか、頼みに来たのよ。」
霊夢が手短に説明する。
妖夢「なるほど、それでは聞いてみますね。」
そうして、しばらくして。
幽々子「無理ね。」
知ってた。
霊夢「まぁ、でしょうね。」
魔理沙「慣れたよな。」
あの後、妖夢が呼んでくれた、主幽々子様に話をしてみたが、思った通りだった。
幽々子「ごめんねぇ、私じゃ力になれないわ。」
霊夢「まぁ、どこに住んでたかも、いつかも、何もかも不明だもんね、無理ないわ。」
そうして、話が終わりそうになった時、妖夢が何か言いたげにこっちに来た。
妖夢「あ、あのー…」
サ「ん?どうしたんだ?」
そう、もじもじしてる、妖夢に聞くと弱々しい声で、
妖夢「実は私、性格も相まって、いじられキャラになってまして、友達も少ないんですよね、なので、もし良ければ…」
友達になって欲しいって事か、そういう事なら、答えはいつも1つだ。
サ「なるほど、そういう事なら、よろしくな『友達』」
妖夢「はぁぁ!!」
そう言うと、妖夢の顔はみるみる明るくなっていく。単純だが、嫌いじゃないぜ。
妖夢「はい!友達です!」
そうして、新しい友達が出来た。
そっからしばらくして。
霊夢「これからどうする?」
魔理沙「もう行く場所も無いもんな。」
なるほど、まぁ、それなら、
サ「1回戻るしかないか。」
魔理沙「そうするか。」
妖夢「おっ、戻るんですか?」
まぁ、ここに居ても仕方ないし、
サ「あぁ、そうするぜ。」
妖夢「出来れば、お見送りくらいはしたいんですけど、少しだけ庭の掃除をしないといけないんで、残念です。」
魔理沙「なら仕方ないな、それじゃあ、またなぁー。」
サ「じゃ、それじゃあな、『相棒』」
妖夢「相ぼ!!コホン えぇ、それでは。」
そうして、1回帰ることになった。
その後、博麗神社に戻り、1回お茶を、飲むことになった
。(霊夢が)霊夢「はぁ、やっぱりお茶は、落ち着くわね。」
そうして、霊夢は、お茶を飲みながら、ゆっくりしている。
魔理沙「はぁ、お前は、毎回そんな感じだよな、」
霊夢「なによ、お茶くらい別にいいでしょ?」
魔理沙「まぁ、いいと思うぜ、私にもお茶くれ、お茶。」
やっぱり、この2人は今まで見てきた奴らの中でも、1番仲良いな。そうして、皆んなゆっくりしていると…
サ「ん?…なんだあれ?」
ゆっくりしていると、なにか、違和感があるものが…
霊夢「ん?なにが?」
サ「いや、あそこの逆さの城、最初から、存在は知ってたが、あんな『黒い物』に包まれてたか?」
霊&魔「え?」
そうして、霊夢と魔理沙が、2人で声を揃えて、言う。
霊夢「いや、何あれ?」
魔理沙「え、何だ、あれ?」
2人とも、困惑を、隠しきれていない。これは、何か、まずいことがれない。
サ「取り敢えず、見に行った方が良いんじゃないか?」
魔理沙「あ、あぁ、そうだな。」
そうして、オイラ達は、急いで、逆さの城、『輝針城』に向かった。
サ「…」
霊夢「何よこれ…」
魔理沙「分からん、だが、良いもんじゃ無さそうだな。」
オイラ達が、探っている間にも、どんどん黒い物に侵食されて行く。何か、何か嫌な予感がする。
レ「咲夜、感じるかしら?」
咲夜とは、私の従者だ。
咲夜「えぇ、何か、いけないものを、感じますわ。」
レ「私もよ…」
フフ、何が待ってるのかしらね。
早苗「チルノさん…これ……」
おかしい、何だ、これは、何が起こっている?
大ちゃんは、大ちゃんは…
チルノ「………誰だ…」
誰が、大ちゃんを…!!
早苗「チルノさん…?」
何だ、この黒い液体……
黒い液体、必ず探し出して、殺す!!
早苗「なっ、チルノさん!!」
飛べっ!誰よりも早く!大ちゃんの為に!
早苗「行ってしまった……」
結局何なんだ…これ?
サ「なんか、更に酷くなっていってないか?」
霊夢「なってる、止め方も分からない…」
魔理沙「こいつは、『異変』なのか?」
見れば見るほど、謎が深まる。一体なんなんだ、これは…こいつは、一体なにで、何処から来て……
???「ようやく、来たらしいな。」
サ「なっ!?」
霊夢「へっ!?」
魔理沙「マジ…かよ?」
その時、聞こえるはずが無い、『オレ』の声がした。
サ?「お前さんら、随分遅かったな。」
サ?「へへ、ここから、楽しいショーの始まり、だぜ?」
コメント
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闇au?
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