サ「お前、誰だ?」
そんな、質問をする。
今までとは完全に違うのドスを効かせた声で、
サ?「おいおい、そんなに警戒するなよ、」
サ?「こいつは、『ゲーム』なんだぜ?楽しまなきゃ損だろ?」
そんな、調子に乗った返事が帰ってきた時、霊夢が構え、前に出る。
霊夢「誰か?って、聞いてるのよ。」
霊夢「アンタが幻想郷に害を成す存在なら、容赦なく叩き潰すわよ?」
そうして、臨戦態勢に入る霊夢の横に、
魔理沙が、並ぶ。
魔理沙「そうだぜ、私達、アンタが思ってるより強いから、甘く見ない方が良いぜ?」
へへへ、そうだな。
今のオレは1人じゃない、こんな良い仲間が居るんだ。
サ「っと、言う訳だ。」
サ「アンタが何者かは知らんが、戦うなら、容赦はしないぜ?」
そうすると、そいつは不敵に笑う。
サ?「なるほどな、それじゃあ、始めるか。」
サ?「アンタらはいつ、絶望するかな?」
霊夢「アンタをサンズと呼ぶのは、気に食わないわ、名前は?」
サ?「へへへ、強いて言うなら、『ナイトメア』だ。」
そうして、戦いが始まる。
……っと思っていた。
ナ「オレはあまり戦うのは好きじゃないんだ。」
ナ「だから…」
そうして、ナイトメアは、自分の横に、黒い球体を作った。
そして、そこから、
ナ「アンタら2人には、こいつが相手になるぜ。」
そこから、もう1人の『オレ』が、出てきた。
サ?「………」
そいつは、溶けた目と、胸にある、赤いソウルが、特徴的な奴だった。
そうして、そいつは、霊夢と魔理沙を見て、
サ?「へへ、」
一気に飛び出す。
«キンッ!!»
霊夢「チッ!!」
そいつはいきなりナイフで霊夢に斬りかかり、それを霊夢は、お祓い棒で止めた。
その瞬間、
サ?「ほら、よ!」
霊夢「グゥッ!」
霊夢が、腹部を蹴られ吹き飛んだ。
その瞬間、いつの間にか、そいつは魔理沙の方に移動し、
サ?「ほらよ、」
魔理沙「チッ!速ぇな!」
魔理沙にも、ナイフを振り上げるが、それはギリギリで、避けた。
そして、魔理沙は、こっちを見て。
魔理沙「サンズ!!そっちは頼めるか!」
っと、呼び掛けた。
サ「あぁ!任せろ!アンタらも、【ボーン】として、負けんなよ!」
魔理沙「へへ、任せとけ!」
そうして、魔理沙は、霊夢の方に向かう、
そして、奴も霊夢達の方に向かった。
ナ「へへへ、良かったのか?」
そうして、オレは、ナイトメアの方に向き直る。
サ「アンタくらい、オレだけで、充分だぜ。」
ナ「そうか、それじゃあ、簡単に壊れるなよ?」
そうして、戦いが始まる。
奴は、予想通り、背中の触手を使って攻撃をしてきた。
ただ、奴は正確に、逃げ場を潰すように、攻撃を放ってくる。
サ「クッ!ややこしいな!それならこいつは、どうだ!」
そうして、オレはブラスターを繰り出す。
ブラスターは、触手を消し去りながら、奴を引き裂きに行く。
«グゥワワン!!»
だが、
ナ「へへへ、そんなのでオレを殺そうと思ったのか?」
そうして、奴は貫かれ、変形した身体を治していく。
どうやら、ただの攻撃では通用しないらしい。
サ「本当に面倒臭い奴だな、オレなんだから、もっと硬く行こうぜ?」
ナ「へへへ、そんな事しても、ただ、死ぬだけじゃないか?」
軽いジョークだが、これもあくまで時間稼ぎだ。霊夢達が、戻って来たら、勝機も充分にある。
正直オレだけだったら、手に余る相手だろう。
ナ「さて、じゃあ戦い方を変えるか。」
そうして、次の瞬間、世界が暗転した。
サ「なっ!?ホットランド!?」
そう、オレは一瞬で、ホットランドの上に居た。正確には、ホットランドのマグマの上にだ。
サ「クッ!」
そうして、マグマに入る前にギリギリ浮いて、持ち耐える。
サ「へへへ、お返しだ。」
ナ「ほう、」
刹那、オレの能力、重力操作によって、ナイトメアを、マグマに引きずり込む。
やられるんだったら、返り討ちにしてやるって訳さ。
だが、次の瞬間、また、世界が暗転する。
元居た場所に戻り、そのままナイトメアは、空中で、持ち直した。
サ「…なるほどな。」
そこでオレはある事に気付く。
サ「お前だな、オレをここに連れてきたのは、」
今のを見て分かった。こいつは、一瞬で、オレをホットランドに飛ばしてみせたんだ。
ナ「あぁ、そうだな、犯人はオレだぜ。」
そしたら、残る疑問は1つ
サ「目的はなんだ?、オレをこの幻想郷に送り込んだ目的は、」
そしてそいつは、
ナ「簡単さ、アンタの為に動いてくれた奴が目の前で死んだら、」
ナ「アンタ、絶望出来るだろ?」
サ「化け物が」
そんな、クソッタレな回答をした。
魔理沙「おいおい、霊夢立てるか?」
霊夢「舐めんな。」
そして、目の前に先程別れた、仲間と同じ顔の奴が立つ。
魔「大人しく、弾幕ごっこで勝負…って訳にはいかなそうだな。」
サ?「お前さんらは、どれだけの『LV』があるんだ?」
霊夢「だから、仲間と同じ顔の敵見ると、ムカつくのよ。」
魔理沙「アンタは、なんて呼んで、ぶっ倒せば良いんだ?」
キ「キラーさ、相手をしてやるから、【骨の髄】まで痛みを刻め。」
さて、こんな奴、さっさとぶっ倒してやるか。
待ってろよ、サンズ。
コメント
2件
やばい予感します!