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最近神リク多くないっすかね………そろそろ主の妄想に心臓が押し潰されそうなんですけど
えー、しょうもない冗談はさておき…リクエストありがとうございます。
こちらリーマンパロになります。
少々長くなってしまいました……💦
途中でHoI2の話が出ますが、主はプレイしたことないです。にわかです。変だったら修正しますので、コメください
主の性癖が塗ったくられてますので、お気をつけくださいませ。
それは撮影中のことだった。
最近誰かに見られてる気がするんだ、と神妙な声で話を持ちかけられて、冷や汗をかく。
gr『仕事終わりとか、一人で歩いてる時に…家でもたまに』
tn「……でも確証はないんやろ?」
sho『気の所為ちゃうん?』
ut『いや、それ気ぃつけたほうがええで。俺は昔の女(ヤバいの)やったから』
tn「それはお前のせいやろ」
kn『ちゅうかグルッペン顔出してへんやん』
ut『あ〜たしかに。じゃあリアル?』
zm『なんか恨まれるようなこととかしたんちゃう?』
少し間をおいてから、グルさんが答える。
gr『いや…………どれだ?』
kn『心当たりあるんかいwww』
ut『しかも結構ありそうやんww』
ばくばくと鳴っている心臓を落ち着かせようと、ペットボトルの水を一口飲む。
なぜこんなに焦っているのか?
それは、グルさんの言うその視線の原因を知っているからだ。
一言で言うなら、俺はグルさんのストーカーだ。
気がついたのは最近だった。
無意識に後ろをつけていたり、メンバーのみんなと遊びに行くと、グルさんの写真しか撮ってなかったり…
別にわざとじゃないのだが……
だが、俺がグルさんを好いていることは間違いない。
もちろん恋愛的な意味で。
……彼にそういう気がないことは承知している。
けれど、本当に愛しているのだ。誰よりもグルさんを愛せる自信がある。
できることなら、ずぅっと、死ぬまで…いや死んでも一緒に………
gr『トン氏?』
突然声をかけられてハッとする。
tn「あぁ、ごめん。うとうとしとったわ…なんやて?」
kn『防犯カメラとか、どう思うって』
tn「……まあ、ええんやない」
結局その話題は、防犯カメラを一応家につけとけ、護身用に武術を、というふうにまとめられて終わった。
バレていないようで、よかった。
仕事からの帰り道。
ようやく労働が終わったと思ったら、花火大会で電車が混んでいた。
この時間帯ならどの電車でもぎゅうぎゅうだろうから、諦めてその電車で帰った。
はぁ〜暑苦しかった、アイス食お、と思いながら道を歩く。
そこで不意に背筋が凍るような視線を感じる。
バッと後ろを見るが、人はいない。
夏の夜の冗談にしては、タチが悪いじゃないか。
少し冷えた空気に違和感を感じながら、再び歩き出す。
すると、背後からまた視線を感じる。少し時間を置いてから、足音まで聞こえてくる。
…アイスを買いに行くのは、やめておいたほうがよさそうだ。
とにかく早く帰らねば。
いや、この場合真っ直ぐ帰るのは危ないだろうか。
一番困るのはちょっと困ったタイプの視聴者。俺達を好いてくれるのは嬉しいが、困るものは困る。
いや待てよ。
それこそアカンやつちゃうか?
突然の音信不通、自宅には血に濡れた俺が…
不穏なことを考えてしまい、さらに恐怖心が強くなる。
アカンわ考えるほど悪い方に行くわ。
もう何も考えやんとこ。
そんなことを思っても、足音はずっと追ってくる。
(いや無理やって!!これで何も考えへんのは無理がある!!!)
走ったらアカンやつかな、これ…と思いながら、なるべくあまり気づいてなさそうに歩く。
どうする?どこに行く?交番か?いや、勘違い…ではないと思うけど、勘違いやったら申し訳ないし…
この辺りの地図を思い浮かべる。
グルさんの家…グルさんの家があるやんか。
あの威圧感なら後ろの奴もさすがに腰引けるやろ。
ヤバかったら警察呼ぼう。そうしよう。
なるべく自然な動作でグルさんに連絡する。
tn『今家おる?』
幸いなことにすぐに返事が返ってきた。
gr『いるゾ?どうした?』
tn『助けて』
tn『誰か後ろにおる』
gr『詳しく』
tn『つけられとるっぽい』
gr『あ〜…………今晩泊まってくか?』
tn『すまん、ありがとう』
もう5分くらいで着くから、と打とうとしたところで、いつの間にか足音が近くまで迫っていることに気づいた。
後ろから腕が伸びてきて、俺の肩にそっと触れる。
ヤバい死ぬ…!!
gr「トン氏!」
だが、聞こえてきたのは聞き慣れたバリトンボイス。
tn「ぐる、さ…」
一気に力が抜けるのが分かる。
後ろを見ると、グルさん以外に人の気配はない。
きっとラインを見て近くまで来てくれたのだろう。おかげで助かった。
gr「大丈夫か?」
tn「おん………おかげさまで」
もういい歳だというのに、泣きそうになってしまった。
tn「ごめんなぁ、泊めてもらって」
服も借りてしもたし、とトン氏が申し訳なさそうに言う。
gr「別に構わないゾ?」
随分怯えていたな…
まあ、ホッとした顔を見ると、信頼されていることが伝わってきて、嬉しくもあったが。
にしても、俺の服を着ているトン氏が可愛い。
レアだから写真に収めたいのだが、素直に撮らせてくれるだろうか。
gr「写真、撮ってもいいか?」
tn「は?なんで?」
gr「俺の服着てるのが珍しいから」
tn「きしょ…まあええけど」
トン氏は誰に需要あんねん、といった顔で見てくる。
俺に需要があるんだよ…
まあ、俺がトン氏のことを好きだなんて、本人は気づいてないんだろがな。
きしょいと言いつつ、律儀にピースしてくれたので、少し多めに撮っておいた。
gr「ん、飯出来たゾ」
tn「ありがとう……え、ビーフシチュー?!」
トン氏の表情がパッと顔が明るくなる。
思っていたより喜んでくれたようでよかった。
tn「グルさんビーフシチュー作れんのぉ?!」
gr「一応料理は結構してたからな」
ふふん、と鼻を鳴らすとトン氏はものすごい勢いで席に座る。
「食べてええ?なあ食べてええ??」と顔に書いてある。
gr「食べていいゾ?ww」
tn「いただきまぁす!」
ぱくりとビーフシチューを口に含むと、子供のようにキラキラと目を輝かせている。
トン氏は、食べている時だけは、普段の堅物のような感じではなく、子供のような可愛さが滲み出る。
もちろんそういうところも大好きだ。
tn「美味ぁ……!!」
gr「そんなに喜んでくれると、作った甲斐があるな」
tn「ほんまに俺の飯毎日作りに来てくれ。金払うから。」
真顔でそんなことを言うから笑えてくる。
本当に可愛いやつだ。
ほんま、かわええやつ…
たらふくビーフシチューをご馳走になって、もう寝ようかという雰囲気になってきた。
本当に今日はグルさんに世話になった。
にしてもええ匂いするなぁ、グルさんの服…ずぅっと嗅いどりたい……
gr「悪いがベッド1つしかなくてな…ソファで寝てくれないか?」
そんなことを思っていると、グルさんに声をかけられる。
さすがにグルさんをソファで寝かせるのは気が引けるし、二つ返事で了解した。
gr「ちょっと待っててくれ。たしか部屋にブランケットが…」
そう言いながら、グルさんは寝室の方に姿を消す。
そういえば、何度かグルさんの家に来ているが、グルさんの寝室は見たことがない。
好奇心から体が動く。
tn「ぐる………」
gr「あ」
tn「…え………?なにこれ…?」
そこには、壁一面に貼られた俺の写真。
しかもそのほとんどは、隠し撮りのようなものや、家の中から撮ったとしか思えないものばかり。
ストーカー…?
思えば、いろんな物の位置が変わっていた気が___________
gr「………」
グルさんの目が狼のような目に変わる。
tn「ぐる、さ「トン氏」
gr「……俺のこと、どう思う?」
…うそやろ………?
手の震えが止まらない。
思えば今日、あの時もおかしいじゃないか。
どうして〝うしろから〟グルさんが来るんだ?
グルさんの家に向かっているのに。
第一、家にいたはずのグルさんが、俺の元まで走ってきたとしても…早すぎるじゃないか。
本当に〝助けて〟くれたのか?
自作自演の可能性は?
tn「いつから…………」
gr「最初から」
グルさんは感情のない瞳でそう言う。
gr「トン氏に会ったときから好きだった。だから誘ったんだ」
驚くほど綺麗な男だった。
整えられたサラサラな黒髪に、キリッとした目、センスのいい服。
当時はピアスをつけていて、控えめに揺れているのが見えた。
ぱっと見て分かる有能さ。
自分の理想に限りなく近い彼に、惚れるのは造作もないことだった。
gr「これ、落としましたよ」
彼の肩を軽く叩き、先程彼が落としたマフラーを差し出す。
tn「あれ?あぁ、すみません。ありがとうございます」
彼は軽く手提げカバンを確認し、すぐに礼を言う。
想像通り、美しい声だ。
名前だけでも聞きたいのだが、教えてくれるだろうか。
gr「あの、つかぬことを伺いますが、お名前は?」
彼は不審そうな顔をしてから、「桃瀬です」と言った。
桃瀬というのか。
どこに住んでいるのだろうか。下の名前も聞きたい。恋人とかも、いるのだろうか。
他にも様々な質問が浮かぶが、あまり個人情報を尋ねると通報されかねない。
gr「あぁ、人違いでした。知り合いの弟に似ていたものですから」
適当なことを言って誤魔化す。
tn「そうでしたか……拾っていただきありがとうございました」
彼は特になんとも思ってなさそうに、その場を去る。
少しして、彼の背中を追う。
心臓が少しうるさい。気づかれないといいのだが。
しばらく電車に揺られて、10分ほど歩いたマンションに彼は入って行った。
尾行は気づかれていないようだが、部屋までは特定できなかった。
まあ、見た感じセキュリティがガバガバだ。部屋番くらいならすぐに特定できるだろう。
しかし、問題は彼とどう繋がるか、だ。
あれから4日。部屋の番号を特定し、彼の生活ルーティーンも分かってきた。
見たところ独身らしく、調理も掃除も全て自分でやっている。
平日は朝は8時に家を出て、帰ってくるのは7時頃。遅い時は9時頃まで帰って来ない。
休日はPCでゲームをしているようだ。
趣味はゲームだろうか……
運よく俺はゲーム実況をやっている。どうにか繋がれないだろうか。
それから俺は必死で彼の好みのゲームを考え、アカウントを探した。
そして、ようやく見つけた。
彼の声と酷似した男を。
tn『協力しません?』
秘密外交で聞こえてきた声。
俺が間違うはずがない。コイツだ。この声だ。
gr「あ〜…ポーランドですか?」
tn『そうですそうです』
gr「いいですよ」
tn『じゃあ最前線の防衛ラインだけ張ってもらって…双方からの奇襲でどうですか』
gr「OKです」
ここで、どうにか仲良くしてもらおう。
そう思って必死で取り組んだ。
tn『ドイツさんナイスです』
大戦後の戦後処理中、チャットでメッセージが飛んでくる。
gr『いえ、そちらも中々でした。おつかれさまです』
tn『それで、どうしましょうか?』
gr『三分の一いただければ十分ですよ』
tn『え、いいんですか?』
gr『不可侵条約だけお願いしてもいいですか』
tn『把握です』
その後運よく桃瀬……トン氏がこちらに興味を持ってくれて、意気投合して仲良くなった。
gr「で、YouTubeチャンネルをやってるんだが…一緒にやらないか?」
tn『え〜…ん〜…楽しそうやけど…』
どうやら渋っているようなので、とにかく押す。
gr「頼む」
tn『でも…「生活時間に関しては合わせるゾ」
tn『…………わかったわ、やるわ』
勧誘と言うかお願いに近かったが、なんとか入ってくれるようだ。
よかった。結構親密な仲になれて。
トン氏は何も知らないんだろうけれど。
いつかトン氏を手に入れるまで、これは秘密にしておこう。
トン氏の思うよりずっと前から、俺がトン氏を愛していたことは。
歪んだ愛であることは承知している。
けれど、トン氏がずっと側にいてくれるなら…俺は喜んで世界を焼く。
この想いがバレてしまったのなら、彼が嫌がっていても_______
gr「トン氏」
近くにあったバッドを振り上げる。
tn「まっ「すまん」
ふわふわと意識が浮上する。
自分が今まで何をしていたのか覚えていない。
ただ、なにかがあった気がする。
gr「トン氏?」
誰かが俺を呼ぶ声がする。
tn「ぁ、う……」
だれやったっけ
gr「どうした?」
あ、思い出せそうな気がする
tn「ぐ…る、さん………?」
ああ、そうだ。グルさんだ。
gr「なんだ?お腹すいたのか?」
視界がぼやけている。よく見えない。
gr「違うのか……トイレか?」
グルさんがなんか言っとる。
お腹すいた?トイレ…?
うまく手足に力が入らない。
何も考えられない。
gr「あぁ、薬の効果が切れてきたのか。今するからな」
薬?
俺薬なんて飲んどったっけ
遠くの方で通知音が鳴る。
グルさんはちらりとそれを見て、何も返さずにこちらへ来た。
手慣れた様子で俺の腕に注射を打つ。
gr「…よし、できたゾ」
またすぐにふわふわしてきた。
きもちわるい
けど、たのしい…?
あれ
ちがう
まって
たすけて
トン氏を監禁して何日経ったのだろうか。
もうすっかり従順になった。
トン氏は焦点の合わない目で俺を見つめている。
tn「ぁ、ぐる、さ…?」
gr「なんだ?」
トン氏はふわりと笑って、
tn「ぐるさんと、したい」
と言った。
gr「いいゾ♡」
まったく可愛い恋人だ。上手におねだりもできるようになって…
軽くトン氏のナカを指で解かして、ゆっくりと挿れる。
tn「ぅ゛ッッ♡♡ッ〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡」
薬が効いていても尚、声を抑えようと必死に口を閉じるところが可愛い。
tn「はぁ、ッぉ゛…♡♡ッふ〜〜ッッ♡」
だが、今はトン氏の声が聞きたい。
俺はトン氏は奥が好きだと知っている。奥を突いてやると声を抑えなくなることも。
tn「ぉ゛ひッ?!!?!?!!?!♡ん゛、むりぃ゛ッ!!♡♡♡こわれ、ぅ゛♡♡」
gr「壊れても俺が世話してやる」
tn「あ゛ぁッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡」
トン氏は目にうっすら涙を浮かべて、女のような声を出して達する。
気持ちよさそうな顔だ。
こんな日々がずっと続けば、きっとトン氏も_______
ピコン、とスマホが音を立てる。
sho『なあ、トントン知らへん?昨日からおらんねんけど…』
ci『大丈夫ですか?』
rbr『体調崩した?』
em『疲れている時はハーブティが良いですよ』
ps『お〜い、酒飲も〜』
ht『不在着信』
os『連絡ください』
shp『もう3週間くらい経ちますけど、何かありました?』
ni『みんな心配してるぞ』
zm『飯行こよ〜……』
ut『生存報告欲しい』
kn『お前今どこおんねん』
またピコン、とスマホが音を立てる。
kn『トントンとなんかあった?』
gr「なあ、幸せか…?」
トン氏は焦点の合わない目で、ゆっくりと頷いた。
_______幸せなはずだ
スクロールお疲れ様でした!
上手く書けたでしょうか…自信ないですねぇ………スンマセン…
最後のシッマは、何か勘付いているようですが…グルちゃんたちはあの後どうなったんでしょうか?
もちろんご想像にお任せしますが。
長くなってしまいましたね…7000字近くございます………ごめんなせぇ…
薬漬けええよねっていう私の癖のせいですかね…お気になさらず()
ではまた明日
コメント
12件
え、結婚してくれません?(( 朝の味噌汁代わりに書いてくれません?あの、もう、ほんっと好き
美味い美味すぎるッッッッッッッ
主様と性癖が合いすぎて前世会ったことあるかなって思ってる所存です😭🙇🏻♀️キモくてごめんなさい、ほんと神作ありがとうございましたぁ!!!👊🏼💗