私達は仲良し3人組だった、何をするにも一緒にいた。私は、るいのことが好きだった。でも、るいとしろは私がしろのことが好きだと勘違いしたらしい。誰にも好きな人は打ち明けていない。どんなに否定しても2人は冷めた目で私を見つめる。その次の日からいじめが始まった。最初は無視されるや、物を隠されると軽いものだった。いつかは終わって、また3人で仲良くできると思っていた。でも、いじめは次第にエスカレートしていった。机に書かれたタヒねという文字。常に投げかけられる暴言。私の心は限界に達していた。その夜、飛び降りようと静かに家の外に出た。屋上に続く階段を歩いていると、思い出が蘇る。涙が流れた…どうしてこんなことに。体に強い衝撃が入った。薄れゆく意識の中で確かにるいの声を聞いた。
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あいらぶ