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9月1日
この日は1年で1番自×者が多い日
attention
病み×自殺願望を含む作品となります。
苦手な方は閉じていただくことをおすすめします。
iris
桃→主人公
ないふメイン
🐥⸒⸒ 赤
🦊 水
🐰 紫
🐶 桃
🐱 青
🦁 黄
今日も疲れた
配信をすれば応援してくれるリスナーさんもいるが心無い残酷な言葉を残していく人もいる。
『まじで邪魔だよな』
『迷惑だから喋んな』
『身バレして辞めればいいのに 』
『抜けろ』
こんなことは日常茶飯事。
いれいすを立ち上げていく時に既に、アンチは着いてくると覚悟はしていた。
でも今日は違った
『9月1日は1年で1番自殺が多い日ですよ』
『だから、タヒねばいいんじゃないですか?』
『みんな嫌いだから喜ばれますよ?笑』
『今までありがとうございました』
…そっか、1年で1番自殺が多い日。
なら、俺もタヒんでもいいよね?
だって俺は…いれいすリーダーの前に
“普通の一般人”だから。
だから俺はもう決めたよ、お前らのおかげで。
いれいす@ないこ
皆さん、今までありがとうございました。
ないこは本日でいれいすを抜けます。
突然の報告となりすみません。
どうか、いれいす並びにVOISINGを応援してくださっているみなさんが幸せな日々を過ごせますように。
最後に俺を推してくれてたみんな、本当にありがとう。大好きだったよ
…行こう。9月1日が終わる前に。
Ifside
俺は見てびっくりした。
メンバーとしてみんなのXのツイートは全部見れるよう通知を入れていて、ないこのツイートが上がったんだ。
またいつものように垢間違えかと思ったら、内容はそんな軽いものじゃなかった。
🐱「なに、言っとるんや、?俺なんも聞いてへんで、?」
🐱「ドッキリ…だよな、?」
ドッキリであってくれと悩んでいた時
ープルルル
電話が鳴ったんだ。相手はアニキである悠佑
🐱「もしもし?」
🦁「まろ?今大丈夫やった?」
🐱「大丈夫やで」
🦁「ないこの、見た?」
🐱「あにきも知らんかったん?」
🦁「てことはまろもか。」
🦁「さっきな子供組に連絡入れたんやけどみ んな知らんくて」
🐱「ならドッキリの可能性は低い…のか?」
🦁「それが分からんのや」
🦁「でもさっき、気になるの見つけてな」
🦁「9月1日って、自殺者が1番多い日なんやって。でさ、最近ないこのアンチ過激になってきとるなって感じてて…」
🐱「まさか……いや、、ないこが、、?」
🦁「有り得なくはないんよ…」
🦁「アンチが今日のことを教えてないこがそういう考えになったっておかしくない…」
🦁「ないこはいつも…1人で抱え込むから、」
🐱「わかった。俺とりあえずないこに連絡入れてみる」
🐱「だから、手遅れになる前にあにきたちは先に探すだけ探してて欲しい…」
🦁「わかった。まろ、頼んだで」
そう言って、電話は切れた。
…とにかくないこにほんとに自殺願望があるなら今すぐにでも止めにいかないと。
でも、俺にないこをほんとに助けられるん?
ないこが頑張ってきたことはよく分かってる
企画を作って
進行して
準備して
発表して
その全てにアンチが着いていたとしたら?
俺が気づかないだけでもっと多くのアンチを見てきて、苦しんでいるかもしれない
自分が準備してきたものを全て否定されて苦しかったのかもしれない。
かと言って俺にはもう、ないこを見捨てるなんて選択はなかったんだ。
あの日から。ないこが俺をいれいすに誘って、俺がいれいすに入った日から。
だから俺が今する行動は一つだけ。
ないこに電話をかけること
ープルルル
🐶「はい」
🐱「ないこ!今どこにおるんや?」
🐶「なんで言わなきゃいけないの?」
🐱「え、?」
🐶「まろには関係ないでしょ?」
🐶「俺もう疲れたから。」
🐶「まろになんて、俺の痛みなんか分かるわけない」
🐱「ないこ、お願い。自殺なんてしないで」
🐱「馬鹿な真似はやめてや!」
🐶「なに?こんな時だけ仲間面?」
🐶「もういいよ。俺、そういうの諦めたから。勝手にやっててくれる?」
🐱「ないこ、、?」
🐶「なんで今さらそうやって声掛けてくるわけ?」
🐶「どうせ、俺がアンチについて悩んでること知らなくて、ツイ見て思ったんでしょ!?」
🐶「もう俺がみんなに期待することは何も無い。だからもう関わんないで」
🐱「それは無理や!ないこは俺らにとって大切な仲間やから!」
🐶「はぁ…めんどくさ、」
🐱「ないこ、ないこおねgー」
ーツーツーツー
ないこ、、なんでまともに話すら…
今までこんなことなかったんに…
いや、違う。
ないこはずっと頑張ってくれてた。
俺らを助けてくれてたんに…
相談に乗ってくれて
泣きたい時泣かせてくれて
いつでも連絡したら来てくれて
いつも、いつも俺らを優しく包み込んでくれた
きっとないこはずっと助けを求めてたんだ。
俺らに
ープルルル
🐱「もしもし」
🦁「まろ!ないこに連絡ついた?」
🐱「連絡はついた…でも、まろ止められなかった」
🐱「助けてあげれんかった…」
🦁「どこにいるかは分かるか?周りの音とか聞こえた?」
🐱「…どこにいるのかはわからな、、あ」
🦁「なにかあったんか?」
🐱「水…水の音がした…」
🐱「東京で水の音がするところは限られてる!でも噴水の音ではなかったから多分海」
🦁「わかった、海な。」
🐱「多分やけど、、」
🦁「行ってみるから、まろも海見てくれ!」
🐱「わかった」
ーツーツーツー
はやく、はやくないこの所へ。
ないこを助けないと
ないこside
まろから連絡があった。
どうやらツイを見て心配してくれているらしい
だけどもう、遅いよ。
もう俺は死ぬために移動しているのだから
こんな俺は残酷だとか言う人居るかもしれない。でも、残酷なのはメンバーとアンチだよ。
メンバーは、苦しいとか悩んでる時俺はずっと相談に乗って解決策を考えたりしてきた。
でも俺の時はどうだ?みんな、俺のことも考えず騒いで、楽しんで。誰一人として俺のことを見ようともしてくれなかった。
🐶「…なんでこんなに期待してたんだろ笑」
🐶「たかがただの他人なのに…笑」
🐶「期待してた俺、本当に馬鹿だなぁ、笑」
さぁ、目的の場所にはついた。
海からある程度高さがある堤防。
東京はほとんど開発されてて崖というところがないから、ここにした。
すぐ、死ぬのは勿体ないな
東京にしては珍しく星がよく 見える場所だ。
1曲歌ってからでもいいよね
曲は何がいいかな…
ふと頭によぎったのは《あの夏が飽和する》
有名な病みソングの代表格とも言えるこの曲。
🐶「俺も逃げてるから、この中の主人公たちと一緒だな…笑」
〜そして僕らは逃げ出した〜
〜この狭い狭いこの世界から〜♫
〜君は何も悪くないよ〜
〜君は何も悪くないから〜
〜もういいよ、投げ出してしまおう〜
〜そう言って欲しかったのだろうなぁ〜♫
さて、もうそろそろ日付が変わるかな、
🐶「ないことしての、最後の時間」
🐶「綺麗な夜空見れて良かった…」
Ifside
🐱「はぁ、はぁっ…」
どれだけの時間、海辺を探して走っただろう
普段ならとっくに限界!と歩いているところだが、今はそういう訳にはいかない
はやく見つけないとないこが居なくなってしまうんに…
もっと、もっとはやく動け俺の足
〜ーーーよ、ーーくないーら〜
〜もういいーーーだしてーーおう〜
〜そう言って欲しかったのだろう、なぁ〜♫
🐱「ないこ!?」
海を見ると、堤防に座って夜空を見上げながら歌っているないこがいた。
あにき
ないこ見つかったで。𓏸𓏸の堤防。
子供組連れて一緒にきて
ないこを助けるために俺は一足先にないこの元に行くで。
🐱「ないこ」
ないこside
🐱「ないこ」
🐶「!?」
歌い終わって余韻に浸っていたら急に後ろから声が聞こえた
🐶「…なんで、ここにいるの?」
🐶「なんで、見つけちゃったの?」
🐶「そんなに俺を傷つけたい訳?」
🐶「なんで…なんでよ!!」
🐶「もう楽にさせてよ…。疲れたんだよ、」
🐱「ないこ、ごめん。」
🐶「…へ、?」
🐱「今更遅いかもしれん。ないこがずっと苦しんでるのちゃんと気づけんくてごめん」
🐱「アンチがいっぱい来てること、ずっと知ってた。でも心のどこかでないこは…ないこなら、って思ってた。」
🐱「ないこは、、1人で溜め込むっての分かってたのに…ほんま、ごめん。」
🐶「つまり、俺にどうして欲しいの?」
🐱「それはっ!生きて欲しい」
🐱「ないこは俺を…俺らを助けてくれた大切な人やから。」
🐶「でも、みんなはそんな俺を助けてくれなかったじゃん…」
🐶「ずっと、ずっと見ないふりして、」
🐱「ごめん」
🐶「ずっと、待ってたんだよ!?」
🐱「うん。ごめん」
🐱「でもおれ、ないこには生きてて欲しい」
🐶「なんで…そこまで、グス」
🐱「それは、ないこが大好きやから」
🐶「俺が……だいす、き、?ポロ 」
🐱「そう。大好きなんよ、みんな。 」
🐱「だから、ないこには生きてて欲しい」
🐱「もちろん今までないこがずーっと頑張ってきたことも知っとる」
🐱「だから…休んでもええからもう少しだけ俺らと頑張ってみませんか、?」
🐶「まろ、、ポロ」
🐱「今までないこにしてもらったこと、今度は俺がないこに返したい。」
🐱「今までありがとう、って。これからもよろしくな、って。」
🐱「だから、これからも俺らと一緒に生きて欲しいです!」
🐶「そんなん言われたらもう、死ねないじゃん、ポロポロ」
🐱「!てことはないこ、」
🐶「俺の事、ちゃんと見てくれる?」
🐶「俺のこと、ちゃんと助けてくれる?」
🐱「うん。ちゃんと見るし助けるで」
🐱「だからないこも、辛いことがあったら俺らにちゃんと言って欲しい」
🐱「だから、もう一度だけ俺らにチャンスをくれませんか?」
🐶「うあぁぁぁぁぁあ(泣)」
🐱「ないこっ!ギュ」
🦁「まろっ!!」
🐥⸒⸒「ないくんっ!!ポロ」
🦊「ないちゃっ!!ポロ」
🐰「良かった…ポロ」
🐶「みん…な…ポロ」
🐶「ごめん…ごめんなさいっ、ポロ」
🐥「…ばかっ!!!ギュ」
🐶「ぁ、ぇ、、?」
🐥「ばかばか!!なんで、死のうとしてんのさ……怖かった、、」
🐶「…ごめん、」
🦁「ないこ、俺らそんなに頼りなかった?」
🐶「ちがっ、!」
🦁「なら、今度はこうなる前に相談してな」
🦁「ほんま…ないこが生きてて良かった、ポロ」
🦊「ないちゃぁぁん!!ほんとに、良かった…ポロ」
🐰「生きててくれて、ありがとポロポロ」
🐶「みんな…心配かけてごめんなさい、ポロ」
🐱「ないこ、みんな心配してここに来てくれとる」
🐱「大丈夫、ないこは1人やないからな。」
🐥「そうだよ!!」
🐰「相談してくれてええんやから! 」
🦊「みーんな、ないちゃんの味方だよ」
🐶「みんな、ありがと…ポロポロ」
🐶「みんなが居てくれてほんとに良かった…ギュ」
🐱「もう、1人にしないからな。㌧㌧」
🐶「ん………zzZ」
本当にみんなが居てくれて良かった。
だから、本当に心配かけてごめんなさい。
俺は、いくらアンチが酷くてもメンバーさえ居てくれればそれで良かった
俺を助けてくれて、生かしてくれてありがとう
これからも迷惑かけると思うけど、よろしくお願いします。
あとがき
どうだったでしょうか?
初めてこういうやつ?書いたんだけどw
まぁ、とにかくこれ読んでくれた子には死んで欲しくはないです!
でも、この世の中辛いことなんて数え切れないくらい起きてて、死にたいなって思う人も数多くいる。
だから、死ぬなとは言いません!
ただ、もうちょっと生きてみませんか?って言いたいです!
もし、限界だと思ってる方がいるのなら最後に良い思い出を思い出してください。
嫌な気分で死ぬより、いい気分で死にたいとりあは思うからです。
この物語が皆さんにどう響くかは分からない。
だけど、少しでも前向きな気持ちになれたなら嬉しいです。
寝る前、寝起きで爆速で書いてたからストーリー的に変なところあるかもしれないけどそこはごめんなさい!
全5249文字、読んでくれてありがとう。
ではまたどこかで!
コメント
7件
9月1日…、9月が多いのは知っていたけど今日なんですね、すごく心に刺さりました、! 感動すぎて、心がいっばいです😭😭︎💕︎ …こ、コメントずっとしてなかったんですけどこっそりみてました()なんでこんな天才のような神の方にフォローされてるのか分からないんですけどありがとうございます() 次からコメントしまくります、!
うまぁ…あれ?目から滝が😭