コメント
17件
初コメ失礼します🙇♀️ めちゃくちゃ最高です!ハッピーエンドみたいな〜!
ハピエンがいいです
コメント失礼します!!ハピエンがいいです!次の話を楽しみにしています!
ども!!!
文化祭を無事に終えた者です!!!!(?
⚠︎注意⚠︎
⚠︎BL・中太⚠︎
・学スト(15歳)
・中也(生徒)× 太宰(生徒)
!⚠︎ちゅやんが嘘告してだざと交際する設定⚠︎!
⚠︎一部、話が進むにつれ病気表現有り(?)⚠︎
⚠︎伽羅崩壊注意⚠︎
⚠︎伽羅崩壊注意⚠︎
⚠︎誤字・脱字の可能性有⚠︎
⚠︎投稿激遅(多分)⚠︎
⚠︎文章力↓⚠︎
太宰くんの性格が真反対で進みます。()
中也は逆にちょっと、性格悪いかも。
ではどぞ!!!!
太「… 嘘…?」
男が云い放った発言に、太宰は固まった。
今何が起こっているのか理解が追いつかない様な顔をして、目を見開く。
俺も其の言葉を聞いた瞬間、躰全身に衝撃を与えられた。
太宰に知られてしまったという焦燥感。
ずっと自分の口から云えずに他人からの間接的な告白によって、
騙していた事への罪悪感と、早く判断が出来なかった自分への嫌悪感。
そんな入り混じる感情の中太宰に目をやった刻、
まるで心臓を握り潰されているかの様に、強く胸を締めつけられた。
「あれ、未だ云ってなかった感じ?」
「中也ー、もういいから早く話聞かせてよー」
「そうだぜ中也~!」
「之でいい暇潰しになった訳だし、」
「包み隠さねぇで、あの太宰と付き合った感想聞かせて呉れよ?」
唖然とする俺と太宰を差し置いて、軽々と会話を弾ませる。
笑い声を挙げる此奴等とは対照的に、説明が欲しいと俺に視線を送る太宰。
其の大きく綺麗な目をしたものは、更に俺を追い詰めていく。
思わず目を逸らしたくなってしまう。
そして、抗議するかの様に話し出したのは太宰だった。
太「… 嘘って、如何いうこと…?」
中「太宰、此奴等の話は聞くな」
「はっ笑」
「未だ判んねぇの?」
「中也は陰に居るお前の事なんか、之っぽっちも気にしちゃいなかったって事だ」
「全部嘘なんだよ」
太「… 全部…?」
何もかもが唯の言葉だった事を知った瞬間、中也を見る事が出来なくなった。
今までの中也と過ごした時間全てが、偽物だったという事を知って。
「え、まさかとは思うけど」
「中也の告白本気にしてたん?」
太「… 」
何も云えなかった。
あの日に初めて云われた言葉も、
一緒に帰りながら話した時間も、
笑ってる方が好きだって云って呉れた優しさも、
頭を撫でて呉れた暖かさも、
僕の事を心配して寄り添って呉れた安心感も、
全てが嬉しかったから。
初めて触れた感じた事の無い暖かさが、如何しても嘘だとは思えなかった。
中也に触れて貰えた刻顔がずっと熱くて、心臓が煩かった。
何もかもが本当に中也を好きになったから、起こった事なんだって知った。
でも、全部
嘘だった
中「だざ… 」
中「…っ!」
中也が僕に嘘しか云っていなかった事が、
僕を好きでも何でもなかった事が、
胸に穴が空いたみたいに凄く悲しくて、視界が涙で大きく歪んだ。
全部嘘だったという事を其奴が告げると、太宰は黙ってしまった。
俺は太宰が今どんな気持ちでいるのかを重く捉えられていなかった為か、
太宰の名前を安易に呼んでは、顔色を伺う。
然し、俺は其の刻に一瞬で自分の言動に後悔した。
太宰が静かに泣いていたから。
「え?なに泣いてんの!?笑」
「太宰捃、本気で中也が好きだったの?」
「まじかよ!笑」
涙を流す事しか出来ない太宰を嘲笑い、歓喜に染まった表情と声で太宰に迫る。
見る見るうちに目に浮かぶ水は更に大きな粒となり、頬を伝って落ちていく。
太宰の顔は段々と形を崩していき、啜り泣く音が聞こえ始めた。
「何か女みたいな反応するな?」
「そんなに嘘だった事がショックだったのかよ?」
中「… おい、もういいだろ、」
中「手前等は何処か行けよ」
此奴は人に敏感なんだ。
そんな風に太宰を笑うな。
漫画に出てくる様な有りがちな台詞だが、之が今の俺の本心だ。
腹が立って仕方がない。泣いてる奴を囲って、寄ってたかって笑ってんじゃねぇよ。
俺が太宰を騙していたのにこんな事思うのは矛盾しかないが、
今此の場に居る奴の中で一番、太宰を知っているのは俺だ。
其れ以上何かしたら、もう消える事のない傷が出来てしまう事くらい判る。
「判ったよ、ったく今日の中也はノリ悪いなぁ、」
「… そういえば、お前の其の包帯何なんだよ?」
泣いている太宰を他所に、顔や躰の肌を巻いて隠している包帯に話題を振った。
其れを聞いた太宰は一瞬肩をビクッと跳ねらせる。
俺は嫌な予感を感じた為、其奴の元へと近付いた。
然し、其の男は直ぐ様太宰の右目に巻かれている包帯を外そうと、太宰に掴みかかった。
左手首を思い切り握り、頭にある包帯を目掛けてむしり取る勢いで髪を掴んでは、
正体を表した包帯に手をやる。
突然の事に太宰は小さく悲鳴を上げる事しか出来ず、
涙を流した侭瞼を強く瞑り、必死に抵抗していた。
俺は其奴に辞めさせる様両脇に腕を通して、太宰から離れろと大声で促す。
それでも其奴は辞めなかった。
何としてでも太宰の包帯を暴こうとヤッケになっている。
「毎日同じ格好で来やがって!」
「全身傷だらけなのかよ!!」
太「痛”いっ…!」
太「離して…っ!」
中「いい加減にしろよ手前ッ!!」
中「太宰を離せ!!」
それでも尚、一向に動きを止める気配がしない。
瞬間、包帯が上手く外れない事に怒りを感じたのか、
掴んでいる太宰の左手首を更に強く握った。
太宰は其れに耐えられなかったのか、其奴の左腕に爪を立てて其の侭スライドさせた。
「い”ッてぇな糞が…!!!」
太「っ…!」
太「ぃッ”、ぁ… ッ…」
中「な… っ」
そして、其奴も又緩くなった包帯に指を絡めた侭、
太宰の右頬に力強く爪を立て、頬から顎へと重力に従う様に力強く引っ掻いた。
痛みに悶えた太宰は頬を抑え、顔を俯かせる。
其の刻、巻かれていた包帯は頭からはらっと床に落ちた。
と同時に、太宰は少し拍を置いてから顔をゆっくりと上げる。
其処には、漸く素顔を見せた太宰の整った顔と、
右頬から滴る、赤色をした液体が静かに音を立てて流れ続けていた。
俺は思わず目を見開く。
怪我をしてしまった。
中「太宰…っ!!」
咄嗟に名前を呼ぶ。
血が出ている。止血しなくては。早く病院に。
其れしか考えられなかった。
太宰の病気のこともあった為、至急に治療しなければと思考する。
だが、太宰は怪我をした事については無関心に見えた。
唯下を見て、先程までの様に泣いていただけだった。
其の姿に呆気に取られていると、太宰は其の場から駆け出してしまう。
出遅れた俺は、太宰を追うように走り出した。
僕は家まで一直線に走り続けた。
肺が凄く苦しくて、気を抜いたら酸素を求めようとする余り、
呼吸の仕方を忘れてしまうのではないかと思うくらい、只管に走り続けた。
走って、家の近くまで来て、家が見えて、
玄関の扉を開けて、閉めて、其の侭鍵をかけた。
中也達のいる場所から離れられて、心の底から安堵する。
其の所為か、脚の力が一気に抜けてしまって、背を扉に向けた侭坐り込む。
何時まで経っても乱れた侭の呼吸は、はぁはぁと目立つ音を立てていた。
すると、物音を聞いて駆け付けた森さんが僕の存在に気付いた様で、慌てて僕に駆け寄る。
森「太宰捃!大丈夫かい!?」
顔に汗を滲ませながら、心配して声を掛けてくれている其の姿に、
僕は嬉しさと哀しさで胸がいっぱいになる。
又先刻みたいにボロボロと涙が出てきて、止まる事はなかった。
暫く経って森さんに怪我の治療をしてもらい、
気分が落ち着いた頃、森さんに何があったのかを聞かれた。
何故泣いていたのか。
何故怪我をして帰ってきたのか。
誰に何をされたのか。
始終ずっと険しい顔をしながら、疑問を投げ掛けてきては静かに聞いていた。
実は中也と付き合っていた事。
其れが嘘の告白からだった事。
クラスの人と揉み合って、怪我をしてしまった事。
相手にも怪我を負わせてしまった事。
今までにあった事を、全て正直に話した。
森「… 気持ちの整理がつくまで、家でゆっくりしていなさい、」
気を遣わせてしまった罪悪感と、申し訳ない気持ちで泣きたくなるのを堪える。
其の間もずっと顔を俯かせていた僕の様子を見て、森さんはそっと優しく頭を撫でて呉れた。
其の動作で、以前中也が僕の頭を撫でてくれた事を思い出してしまう。
堪えていた涙が更に溢れてきてしまいそうになる。
それでも森さんは、黙った侭撫でていた手を後頭部へ移動させて、
其の侭抱擁する形で僕の頭を胸元へと納めた。
太「…!」
森「… 偶には、親の前で泣く事も大事だよ、」
森「太宰捃の様な子は特にね、」
太「…っ、」
僕は堪らなくなって、
今日何度目かも判らない涙を流しながら、森さんを強く抱き締めた。
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勢いでかいたから大分適当だけどごめんねぇ🥺(
このあと!!
バッドエンドかハピエンか何方かを💬に書いておくんなまし!!!
では!!!!👋