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episode.7 「再び通知がなった」

テーマ:「再開」・「希望の光」

start


一週間が過ぎた。

毎日アプリを開いては、何も変わらない画面を見て閉じる。

もう慣れたはずだった。


そんな夜、通知音が鳴った。

心臓が跳ねる。


DMの送り主は一「ゆあん。」


思わず息を止めた。

新しいアカウントだった。

アイコンは同じ猫の写真。


『アカウント消してごめん。少し疲れてたんだ』


その一文を読んだ瞬間、涙が止まらなかった。

やっと、帰ってきた。

でも、“疲れてた”の意味が胸に刺さる。


私は震える指で返した。

『おかえり』


画面に光るその四文字は、あの日より少し淡い。

けれど、心は確かに、またあの春に戻っていた。

既読の向こうで咲いた''恋''

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コメント

1

ユーザー

🖐🏻✌🏻(7️⃣)話完読ありがとうございます!今日の投稿が遅くなりすみません💦🙇‍♀️ですが、見てくれただけでとても嬉しいです🥹💕

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