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今回で第4話!!それではどうぞー!!
✦︎注意書き
︎︎✦︎原作ガン無視スタイルなので、原作終了後の世界線になります。
︎✦︎黒の組織解体してあります。
︎✦︎最終的は降谷さん予定ですや。たどり着いたらいいな…
︎✦︎妄想の詰め合わせ
︎✦︎受け入れてくれる優しいお方はスクロールをお願いします。
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「え、っと〜…つまり、降谷さんと一緒に暮らすってことで間違いないですか…?」
「あぁ、そういうことになる。」
「そして名前もこちらで決めてある」
「あ、そうっすか……」
いつのまに用意したのか、ぺらりと見せられた一枚の書類には名前と生年月日、設定された生い立ちに通う予定の小学校の情報まで。さらに追加でカードまで。
「一応言っておくが全て本物で偽造ではない」
「……降谷さんって、ほんとに警察ですか?政府の方とかなんじゃ……」
「ちゃんと警察だよ。……ちょっと言えないとこに所属しているだけだ」
「ひぇ……ていうかここに書いてある安室透って誰ですか、降谷さんのお宅にお世話になるんですよね、私」
「僕だよ」
「ん?」
「僕の偽名だ。昔潜入捜査の時に作ったもので、今も使っている」
「……警察の、ちょっと言えないとこで、潜入捜査やってるって…なんかカッコいいですね」
キラキラの目で見つめる私を降谷さんは呆れた顔でこちらを見つめていた。
「まぁとりあえず、他人がいる場では口を滑らせないよう気をつけてくれ」
ど、どっちの……?とは聞けなかった。
先程見せてもらった警察手帳にも書かれていたのだろうが、写真と階級にしか目が行かなかったからさっぱり覚えていない。
だがしかし、戸籍をいじれるほどの権力を持った公安なんて、消去法で警察庁の方だろう。
私が専門学校を卒業して十年厨房で駆けずり回っている間に、同級生は雲の上の存在に……いや、学生の頃から雲の上に近いところには居たけれど。
それでもまだ、期末テストの時わからない問題を聞きに行くことくらいはできていた。
今では、ねぇこれどうやって解いた?なんて聞けそうにもない……ちょい怖なので。
「さて、それでは……これからよろしくね、しののめ れいかちゃん。」
「……誰ですかそれ。」
「君の第二の名前さ。」
テーブルに両肘を立てて指先を組み、その上にこてん、と一度見たら忘れられない絶世の美青年の御尊顔が乗っている。
艶やかな瞳がゆるりと細められたまぶたからこちらを覗いている。窓から差し込む陽の光で、青灰色がいつもより明るく見える。
勿忘草のような優しい色。
口元はアルカイックのような、笑っているようでいないようなバランスで。
「……天涯孤独の幼女に向ける顔じゃないと思いますよ、透お兄さん」
やたらと大人の色気を振り撒く彼────安室透という男にそう忠告すれば、お気に召したのか、ふっといつもの降谷さんが戻ってくる。
「透お兄さん…か。そう言えば中高演劇部だったか、大丈夫そうで安心したよ」
その言葉を聞いて苦笑いをする私
ジャブ感覚で黒歴史をほじくり返さないでいただきたい。
そう私は中学校でも高校でも演劇部に入っており、エースを任されていたのである。1か月前ぐらいにビデオを見返してみたがなかなかの黒歴史だった…
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今回は短いですがここで区切って
ややこしくなる前に設定を書いときます!
橘 雛《たちばな ひな》
この度新しく東雲 澪華《しののめ れいか》という戸籍を得た
同級生とルームシェアか……女児の下着とか降谷さんの服と一緒に洗濯しなきゃいけないのかな……と憂鬱
降谷 零
このたび同級生を匿うことになった
業務と同時進行で護衛できるのは君だけだ、頑張れ降谷さん
夢主を発見したのはマジの偶然、一本道の裏路地、なーんか悪いことに使われてそうな……と思って様子見しようとしたら既に被害者が転がっていた