?? 「…此処が忍術学園…今すぐ会いに行くよ…」
?? 「___”黒華”」
此処は、忍術学園、今日も今日とで見回りをする黒華。傷が治ってなんとか仕事に復帰出来た
黒華 「…異常無しっと…暫く休んでたけど特になくて良かった…」
だが、黒華はふと、自分が”弱くなってる”事に気付いた。前まではあの時の様にはならなかったと…このままでは守れないと悟ったのかもう一度鍛え直そうと最近は鍛え直してる。しかし、さっきから何故か酷く”胸騒ぎ”を感じていた…恐らく自分の気の所為だろうと自分に言いかせていたがやはり何か起こると悟った
黒華 「…嫌な予感がするな…」
?? 「本当に此処に居たんだね」
黒華 「!?(汗)」(距離を取る)
すると突然背後に、天笠を被った侍の様な格好をした男が居て、思わず距離を取る。しかし…男は気にせず近寄り腰を掴んで抱き寄せる
?? 「会いたかったよ…愛しい黒華♪」
黒華 「ッ…!お前まさか…!?(汗)」
留三郎 「黒華さんに触るなこの曲者ー!!」(鉄双節棍を振り回す)
?? 「!」(避けた)
黒華 「!留三郎!それに…皆!!」
伊作 「大丈夫ですか黒華さん!(汗)」
黒華 「あ…嗚呼!(汗)」
間一髪の所を六年生達に助けられて、なんとか抜け出せた。しかし、男はゆっくりをこちらを見つめながらニヤリと笑う
?? 「おいおい。いきなり攻撃してくるなんて酷いじゃないか」
文次郎 「黙れ曲者!!」
小平太 「それ以上黒華さんには指一本触れさせないぞ!!」
黒華 「……からかうのもそれぐらいにしろ…”蔵馬”」
仙蔵 「蔵馬?」
蔵馬 「初めまして…俺は”夕暮蔵馬”。黒華とはかつて共に過ごしてきた元”忍び仲間”だ」
全員 「え?…えぇぇぇ!!?(汗)」
黒華 「…今更何し来た?」
蔵馬 「会いに来たに決まってるじゃ〜ん。相変わらず細くて可愛いなぁ〜♪」
黒華 「うるせぇ」
伊作 「えっと…蔵馬さんって…(汗)」
黒華「コイツは俺と同じぐらいの実力で、特に剣術は他の剣豪よりも”遥か上の存在”…」
仙蔵 「黒華さんと同じ!?(汗)」
黒華 「ただし、コイツは変態だ」
六年生達 「…え?(汗)」(ドン引き)
蔵馬 「誤解を生む様な言い方はするな!(汗)…まぁ本題に戻るとして…黒華、もう一度”俺達の所へ戻って来い”」
六年生達 「!?」
蔵馬 「俺達の活躍で国に平和は戻った…だが、お前が居なくなってからはとても退屈で仕方ない…俺だけではない…他の奴らもそうだ。もう一度言う…俺達の元へ来い、そして再び交わろう」
黒華 「……悪いが俺は国から”追放された身”だ。今更戻る気もない…それに俺達の戦はもう終わったのだ」
蔵馬 「!…変わってしまったな…黒華。かつてのお前はそんな人間ではなかった!なのに…何故!!」
黒華 「…何時までも過去に囚われてるんだよ!それに……”また仲間を失ってもか?”」
蔵馬 「ッ…!」
黒華 「兎に角だ蔵馬。俺はもう二度と忍びには戻らない」
蔵馬 「そうか…ならば…!抜け忍となったお前を…”始末”する!!」(刀を抜く)
黒華 「!」
文次郎 「!彼奴…!」
長次 「もそ…!」
留三郎 「こうなれば…俺達と勝負だ!」
小平太 「いけいけどんどーん!!」
黒華 「!よせお前ら!そいつは…!」
蔵馬 「忍たまごときが勝てるとでも…?」
仙蔵 「やってみないと分からないだろ?」
蔵馬 「ふーん…まぁそれが何時まで持てるかな…?」 (素早く近付く)
六年生達 「!……?」
伊作 「あれ…なんともない…?」
速すぎてよく分からなかったが、斬られた感覚がなく。ただ通り過ぎただけで、何が起きたのか全く予想出来ていない六年生達。そして蔵馬はゆっくりと口を開く
蔵馬 「…1つ言っておく…俺の剣術は誰よりも素早く、音もなく、目にも留まらぬ早さで相手を切り裂く。そう…人は俺をこう呼ぶ……」
蔵馬 「___”疾風の鬼神”と…」カチャ(鞘に収める)
六年生達 「!グハッ!?(汗)」
黒華 「!皆!!(汗)」
仙蔵 「ッ…!(汗)」
その瞬間に、とてつもないスピードで全身を斬られてしまい、そのまま倒れ込んでしまう。
乱太郎達 「先輩ー!!(汗)」
すると遠くから乱太郎達が騒ぎを駆けつけてこちらに走って来た。
伊作 「!乱太郎達!?(汗)」
蔵馬 「…?」
文次郎 「バカタレ!こっちに来るな!危ないぞ!!(汗)」
長次 「もそ…何故此処に…?(汗)」
きり丸 「なんか騒がしくて見に来たら…!(汗)」
しんべヱ 「すぐに先生を…!!(汗)」
蔵馬 「子供か…あんまやりたくないけど…」(刀を突き出す)
乱太郎 「ひっ…!?(汗)」
黒華 「!!」
伊作 「!やめろー!!(汗)」
蔵馬 「何も恨みはないけど…あの世で許してな?坊や達…!」(斬りかかる)
乱太郎達 「うわぁぁ!!?(汗)」
蔵馬 「……!?」
乱太郎達 「ッ……!?(汗)」
六年生達 「なっ…!?(汗)」
目を開けると黒華が目の前に立っていた…しかし、驚くべきは黒華の右腕からなんと大きた鎌の様な刃物が出てきて、それを刀で防いでもいたのだ。
黒華 「……!!」ザシュッ!!(押し返してそのまま斬った)
蔵馬 「グッ…!(汗)」(倒れ込む)
黒華 「……俺を〇すのは勝手だが…”俺の大事なもんに傷を付けるな”💢」
蔵馬 「!はは…俺の負けだ…悪かったな …安心しろ…ちゃんと手加減はしたから…それに”あの人”の教えを守ってるから」
黒華 「!そうだったな…」
乱太郎達 「黒華さーん!!」(抱きつく)
黒華 「!怪我はないか?」
乱太郎達 「はい!」
文次郎 「あの…その腕は…?(汗)」
黒華 「……怖がると思って黙ってたけど…俺は昔戦でちょっとした人助けをした代わりに…”片腕失った”んよね…」
全員 「!!(汗)」
黒華 「まぁ今はこの義手のお陰でなんとかって感じだ…」
伊作 「黒華さん…!」
乱太郎 「…だったら…”私達が黒華さんの片腕になります!!”」
黒華 「!」
しんべヱ 「僕達、少しでも黒華さんの役に立ちたいので!!」
仙蔵 「それに…私達はそんなことで幻滅とかはしませんよ」
小平太 「そうですよ!」
黒華 「皆…!」
きり丸 「まぁ勿論、タダではないですけど♪」
乱太郎 「きりちゃんったら…(汗)」
黒華 「ぷっ…あははw!」
蔵馬 「……あんなに笑った彼奴は久しぶりだ…悪かったな。俺はもう行くから…達者でな…友よ」(歩き出す)
蔵馬はそのまま学園を、去った…去りゆく背中をそのまま見届けて、もう当分は会えないとそう悟った…しかしその件から一週間が経ったある日
黒華 「……って何でまた来た?(汗)」
蔵馬 「いや、此処気に入っちゃって…だから週に一回は遊びに来るからな。よろしくな?」
何故か、忍術学園に遊びに来ることになってしまった…しかし、この時乱太郎達は密かに蔵馬の事を若干苦手意識を持つようになる…
名前 夕暮蔵馬
性別 男
年齢 19歳
好きな〇〇 黒華、激辛料理、酒、刀
嫌いな〇〇 黒華に近寄る奴、甘い物、犬
性格 一件クールに見えがちだが実際はかなり陽気で、ノリがめちゃくちゃ良い。一度スイッチが入るとその性格が一変し、冷静になる。
黒華と共に過ごしてきた元仲間で、幼馴染である。黒華の事が好きで、隙あらばセクハラしようとするヤバい奴。しかし特技の剣術で相手を一斉に瞬殺するという実力を持ち合わせていて、疾風の鬼神と黒夜叉同様に恐れられる程だった…
こんな感じの見た目で、黄色の所は本来はオレンジですがアイコンの都合でこうなりました…(汗)
蔵馬 「たまに出るからよろしくな〜?」
コメント
6件
蔵馬さんかっこいい!✨byヒカル