テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
今日は舘さんの誕生日。
俺の誕生日には2人で過ごす時間をくれて、俺のために尽くしてくれた彼に、今日はお返しも込めてお祝いしないと。
ちょっとしたサプライズを用意して、舘さんを呼び出した。
「舘さん、誕生日おめでとう」
「目黒、ありがとう!」
待ち合わせ場所に車をつけて、サイドシートに乗り込んだ舘さんに薔薇の花束を渡した。
薔薇の本数は12本。
それに気付いた舘さんが、耳を真っ赤に染めた。
「目黒…、これ、ダズンローズ……」
「んふっ♡俺もいろいろ調べてね、その本数にした」
「もう…」
頬まで赤く染まっちゃった…
可愛い♡
「好きだよ、涼太」
耳元で囁いて、ちゅと音を立て軽くキスをすると、
「……ありがとう」
真っ赤な顔で、頬にキスを返された。
「どこ行くの?」
「夜桜見に行こうかなって」
「お!もう咲いてる?桜」
「うん。満開じゃないけど、咲いてるとこあって。人気も少ないし…どう?」
「いいね!楽しみ」
嬉しそうに顔を綻ばせる舘さんを横目で確認して、俺の口許も綻んだ。
少し山手を登ったところにある小さな公園。
遊具などはなく、ベンチが置いてあるだけのそこに桜の木が数本立っている。
夕暮れになるとひっそりとしていて、都心の喧騒を静かに見下ろせた。
「こんな所があったんだ…」
「うん。たまたま見つけたんだよ。ライトアップとかはないけど、いい感じじゃない?」
車から降りて、小高い公園のベンチから夜景をバックに咲き始めた桜を見上げた。
「4分咲きってとこ?」
「だね」
そっと枝に手を添えて、淡い桜の花を見入る舘さんがあまりにも美しく幻想的で、景色も花もそっちのけで見惚れていた。
「目黒、写真…撮ろうよ」
「え?」
普段出かけることがないのもあって、2人で写真を撮ることがなかった。
俺が勝手に撮った舘さんの写真はあっても、プライベートで2人で写った写真はない。
「この辺でどう?」
手招きされて、カメラモードに切り替えながら舘さんの隣に並んだ。
インカメで桜と夜景、2人が収まるように移動すると、シャッターボタンを連打した。
「撮りすぎ笑」
「いい写真残したいじゃない」
ポーズを変えたり、角度を変えたりしながら、何枚も収めていく。
「なんか、めちゃくちゃ恋人って感じ」
「恋人でしょ笑」
「そうなんだけどさ」
自然と溢れた笑みの瞬間も逃さなかった。
「いい写真撮れたかも」
「そうだね」
ふわっと笑った舘さんがすごく綺麗で、それも逃さずシャッターを押した。
「舘さん」
「ん?」
こっちを向いた舘さんを引き寄せてキスをした。その瞬間ももちろんカメラに収める。
「ちょっ!目黒、今のだめ!」
「ふふっ♡いい写真撮れたっぽい♡」
スマホを取り上げようとする舘さんをぎゅっと抱きしめて、今度は唇を堪能するように深く口付けた。
「ん…、んん」
このシチュエーションでこんなキスしたら、気持ちが盛り上がってしまう。
人気がないのをいいことに、濃厚なキスを繰り返した。
「んっ、…ん、んむ」
「可愛い…、舘さん」
「目黒…、だめだって、こんなところで…」
頬を桜色に染めて、俯いてしまった舘さんを抱きしめる。
「今日は帰さないつもりなんで…、いいよね?」
「…うん」
腕の中で小さく頷いた舘さんの熱は、密着した俺の体にもその熱を伝える。
まだまだ肌寒いこの時期に、2人の間だけは心地よい温かさが広がった。
懸命に咲く桜も、燃え上がるような夜景も、もう視界には入ってこない。
ただただ愛しい人の姿を映して、瞳をそっと閉じた。
思うように更新できなくて…
とりあえず今週?今月?いっぱいだて誕祭続けます笑
インライで、(多分)私のコメ読んでもらえて昇天してた(召)
そして突然ぶっ込まれためめだてエピに尚昇天!!
尊すぎて天を仰いだわ。まじありがとう!!
舘様お誕生日おめでとうございます!!あなたに会えて本当に今私は幸せです!!
コメント
2件

舘様生誕祭バンザイ‼️🙌🏻🙌🏻めめだてをしばらく書いて頂けると聞いて尊死してしまいそう🙇♀️❤️

サイコーです!