今日は仕事がうまくいかなかった
何回もやらかして沢山迷惑をかけた
消えてしまいたい
今日も、飲むか
ふわふわして何も考えられなくて
救われた気持ちになる
もう俺の頼み綱は薬しかなかった
1回勢いでやってみたら、案外ハマってしまいそれからズブズブと。
ストレスの発散の仕方がわからなくて困っていたのでちょうどいいのかもしれない
リスナーやライバーが見たら失望するだろうな
ごめんなさいなんて誰に向けたかわからない言葉を発しながらエナドリで薬を流し込んだ
何回経験しても喉が気持ち悪い
でもこれさえ耐えれば 耐えれば
楽になれる、解放される
36分後
あ、ちょっと効いてきたかも
胃液が逆流してきて苦しい
けど、気持ちいい
1時間後
もうどれくらいだっただろうか
流石に気持ち悪くて、気持ちよくて
息遣いが荒くなる
「はぁっ゛、う゛」
息がうまくいかない、苦しい、吐きそう
けど気持ちいい
もうわかんない、俺ってなんだっけ
何してるんだっけ
ふと、手首に目が入る
前の傷が消えてる
また新しい傷つけないと
しんどいなぁ
カッター、カッター、どこに置いたっけ
眩暈がすごいので膝立ちのまま手探りでカッターを探す
あ、ここだ
耐えきれず膝立ちのまま
震えた手でカッターを握りしめ、手首に刃を立てる
ジュー
「ぁ゛~♡きもちぃ…♡♡」
血色の悪い手首から、血が流れてくる
その快感がたまらなくて
何度も何度も切る
「ふぅ…はぁ…、」
手当てしなきゃなー、なんてことを考えながらただ己の手首を見つめていた
俺、何してんだろ
ふと 我に帰りそう思う
いい年になっても誰も頼れなくて
何も、話せなくて
俺の人生なんなんだろう
はーー、死にたい
コメント
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このお話もめっちゃ好きです!まじで最高だぁ!!