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えいりあん
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#tgbt
無
77
よくあるお話ですが 、私なりに書いてみたのでよければ読んでみてください➷
knhb . nmmn の単語がわからない方は理解した上閲覧して下さい︎︎⟡
knhb
※ 御本人様には一切関係ありません
. 口調迷子
. nmmn
. 付き合ってます
kn 「 」 hb 『 』
side : hb
今日もいつもと変わらない朝だった
ただ一つ違ったことはお前と過ごす学校生活が今日で最後だということ
昨日 、急にお前から言われた
「 僕さ 、明日引っ越すんだよね 」
たったその一言。
俺は驚いた表情が隠せなかったのに 、奏斗は涼しい顔をして軽く笑っていた
なんで 、なんでもっと早く言ってくれなかったんだ。
もっと早く言ってくれれば奏斗との時間もっと増やして 、もっと楽しいことをしたのに
『 なぁ奏斗 、お前どこに引っ越すん ? 』
自分の表情なんてわからないけど 、多分きっと泣きそうな顔をしているんだろうな
そんなことを思っていると
「 … すっごい遠く 」
と 、それだけ
詳しくは教えてくれなかったし 、俺も深くは追及しなかった
———
教室。
今は少し肌寒い季節
みんなが文化祭の片付けで騒がしくしている
そう 、昨日は丁度文化祭当日だったのだ
楽しかったのに彼奴の一言で俺の心境が変わった
「 雲雀ぃ〜 ? 」
『 ん ? 』
「 なんか 、浮かない顔してるね 」
『 … お前のせいやろ 』
と 、奏斗に罪悪感を持たせないように軽く笑いながら呟いた
1時間目から4時間目までが終わり 、昼休みになった
お弁当を食べる時間だ
「 ひば〜 ! ! 」
元気よくクラス中のみんなに聞こえる声で俺の名前を呼ぶ奏斗。
お弁当を片手に持ち俺の机まで来て机に片手をつく
「 お弁当 、食べよ ? 」
『 おん 、いいよ 』
お互いお弁当やら購買で買ったものやらを向き合って食べる
少し時間が経った数分後
「 ひばは 、僕がいなくなって寂しい ? 」
『 … ん 』
こくん 、と首を縦に振った
普段恥ずかしがってあんまり素直に言わない俺やけど 、流石にこれは素直にならざるを得なかった
「 かわいいねぇ 笑 」
” かわいい ” なんて口説き文句を言いながら頭を撫でてくる
『 んな ッ ” / / 』
「 ぁは 、ひば顔真っ赤〜 笑 」
そんな会話をしているとクラス中が 「 またやってるよ 」 とか 「 仲良いなぁ 」 とか聞こえてくる
クラスメイトが言うには俺らはクラス公認のカップルらしい
嬉しくもあるがそれ以上に恥ずかしい
———
放課後。
あれから睡魔と戦って5 、6時間目が終わった
今日は部活がなかったから奏斗と一緒に帰ってる最中だ
『 … 奏斗 』
「 ん〜 ? 」
『 せっかくだし寄り道しない ? 』
「 んふ 、いいよ 」
それから俺らは最初にゲームセンターに行った
「 雲雀〜 ! ! これ5回で取ってみて ? 笑 」
と 、にやにやしながら言ってきた
クレーンゲームは正直苦手だが 、苛立ちが勝ってしまい強がってしまった
『 は 、楽勝やし 笑 』
そして数分後
『 だあああ 、取れない 、、』
「 ふは 、僕が取ってあげる 。見てて 」
後ろから奏斗の腕が伸びてくる
奏斗に包み込まれるみたいな体制になり 、俺の心拍数が上がったような感じがした
こんなことを思っている内に
ゴトン 、と音がした
「 あ 、取れた 」
『 え 、お前すご 』
「 んは 、これあげる 」
と 、渡されたのは黄色いわんちゃんのキーホルダー
それを奏斗に差し出され手に取った
奏斗みたい 、と思ってしまったことは誰にも言えない。
その後海に行ったり 、コンビニに行ったりとにかく色んなとこに2人で行った
空が暗くなるまでいっぱい遊んだ
「 そろそろ帰るか〜 」
『 うん 、そうだな 』
帰り道を歩いていると。
突然もう奏斗とこんな日常が過ごせなくなるという考えが出てきて 、悲しい思いで溢れていた
気づけば俺の家の前についていた
「 じゃ 、雲雀 。またね 」
手を振り笑顔で言ってくる
その笑顔が心に刺さって胸が痛くなる
奏斗は後ろを向いて歩き出そうとしていた
『 奏斗ぉ 、 』
その後ろ姿に我慢出来なくなり奏斗の服を掴む
泣きそうになるのを必死に耐えるが一粒涙が落ちる
「 … 雲雀 、約束しよう 」
「 大人になったら迎えに行く。だから 、それまで待っててくれない ? 」
と 、俺の方を向いて俺の涙を拭い 、泣きそうな顔をしながらも優しく笑う奏斗
ずるい
ずるいよ。
そんな顔で言われたら 、好きな人にそんなこと言われたら断れないよ
『 っ 、ばかなと 、絶対迎えに来てよ 』
「 迎えに行くよ 」
その瞳には何一つ偽りなんてなかった
———
あれから4年が経った。 俺は20歳になった
まだ奏斗とは会えていないし 、連絡を取り合ってもいない
忙しいのか連絡をしても既読が付かなかった
でも 、まだ俺は奏斗が好きだ
奏斗が今何をしているのか 、大学に行ってるのか 、はたまた社会人になっているのか何もかもわからないが 、俺はただ奏斗が迎えに来てくれるのを信じて待っているだけ。
そして俺は今大学生。
上京して東京の大学に行っている
学校に行って 、勉強して 、ご飯食って 、寝る 。そんなつまらない毎日
そんなある日大学が終わり帰っていると。
「 っ 、雲雀 ? 」
後ろから聞いたことある声がした
俺が一番大好きな声 、優しい声 、昔いっぱい聞いた声
ずっとその声を求めていた
『 奏斗 、 ? 』
後ろを振り向くと 、目を見開いて驚いてる奏斗がいた
少し大人っぽくなっていたがあの頃の面影は残っていた
「 ひば 、久しぶりだね 。」
『 奏斗 、奏斗ぉ 、、 』
気がついたら俺は奏斗に抱きついていた
しょうがないこと 。久しぶりに奏斗に会ったのだ
少しぐらい周りの目を気にしないでいてもいいだろう
「 … 」
『 … 』
奏斗は黙って俺の頭を優しく撫でてくれた
少しの間沈黙だったが 、今更気まずいとかはない
寧ろ居心地がいい
「 ひば 、まだそれ持ってたんだ 」
と 、指を差されたのは4年前 、 一緒にゲームセンターに行った時奏斗が取ってくれた黄色いわんちゃんだった
『 … ずっと 、持ってた 』
「 ふは 、うれし 。僕のこと大好きじゃん 、笑 」
『 うるさ 、』
思わず恥ずかしくなって素直になれないのは俺の悪いとこ。
だと思う
「 ひば 、僕の家来る ? 」
突然そんなことを言われ 、上京をして初めて奏斗の家に行く
なんかわかんないけど緊張するが
『 … うん 』
こくん 、と頷いた
そうしたら手を差し出してくれたから迷うことなくその手を取る
———
奏斗の家に着いた
来た瞬間豪邸すぎてびっくりしたのは内緒
歩いている時に色々聞いた
今何しているのか 、どこに住んでいるのか 、
それから 、まだ俺のこと好きなのか。
全部丁寧に答えてくれた
高校一年生の頃 、親の跡を継ぐ為に遠くへ行って色々頑張っていたらしい
何をしていたのかは教えてくれなかったけど。
ソファに2人で座って数秒沈黙が続いたが 、その沈黙を破ったのは奏斗だった
「 雲雀は 、僕のこと好き ? 」
と 、なんで今更そんなこと聞くんだとか思ったけど
まあずっと話してなかったし不安だったのだろう
『 ばか 、ずっと好きだっつーの 。』
「 んは 、よかった。僕もずっと好きだった 」
そう答えると優しく微笑んでくれた
俺はその笑顔がとてつもなく大好きなのだと 、改めて思った
「 雲雀 」
名前を呼ばれると真剣な目で俺を見つめる
その姿に俺の心臓がどきり 、と鳴る
『 . . なに ? 』
「 雲雀 、遅くなってごめん。4年も待たせてごめん 」
『 、うん 』
「 僕はずっと雲雀が好き。だから僕と結婚__ 」
『 は ! ? おい待て奏斗 』
” 結婚 ” という言葉を聞いて固まった 。
きっと今俺の顔は耳まで真っ赤だろう
「 んもぅ 、なにひば ? 」
『 結婚とか 、はやくないか 、 ? 』
「 え ? いやなの ? 」
『 いや 、とかじゃなくて 、まだ俺ら20歳やん ? 』
「 うん 、結婚できるじゃん 」
真剣な眼差しで見てくる奏斗。
この男はほんとに結婚するつもりだったらしい
いやいや 、まだ色々順序があるやん
「 … ひば 、僕お金だって持ってるし 、家だって同棲するつもりだったからこのおっきな家買ったし 、ひばが働かなくても養っていけるよ ? 」
『 〜〜〜 っ 、そういうことじゃなくて ! ! 』
「 じゃあどういうこと ? 」
『 っ 、はあ 、もう 、わかったいいよ 。』
「 、 ! ! ほんと ! ? 」
『 ぅん 、/ / 』
わかりやすく嬉しそうな顔をする奏斗に対して ” かわいい ” と思うのは重症なのだろうか
でも 、ここまで俺のためにしてくれる奏斗の方が重症だと思う
最後まで見て下さりありがとうございました ♩
では 、また次の物語でお会いしましょう ෆ
コメント
1件
読み終えました……もう、ずるいですよこれ(笑)。朝の何気ない会話から始まる別れの一日、ゲーセンや海での寄り道、最後の「大人になったら迎えに行く」という約束──日常の積み重ねが切なくて、胸がぎゅっとなりました。4年後に再会して、まだ黄色いわんちゃんのキーホルダーを持ってるhbくんに「ずるい」って思わず声が出た。奏斗くんの「結婚しよう」は確かに急だけど、それだけ待たせた時間を取り戻したい気持ちなんだろうな……この2人の温度、すごく好きです。