コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
カンヒュとは掛け離れたドロドロ恋愛ストーリー?書いていきたいと思います。
登場人物紹介
南崎愛奈(みなさき あいな)
性別 女
年齢 17
趣味 ???
好きなもの ???
好きなこと ???
学歴 トップクラス
徳永優海斗(とくなが ゆみと)
年齢 17
趣味 絵を描くこと
好きなもの 海ぶどう
好きなこと 風景画をかくこと
学歴 普通
主人公 優海斗
※ヤンデレ注意
では、どぞ
──────────────────
チュチュン
ーパチー
「、もう朝、、」
いつものように鳥の鳴き声で起床する
(優海斗ー?ご飯よー!)
「あ、。はぁーい!」
そしていつもの如くベッドから起き上がり、布団を整え朝食を食べに行く。
今の時間は7時40分
俺は時間にとてもルーズなので、学校はいつも遅刻している
(優海斗、ご飯食べ終わったなら早く学校行きなさい)
「うん 」
朝なのであまり気分が上がらない。
忠告してくれている親の言葉にも、全て空返事になってしまう。
そして、
「いってきまーす」
この一言で、俺の一日は始まる。
俺は体が弱いから朝はバスで登校する。
いつもバス停でバスを待っている時、どこからか視線を感じるのだが、まあ気のせいだろう。
学校では友達もいて、そんなに多くはないのだが楽しくしている。
でも、1つ気がかりなのは、、
「ゆーみっとくん♡」
この女の子。南崎愛奈さん。
「おはよ、。朝からテンション高いね。愛奈さん」
「そんなことないよ〜、」
「てか、優海斗くん、今日バス待ってる時、子猫に餌あげてたでしょ!」
ゾワ
「えっ、、なんでそれ知ってるの、?」
愛奈さんは俺の家とは逆方向。なので俺が通学するところは見ているはずがない。
「いや〜なんかエスパーみたいな?」
「あ、はは(苦笑)エスパーって超能力者じゃん笑」
俺は、この子が怖い。愛奈さんが絶対に知らないはずの俺を、愛奈さんは知っている。
俺が体が弱いというのも、1番先に言い当てて来たのは愛奈さんだ。
「あっ!てかさ、今日の昼、一緒に食べない?」
俺は、朝いつも愛奈さんに昼食を誘われる。
だが、俺はいつも1人で食べてるのでいつも断っている。
「あ、ごめん。今日も俺他の友達と約束あって、、。」
「………チッ、。」
ん?今、心做しか、舌打ちされたような気がした。
「愛奈、、さん?ごめんね?」
「あっううん!大丈夫!私、他の子と食べるね!」
最近の愛奈さんは、何か変だ。まあ、いつもそれを断っている俺も悪いけど、何か誘われて断ったら、いつもブツブツなにか呟いてどこかに行ってしまう。
「なーんかなぁ、、俺、愛奈さんに束縛されてる気がするんだよね。」
「えっ!何!お前ら付き合ってんの!?」
気になっていることを友達に話してみた。まあ、そんな反応をするだろうとは思っていたよ。
「付き合ってないし、そもそも好きじゃない。タイプじゃない。」
「えー、なぁーんだ、違うのか、。」
「で?束縛ってどういうことだよ?」
「それがさ、うーん、これ束縛って言えるのかどうか分からないけど…」
俺はこれまでのことを全て友達に話した。
「束縛っていうより、、。なぁ、お前、盗聴されてね?」
「え?盗聴?なんで?」
「だって、南崎さんが知ってるはずのないことを知ってたりしてるんだろ?」
「あ、うん」
「それ盗聴されてるよ」
「でもそれだけで盗聴って決めつけるのは、、」
「まあ、お前がそう思うなら俺はなんも言わん!」
そう言って、友達は背伸びをしながら歩き始める。
「あと、それ束縛っているより、なんか彼女でもないのに彼女ヅラしてるみたいじゃん」
今までの事を考えると、言われてみれば確かにそうだ。
「でも、愛奈さん、そんなことするかな?」
「人は見かけによらないって言葉あるだろ?」
俺は愛奈さんの特徴をその言葉に当てはめつつ、少しづつ裏でのことを想像してみる。
「いや〜でも愛奈さんがそんなことするかなぁ?」
「あ”ぁーもう。お前どっちなの?束縛かもっていったり、そんなことするはずないって拒否ったり。」
「分からないんだって。」
「めんどくせぇな、、もう、この際ハッキリ言うけどさ、その女、」
”ストーカー” だよ。
「すとー、、かー?」
「そんなヤンデレ彼女みたいな、笑」
「お前、もう1回考えてみろよ。これまでの事」
「これまでの事…」
その時俺はやっっと理解した。愛奈さんが知るはずのない俺の情報を知っていること、やけに俺の事を細かく知っていること。
俺は、また愛奈さんのことが怖くなった。