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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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我ながら美少女過ぎる。

メイクも努力したし体格はオーバーサイズで誤魔化す。

別に秘密にする必要は無いが秘密があった方が楽しいしハラハラして愉快な日々が送れると思っていたからこれは隠しておいてそのうちカミングアウトすればいいや、

なんて軽率な考えだったが後に引けないところまで来てしまった。

カミングアウトのタイミングを失った私はどうにか隠し通そうと誓おう。


『待ってねぇ本当にお願い』

『洞察力がスゴイのは知ってたけど真逆これも見抜いてしまうとは……』

『お願いですばらさないでください!』

こんな年になって年下の少年に土下座をするなんて思いもしなかった。

僕が懇願する相手は太宰_

にやにやしながら僕を見下しやがる。

「幹部さんが僕に土下座までして……」

「ちょっと引いちゃうな」

引かれた。

人は土下座されれば喜ぶものでは無いのだろうか?

『幹部生命終わる…』

『何でも好きなものを買ってあげるよ』

「もので釣るの?」

ダメだ勝てない

太宰君相手には異能も使えないし流石に年下をぶん殴るのははばかられる。

『どうやったら秘密にしてくれますか……』

「今度の任務一緒に行ってよ」

『それだけでいいの?!!』

『有難う…』

「其れと…違和感すごいから僕の前では地声で話してくれる?」

『そんな不自然?』

地声で答える。

一寸声を高くしているだけであって普通の人なら違和感がないレベルだと思っていた。

「特有の声の揺れとかかな」

『へぇ……』

「後なんか違和感する…」

『まだ何かあるんですか……』

『僕の…僕の努力が…!!!』

「う~ん…」

「そこまで偽造したいなら骨削れば?」

『流石にそこ迄じゃないからいいよ』

『大人泣かせは辞めようね太宰君』

「いや夢さん相手だからいった」

『傷付いちゃうなぁ……』

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