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こんにちは、月夜桜です*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*
今回も続きを書いて行こうと思います….!
それではどうぞ♪
───𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡───
「ここか……」
ある大きな建物の扉の前で立ち止まり、見上げる。
他の建物よりもデカく、遥かに大きい…..
こんな所で殺人事件が起こったとはな、と思いながらも扉をノックする。
コンコンッ….
数回ノックし、彼らからの反応が来るまで立ったまま待つ。
すると……
ガチャッ
扉がゆっくり開き、団長と思わしき人物が顔を出し、
「どちら様でしょうか?」と言いいながら出てきた。
「ゴールデンローズ劇場から依頼を頼まれ、
こちらへ来て参りました。Mr.ミステリーです。」
軽くお辞儀をした後、ゆっくりと正面へと向き直し、
扉から出てきた人の瞳を見つめる。
「…!!これはこれは!もう起こし下さったのですか!忙しい中、
わざわざ来ていただき大変申し訳ありませんっ!!」
そう言い私の手を握りしめ、上下に揺らす人物。
腕が引きちぎれそうな程に腕を思いっきり揺らされ、
少々肩を痛めてしまった….この人物がどれほど嬉しかったのかが
この握手ではっきりと伝わった….。
「あ!申し遅れました、私はこのゴールデンローズ劇場の、団長です。」
やっぱり私の考えは的中し、この人物は〝ここの 〟団長であった。
私は、団長さんでしたか、と少し微笑んでみせた。
「あ!っ…..さぁ、事件現場を、ご案内致します…..」
団長はそう言い、私を事件が起きた場所まで案内した。
案内される途中に、ここの劇場のメンバーである人達にジロジロ見られ、
少し気まずかったが、そのメンバーの中の1人が私の方へ近付いて来た。
すると、近付いて来た人物は口を開き、
「団長、この方は一体誰ですか…?」
と、優しい微笑みを作り、団長に言った。団長に声を掛けて来た
この人物は、あの売れっ子俳優
〝ロナード 〟だった。
「あぁ、この方はあの有名な探偵、〝Mr.ミステリー 〟だよ。」
団長はそう言い、ロナードは「へぇ…..」と呟く。
そして私の目の前へと来て、手を差し出された。
「僕はロナード、よろしくね探偵さん、?」
と、微笑みながら私に言う、私は「あぁ…、よろしくお願いします
ロナードさん。」と言いながら彼から差し出された手を握り握手する。
「さぁ、こちらへどうぞ。」
ロナードに「では、失礼。」と一言いい、団長について行き、現場まで
再び案内してもらった──。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「こちらです……」
ガチャッ…と1つの扉を開け、団長と私で部屋の中へと入る。
私の目に最初に移った物は床に血を流しながら倒れている女性…
背中に大きく刃物か何かで切られた三本の跡。全開に空いている窓…
そして、女性から数cm離れた所にある1枚の紙…。
「では、私はこれで失礼します。
何かあれば私に言いに来て下さい、Mr.ミステリー。」
団長はそう言い、部屋から出て行き、1人取り残された私は
この部屋の調査を始める。まず初めに、1枚の紙を手に取る。
その紙に書かれていたのは、
「Now, this is the 8th person, right? I hope I can stop next time♪」
〖 さぁ、これで8人目ですよ?次回は止められるといいですね♪〗
「…..チッ…」
舌打ちを1つ鳴らすと、部屋中に音が響いた。
「やっぱりこの事件は、『切り裂き魔』の仕業か…..」
もうこれ以上犠牲者を出す訳にはいかない…..そう心の中で言い、
再び調査を始め、部屋中の隅から隅まで証拠などが無いか、見回った。
、
、
、
、
、
調査の結果、
まず今回の犠牲者になった女性は他の殺された女性達と
何らかの関係がある事が分かったのと、なんとこの女性は、
4人目の…….殺害された女性の妹だった。
そしてもう1つ、団長や他のメンバー達から聞きこみ調査をした所、
この女性は昨夜、このゴールデンローズ劇場から出たそうで、
それ以来彼女の姿を誰も見ていないとの事だった….。
「うーん…」
片手で頭をおさえ、必死に考える。
何故このような事をするのか、何故〝女性 〟だけを狙うのか…
そして….この女性達とどのような関係があるのか……。
「….今日は一旦ここで引き下がろう…また明日考えればいい。」
そう言い、今回の調査で分かった事をメモし、書いた物を胸ポケットへ
入れ、部屋から出た。
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ここで切ります、
次回もお楽しみに♪
・━━━ ℯ𝓃𝒹 ━━━・