「ありがとう。」
「落ち着いた?」
「うん。」
「なんであなたは、私を必要としてくれるなんて言うの?」
「まだ会ったばかりなのに、私のこと知らないのに」
「あなたのことは知らないよ。でも、知らないなら、知ればいいと思うから。」
「こんな学校の屋上で、死ぬの嫌じゃない?」
「学校だよ?!私なら、ここから、飛んで、上手く着地したいなと思うもん。」
「こんなところから落ちて、死ねなかったら嫌じゃん?」
「何それ、、、」
「私はね、優しい人間なんかじゃないの。」
「…」
「だけど、あなたは、大丈夫だと思ったの。」
「何が?」
「これから、何があっても、あなたなら乗り越えられると思ったの。」
「だから、少しだけ、手伝いをしただけ。」
「頑張ってね」
「え?」
「どういうこと?」
「そのままの意味。」
「私が助けることは、もう無い。」
「あなたはまず、ほんとに信用できる人を作りなさい。」
「そしたら、あなたはもう、絶対に大丈夫だから。」
「ね!」
「頑張って!応援してるから またね!」
「あ、、、」
「ありがとう」
「うん!」
(終わった、、、きっと、これでいいんだ。)
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