『ふふ、トガちゃんこんばんは』
トガ「こんばんはですっ!凛ちゃん!」
そう、私に笑顔を向けるのはトガちゃん。
ああ今日も可愛いな!?
そして
トゥワイス「俺もいるぞ!」
や、と手を挙げながら挨拶するのはトゥワイスさん。
夕ご飯時になると時間はバラバラだけれど、みんながたまに黒霧さんのところへご飯を食べに来る
『トガちゃんとトゥワイスさんも黒霧さんのご飯?』
「はいっ!今日はとっても美味しいシチューでした♡」
なんだと!?!?
『シチュー!?』
絶対美味しいやつやーん(◜ᴗ◝ )
キラキラした目で黒霧さんを見つめると
黒霧「ふふふ、凛さんも召し上がられますか?」
『召し上がられます!!!!』
________
「ではっ!凛ちゃんまた今度ですっ♡」
そう言ってバイバイと手を振り、ドアに手をかけるトガちゃんに私は声をかける
『実はトガちゃんにお土産があるんだ〜』
黒霧さんが用意してくれる最中
持っていた紙袋から____
『はいっ!どうぞ!!』
スタバの新作のフラペチーノとスコーンを渡す
トガ「え!?!?!?✨これ…ッスタバですよね!?!?
私初めてですッ…スタバ…えっ…凛ちゃんいいんですか??」
そう、中身を無邪気な子供のようにキラキラした目で見つめ私に言うトガちゃん。
『うん!トガちゃん、スタバ行ったことある?』
「ないっ…です…私お友達できた事なくて…スタバの新作飲んで、、お友達と放課後デートしたかったです」
…、
きっと、そうなんだろうなと思って。
みんなと話す時楽しそうに笑うけれど、このヴィラン連合という中で唯一の現役高校生____
一般社会からすればヴィラン連合に高校生がいるのなんて未成年だなんて、
普通じゃないのかもしれない
けれど
いつも無邪気に笑い、
好きな人の話もしてくれた。____
トガちゃんは、可愛い普通の女の子だ。
普通の高校生だ。
まだ…全然、色んなこと、友達と、恋人と、たくさん思い出作りたい年頃だろう____
『今度、一緒にスタバ行こう?』
私はもうずいぶん前に、大人になってしまって今の高校生の女の子達がどんな遊びをしてどんな生き方をしているか分からないけれど___
「え!?!?✨いいんですか!?」
もしも、時が戻って____
『いいよ〜約束!』
学校という組織の中でトガちゃんに出会ったのならば____
「約束…ですか?」
私はトガちゃんと友達になるよ____
『うん!ほら…小指、、そう。指切りげんま〜ん嘘ついたら針千本飲〜ます♪指切った』
だから、自分を普通じゃないと思わないで____
「やったぁ!楽しみにしてます凛ちゃん♡」
そう言って笑顔で去ってくトガちゃん。
これからたくさん思い出作ろうね
私もそう、思いながら手を振った____
コメント
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トガちゃん可愛すぎ!