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天気も良い昼下がり、武装探偵社は今の天気の様に依頼もなく平和に事務仕事をしていた。

まぁ、マトモにやっていない人が約2名いるのだが…


(そろそろかな…?)


だがそんな平和も束の間。

突然武装探偵社の窓が割れ、ナイフが壁に突き刺さる。


「全員戦闘態勢を取れ!!」

「は、はい!」


国木田の指示により全員が物陰に隠れ、次の攻撃に備えたが一向に攻撃が来る様子は無い。


「も、もう大丈夫なんですかね…?」

「恐らくは…だが全員警戒はしておけよ」


敦が最初におずおずと出てきてそれに釣られて全員が物陰から出てくる。最初で最後であろう攻撃になったナイフに太宰が近づく。


「おや、手紙…?」

「さっきの狙撃者からですか?」

「まずは乱歩さんに先の狙撃者を割り出して貰う事が先決だ。」

「その必要はないよ」


すかさず太宰が会話に割り込む。

この短時間で犯人を割り出したと言うのか?顔は遠くて見えなかった。それでどうやって?


「ポートマフィアの五大幹部の一人…中也だ」

「何故ッ?!現在ポートマフィアとは停戦している筈だ!」

「この手紙のシーリングスタンプ、森さんの物だ。そしてポートマフィアに所属し、ナイフをあんな遠くから此処まで威力を弱めずに飛ばせるのは重力操作ができる中也だけ。」

「なるほどね~で、太宰、中身は?」

「すみません乱歩さん…私の力では、抜けま、せんッ」


壁に深々と刺さったナイフは非力な太宰では抜けないようで、腕を虎化させた敦が引っこ抜いた。

その手紙を皆が興味津々で覗き込む。


以下がポートマフィア首領、森鴎外からの手紙である。


『やぁ、探偵社諸君。久しいね、処で緊急で話したい事がある。ヨコハマ全体を揺さぶる事だ。

今宵の満月の元、24時に福沢殿も含め落ち合おう。


ポートマフィア首領 森鴎外』


「ポートマフィアからお茶会のお誘いとはね〜」

「莫迦を言うな太宰」

「でも、場所が書いてありませんよ?」

「僕が居るからだろうね」

「僕、社長に報告して来ます!」


紅い色のクレヨンで書かれた手紙を冷静に受け止める探偵社。敦が社長を呼びに行っている間、数少ない証拠から乱歩が指定の場所を割り出した。


「国木田、地図」

「此方にあります!」

「アッチの用事の内容は分からないけど、集合場所は此処だ。」

「おや、袋小路ですねぇ」

「警戒しないといけないな…」


横浜全体を揺さぶる事、と言われて仕舞えば探偵社に行かないと云う選択肢は消え失せる。

その後は集合が24時という事もあり、それぞれが仮眠を取ることになった。






























ようやく長めの書けました!

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