「阿部、俺と付き合ってほしい。」
突然言われた。偶然同じクラスなって、偶然同じ班になって、偶然名前順でも近くになった、彼が急に。
「え?おれ?」
同じクラスでは、翔太と涼太が付き合っている。
「うん。阿部付き合いたい。」
「わかった、、俺で良ければ、、、」
俺は了承した。俺は、岩本照付き合った。
正直、恋や好きという感情は無かった。でも、彼と接するうちに、段々と、好きが溢れてきた。阿部呼びから、亮平呼びになった。照は何かとものをくれた。そのお返しをするように、照に勉強を教えてあげた。
俺にとってのその日々は、幸せだった。出来れば、失いたくなかった。ずっと、このままがよかった。
でも、そんな日々は簡単に壊れてしまったいつも通り、学校に行くと、照の席に、女子が座っていた。俺は、ふと違和感を覚えつつも、自席に座った。
「おはよっ」
「おはよーん💞」
女子が照に軽くボディタッチをした。
「え………?」
腰に手を回している。
「なんで………?」
その方向に目をやった。ずっと見ていると、彼女がこっちに向かってきた。
「なに?」
「照は、、、阿部くんに飽きたんだって、、、だから、私が彼女だから💞」
彼女の口から、別れを告げられた。
大学も別で、その後連絡を取っていない。
数日経ったある日、連絡が来た。
「 私と照の結婚式なの。祝ってほしいから、来てほしいな。照喜ぶと思うよ。 」
という招待状が来た………
どうも柚月です!✨
阿部ちゃんの過去が明らかになりました。
でも、この女、酷いやつですね。書いてて、阿部ちゃんがかわいそうになってきました…………。
これからもよろしくお願いします🙇
以上柚月でした!✨
コメント
2件
照の気持ちは?納得いかないですよー😭 続編、お願いします!