テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ある日のこと、ベットで寝ていたら窓を叩く音が聞こえた…
コンコンコン…
僕は「風で揺れてるんだろう」と思い気にしなかった。
でも、次の日も明後日も同じ音が同じ時間に聞こえる。
僕は勇気を振り絞ってカーテンを開けた…
そこには何もなかった。
「やっぱり風の音か…」
僕は気にせず寝ようとした。
すると…
コンコンコンコンコンコン、
大きな音で窓を誰かが叩く。
僕は「いい加減にしろ!」
カーテンを開けると…やはり何もない
僕は窓を開けてみた。
「さっきから何があたってんだ?」
すると…
誰かが肩に手を置いた。
僕は背筋が凍った…
それから、誰も彼をみることはなかった。
372
田中静人
2,652
コメント
1件
うわあ…短いのにじわじわくるホラーですね。同じ時間に繰り返す窓叩き、勇気を出して確かめても何もないもどかしさ。最後の「誰かが肩に手を置いた」からの一文で全部ひっくり返る感じ、ゾクッとしました。結末が読者に委ねられてるのも、余韻が怖くて素敵です。ホラーって情報量の取捨選択が命だと思うんですが、無駄がなくてとても好みでした。続きがあるならぜひ読みたいです!