今回は「流星群」という作品です!
最後まで見てくれると嬉しいです。
僕は決まって流星群の日に不幸なことが起きる。
早くこんな悪夢から抜け出したい。
けど、抜け出せないんだよね…。
青「1回だけ不幸じゃなかったのにな…」
桃「青、飲み物持ってきて」
青「うん、分かったニコ」
ガサゴソ
青「ココアで良いかな?」
トコトコ
ガシャ
青「はい、ココア」
桃「は?」
青「ぇ?」
ビチャ
青「あっつッッ!!?」
何が起こったのか分からなかった。
でも、分かってきたよ。
今回の不幸はこれなのかな?
このまま別れちゃうの…?
桃「なんでココアなんだよッ!!」
青「ごめッ…なさぃ」
ビクビク
桃「分かったならさっさと珈琲持ってこい」
青「分かったニコ」
ガシャ
トコトコ
なんでだろ、どうしてこうなったの、?
前の優しかった桃くんに戻ってよ。
トコトコ
ガシャ
青「桃くん。持ってきたよ?」
青「それと僕ちょっと散歩行ってくるねニコ」
桃「っ…」
青「じゃあね」
あ~あ、引き止めて欲しかったな
ま、考えるだけ無駄か、笑
ー数時間後ー
青「そろそろ帰ろっかな…」
トコトコ
モブ「おい見ろよ!巨乳だ!!」
モブ2「まじかっ!!ww」
ワーキャーワーキャー
ドンッ
青「うゎッッ??!!」
モブ男「ぁ、やべぇ!!逃げろ!!!」
キキーッグチャ
女「きゃーっ!!人が轢かれた~!!」
男「大丈夫ですかッ??!今救急車呼びます!!」
ピーポーピーポー
モブ「すぐ助けますっ!!」
青「ぁ゛、」
ピーポーピーポー
ー桃視点ー
君はいつも、そうだ。
流星群のある日になると悲しそうな顔をする。
今日はその日だ。
妙に嫌な予感がした。
青「ちょっと散歩行ってくるニコ」
止めたかった。
止めなかったら後悔しそうだったから。
でも、俺には止めれなかった。
いや、止める資格なんて無かったんだ。
桃「っ…」
彼女1人も幸せに出来ない自分に腹が立つ。
でも、今は仕事に集中しないといけない。
仕事なんてなければ青に強く当たってしまうことも無かったのかな?
そんな時だ。
俺の携帯から電話が鳴った。
桃「…っ!!?」
俺は一瞬で顔色が変わったと思う。
だって、電話先は病院だったのだから。
一気に鼓動が早くなる。
気持ちを整えながら電話に出た。
桃「はい、もしもし…」
看護師「ぁ、桃様で間違いないでしょうか?」
桃「はい、間違いないです。」
俺の頭には嫌な想像しか出来なくなっていた。
次に電話先の人が発した言葉で俺の人生が変わるのだから。
看護師「たった今、青様に緊急手術が行われまして、」
嫌な予感が的中した。
俺は何も持たずに青がいるであろう病院に走った。
何も考えたくなかった。
ただ青にいち早く会いたかった。
また青の笑顔が見たかった。
桃「青はッ!!青はどこですかッ??!」
看護師「青様は397号室です。」
桃「…ありがとうございますッッ!!」
ガラガラ
そこには見ただけで分かるほどの重症の君が瞼を閉じて寝ていた。
でも君は、やっぱり綺麗だった。
なぜ俺はこんなになるまで構ってあげられなかったんだ。
強く当たってしまったんだと心から反省した。
いくら反省しようと、決して消えない罪悪感が俺の心を絞め殺そうとしてくる。
反省してもしきれない。
俺はそれほどの傷を君に負わせてしまったのだから。
それから俺はただ、謝り続けた。
桃「ごめん。ごめん。」
桃「ごめんな、あ、ぉ」
コテッ
俺はいつ眠ってしまったのだろう。
目を開けると必死に瞼をあけ俺を見ている君と目が合った。
俺は罪悪感と幸福感が混ざり上手く声が出なかった。
桃「…ぁ、お?」
青「ぅ゛、?」
苦しながらも必死に答えてくれる君を見て俺は胸が締め付けられた。
出来ることなら過去に戻りたい。
桃「青、、ごめんな?」
パカッ
桃「っ!!?」
俺は驚きのあまり声が出なかった。
だって君が呼吸器を外したのだから。
青「桃く…ん、だ、じょぶニヘッ」
桃「ばか、何が大丈夫だよッ、」
ポロポロ
涙が溢れてくる。
けど、次の言葉を聞いた瞬間もっと溢れかえった。
青「桃くん。ぼッ…くたぶんもぅ、」
青「む…りそニコッ」
桃「はッ??冗談やめろよ、笑えねぇぞ?」
青「さいッ、にひとつだけ…きぃ、れる?」
青「ぼくッッ、流星群の、ひがッ、きら、いだったの」
桃「うん、」
青「でも、ね…桃くん」
青「1度だけ、好きにッ…な、たことがあるんだ、」
青「それはね、」
ー回想ー
青「桃くん、本当にやるの?笑」
桃「あったりめぇだろッ!!笑」
青「しょうがないなぁ、笑」
桃「ほら、はやく捕まれよ」
青「っ、無駄にカッコつけやがって/」
桃「なッ!!いいだろ別に!!//」
桃「はやく来ないとおいてくぞッ!!//」
青「照れちゃって、笑」
桃「うるさいッ!!/」
キラキラ~ピカッ
青「綺麗だねぇ、」
桃「青、俺と付き合ってくれませんか?」
青「へぁッ??!//」
青「なに急にッ、//」
桃「俺は本気だ」
青「そんなの、良いに決まってんじゃん//」
桃「…」
青「どしたの?」
ポロポロ
青「ぇ、ぅぇ?」
青「そんな嫌だったッッ??!」
青「もしかして、嘘コクッ、!!」
桃「違う、嬉しくて…//」
青「なぁ~んだ、笑」
青「良かった、これからよろしくねニコッ」
桃「おうッ!!」
ー回想終了ー
青「てッ…あった、じゃッ?」
桃「あぁ、あったな…」
ポロポロ
青「その瞬間はッ、、すきッッ!!なれ…た」
桃「そっか、、良かった」
ポロポロ
青「ぁ゛、」
キラキラ~ピカッ
青「愛してた。」
ピーッピーッ
桃「あ゛、、俺も愛してた。」
もう、叶うはずのない2人の恋は流星群によって散ったのでした。
最後まで見てくれてありがとうございます!
今回は、自信なさげです、
やっぱり感動ストーリー難しい、、
コメント
3件
突然ですが垢変しました、、またフォローしてやってもいいぜという方はフォローしてくれたら嬉しいです!!