テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
1,160
眠狂四郎
1,483
207
4,285
55 晴馬の拠点
璃乃、晴馬に報告する。
璃乃「晴馬さま。あのチンピラたちを集めた、常山浩輔のことを調べました」
晴馬「どうだった?」
璃乃「チンピラたちが言っていた通り、常山組組長の息子で間違いありません。大企業の上層部の人間に近寄って、その悩みを非合法に解決し、莫大な金銭を要求して、豪遊しているそうです」
晴馬「常山に依頼したクライアントについては?」
璃乃「それもわかりました。……貴崎優佳です」
晴馬「予想通りか」
晴馬、ため息をつく。
晴馬「優佳のことだ。常山浩輔に騙されたんだろう。いくら俺を憎んでいたとしても、常山が裏社会の人間と知っていれば、さすがに手を組まなかったはずだ。自分の立場がさらに悪くなるだけだからな。そこまで愚かじゃないと信じたい」
璃乃「あの女なら、何も考えずに手を組みそ******
*********
************
*******
*************************
****************
***************
*****************************
コメント
1件
うわ、これはまた緊迫したシーンが来たね。晴馬が優佳のことを案じて璃乃を派遣する流れには、彼の複雑な心境がにじんでる。憎んでる相手なのに、それでも見捨てられない距離感――そこがキャラクターの奥行きを感じさせる。璃乃の「父を侮辱するな」で言葉を止めたあたり、彼女の忠誠心とプライドが一瞬顔を出したのが印象的だった。優佳は完全に常山の手のひらの上で、ますます孤立してる感じが痛いな。続きが気になる。