テラーノベル
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7年前〜
🎼🍵視点
俺が中学に上がって9ヶ月
もうすぐ中学2年生になる。周りの友達は小学生の頃から同じやつばかりで楽しい。
らんらんといるまちゃんは小学生5年生。もうすぐ6年生。
2人はよく笑う子で2年前に生まれたこさめちゃんのお世話もよくする
お母さんもお父さんも優しくておもしろい
なっちゃんも小学生になって楽しそうに通ってみこちゃんも幼稚園に楽しそうに通っている
凄く幸せな家族。俺はこの家族の長男で嬉しい
でもある日、らんらんが学校で体調が悪くなってお母さんがこさめちゃんをつれて学校に迎えに行ったらしい。お父さんも仕事が半日で終わったからそのままらんらんを迎えにいって4人で帰っていた。
こさめちゃんをお母さんが抱っこしてらんらんをお父さんがおんぶする。
そこに1台の80代のおじさんが運転する乗用車が突っ込んできた。
4人とも救急車で運ばれた。
まだ体が小さいこさめちゃんとらんらんは助かった。
でもお父さんはらんらんを庇ったせいか救急車の中で息を引き取った。お母さんは病院で手術を受けたが間に合わなかった。
俺はそれを聞いた時にらんらんを責めた。なんで体調を崩すんだよ。まだみんな小さいのにどうすれば……不安ばかりが押し寄せてどうしよもなく感情が溢れてしまった。
お葬式で父のお母さん、いわゆるおばあちゃんが一緒に住もうそう言ってくれた
おばあちゃんちに住み始めて2年が経ちこさめちゃんは幼稚園生になっていた。
みこちゃんも小学生。なっちゃんも小学校上級生になってきて、いるまちゃん、らんらんは中学生。
いるまちゃんはバスケを初めた。らんらんは塞ぎ込むように勉強をしている。
俺はらんらんを責めたことを後悔して後悔してずっと謝りたい。俺のせいでらんらんはみんなの前で作り笑いをする笑わない子になってしまった。
俺が高校を卒業するタイミングで両親の遺産を使って一軒家を建てた。ずっとばあちゃんを頼る訳にも行かない。これからは俺が兄弟を育てる。そう決意した。
もちろん止められた。でも俺が育てる。そう言いきった。
今ではおばあちゃんもじいちゃんも納得してくれて毎月サポートしてくれている。
そこから今の生活が成り立っている
今の生活は楽しい。こさめちゃんもみこちゃんも毎日成長して、なっちゃんもどんどん男らしい体つきになっていく。いるまちゃんも自分の将来に向かって進んでいる。
でもどこからんらんとの壁がある。らんらんは作り笑い、弟たちともあまり話してないように見える……
まさかの今日中にいいねが超えたのでびっくりしました笑
ありがとうございます🙇
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