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私、先月からクラスメートの広田くんと付き合いだしたの!
夏休み後からクラスの友達たちと一緒に遊んだりしてるうちに、なんとなくお互い好きってわかってはいたけど、きっかけがなくて…
それで友達のめいに協力してもらって勉強会をした日の帰り(その勉強会自体は変な雰囲気で解散になっちゃったけど…)やっとの思いで好きって伝えたら、いいよって!
やっと付き合うことが出来ました✨
詳しくは言わないけど、めいのお陰(せい?)でどきどきしてたのがいい効果だったみたい。
そうして付き合い始めて、二人だけで出掛けたり、お互いの家に遊びに行くようになって…
今日は付き合って1ヶ月記念日♥️どんな記念日になるかな?
ー放課後ー
「広田くん、今日はどこに行く?」
「えっ今日も部活だけど?終わってからでもいいなら…でも待ってるの?」
もう!付き合って1ヶ月記念日なのにいつも通り部活なんて…まぁそうよね。個人的な理由でサボれるような人じゃないし。
「うん…宿題しながら時間潰しとくね」
「そう?遊びに行くなら部活がない日でもよくない?」
もしかして…1ヶ月記念日、憶えてないの?
「だって!今日は私たちが付き合って1ヶ月記念日だよ?」
「1ヶ月記念?あ、そうなのか」
やっぱり。
「でも毎月するの?付き合い記念日」
え…
「毎月じゃないけど…1ヶ月とか3ヶ月とか、半年、一年くらいはしても変じゃないでしょ?」
「え、そんなに…あぁうんわかったよ。じゃあ部活終わったらすぐに戻ってくるから。じゃ!」
行っちゃった…やっぱり男の子は記念日とか気にしないのかな…
ちょっとだけ悲しい気持ちになったけど、だけど今日は1ヶ月記念日だもんね。気持ちを切り替えよう。
時間はまだあるし、とりあえず宿題でも終わらせますか!
「黒澤、帰らないの?お前が残ってるなんて珍しいな。1人で何してるんだ?」
「あっとおるくん。広田くんの部活が終わるのを待ってるの」
「え?拓哉を?あいつ引退したのにまだ部活行ってるの?」
「うん、そう」
「で?待つの?部活終わるまで?」
「うん」
「大変だな。じゃあ頑張ってな」
あ~ぁ行っちゃった。
教室に1人だけになっちゃった…
とおるくんでも話し相手になってもらえばよかったな。
「やべっ財布忘れた!」
あ、戻ってきた。
「ねぇとおるくん、ちょっと話していかない?」
「ん?いいけど…何話す?」
とおるくんは私の前の席に後ろ向きに座ってくれた。
「何をってのは無いんだけど…とおるくん、何かない?」
「何かね…そうだ、なんで部活が終わるまで待つんだ?遊びに行くなら部活がない日にすればいいじゃん」
「あのね、広田くんはあまり気にしてないみたいなんだけど、私たち付き合って今日で1ヶ月なんだ」
「1ヶ月?うん、それで?」
「だ、だから1ヶ月記念日にどこか行きたいなーって」
「ふ~ん。でもちょうどじゃなくても1ヶ月達成後のいつかでもよくない?」
「わかってないなぁ!ちょうど1ヶ月だから記念日になるんじゃない」
「そういうもんかね」
「でも広田くんもそんな感じだったの…」
「まぁ男は大体そんな感じじゃない?ところで1ヶ月ってことはお前らもう何かした?」
にやにやと聞いてくる。
コメント
2件
ほうほう…伏線回収えぐいなぁ