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・森先生×今國
・「」←森 『』←今國
・森先生の二面性あり(裏がド屑)
・森先生と今國くんが2人きりで出会っていたら…の世界線
・長文
・マイナーだと思うけど書いてみたかった
(森先生視点)
僕はよく「良い子」だとか「良い先生」だと言われることが多い、でもそれはあくまで「森」の姿だから。僕はキング達にも、ましてや一番仲が良かったちょんまげにすら苗字でしか呼ばれたことがない。…誰も、”俺の名前”で呼ばない、それもそのはず。「智也」という名前で呼んでくれた奴らは俺の素性を知るなり全員離れていったからだ。だから俺は最初から「友達」だなんて信用出来なかった。…でも、僕はある人に出会った。そこはとあるスナックのお店。僕は夜の街とは無縁だからこういうところに来るのは初めてだった。そして僕は一目惚れをした。
『あれ、新規さん?いらっしゃい!』
あの、明るい太陽のような笑顔の店主「今國さん」に。
今國さんは僕と同い年な為話が合った、ただこういうところが初めてな為どうしても緊張はするし口が回らなくなる。隣にいるのはバイトの子だろうか?かなり親しげだ。
『へぇ〜ご職業が学校の先生!さぞかし大変でしょう?』
話し上手な上聞き上手、この人がいるから肩の力を抜いてゆっくり話せるんだろうな。
「ええ、ですが良い先生と評判も良いんですよ。僕は生徒達のためにより良い学校生活を送れるように全力を尽くしているんです」
「すごい、そこまで生徒思いな先生なかなか居ませんよ…!」
バイトの女の子が感銘を受けている、確か萌歌さんだったような。
「いえいえそんなことは」
…謙遜するのも慣れたなぁ、俺の素性を知れば今國さんも離れていくのだろうか。でも、何故かは分からないがこの人なら…僕だけじゃなく…俺のことも受け入れてくれそうな気がしたんだ。こんなに好きになったのは初めてなんだ、捕まえるのならどんな手段を使っても構わないだろう…?早速、捕獲作戦を考えよう。実行はその後だ。
(今國視点)
いつも通り萌歌ちゃんとおしゃべりしながらコップを磨いていると、メガネをかけた温厚で真面目そうな人が来店してきた。新規さんかな?恐らくこういう所に来るのは初めてだろう。折角だから仲良くなりたいな〜、どんな人なんだろう?名前は森智也さんて言うらしい。色々聞いてみたけれど、俺と同い年ということと職業が学校の先生ということくらいしか分からなかった…。あれ〜、もしかして自分のことあんまり話したくない人当てちゃった??ざんねーん!
「それでは、今日は楽しかったです。ありがとうございました」
律儀にお礼をし森先生は微笑みながら去っていった。楽しんでくれたようで何よりだけど、ほとんど自分のこと話してくれなかったな〜まあそういう人もいるか。
「なーんかミステリアスな人でしたよねぇ、心の内が見えないというか」
『そういうこと言わないのっ』
いつも通り萌歌ちゃんにツッコミを入れると、ふと森先生のことを思い出した。あの人のこと、もっと知りたくなってきたなぁ。何でなんだろう、心の扉を閉じている人ほど開けたくなる的なやつ??
半年後
閉店時間になった、萌歌ちゃんを帰らせて1人で店の掃除をしているといつぞやの眼鏡をかけた人が来店してきた。森先生だ。呑みに来たのかな?でももう閉店時間だから帰らせないと…
『あ、森先生!ごめんなさいねーもう閉店時間なもんで…』
そう言ってる最中だった。森先生は俺の腕を掴み、無理やり店の扉を開け、何で知っているのか分からない俺の部屋のベッドに無惨に放り投げた。
『ってぇっ…!…!!?え…?え…??』
俺は何が起きているのか分からなかった、今いるこの人があの温厚で真面目な「森先生」と同一人物だと到底思えなかったからだ。森先生なる誰かが近づいてくる。嫌だ、嫌だ…怖い、怖い…。スーツを脱ぎ捨て白シャツネクタイ姿になった森先生(?)は、俺を壁に寄せて顔を近付けた。俺は恐怖に怯えていて目を見ることも出来なかった。すると、森先生(?)はシャツのボタンとネクタイを緩め、眼鏡を外した。
『っ…!?///(ドキッ)』
その仕草に不覚にもときめいてしまった。意外と顔が良い…いやときめいてる場合じゃねぇって逃げなきゃ…でも壁に追い詰められた今逃げられる場所などどこにもなかった。最早キスしそうな至近距離で森先生(?)は妖しく笑った。前髪が目にかかってるから余計にサイコパス感がやばい。すると低い声で森先生(?)は俺の耳元で囁いた。
「俺…あんたを見てると、可愛すぎて壊したくなる」
(森智也視点)
あぁ可愛いなぁ…♡♡その怯えた顔も、さっきの俺にときめいた顔も…全部が可愛い…♡♡この人を捕まえるのは俺だけだ。半年間色々調べたり監視カメラを付けて見張っていた甲斐があったよ、あぁまさかこの人もいじめられていた過去があったなんて…今すぐ病院送りにしやがった奴らに制裁を加えに行きたいところだが、今はこの可愛すぎる今國さんをたっぷり可愛がってあげよう。本当は痛がることなんてしたくないんだけど、何でだろうなぁ…?俺、この人を見てるとめちゃくちゃにしてやりたくなるんだよなぁっ…♡♡こういうのを何て言うんだったか、あぁそうだ。「キュートアグレッション」だ。「キュートアグレッション」、それは俺が昔から頭を悩ませてきた衝動。可愛いものを見ると抓ったり振り回したり叩いたりしたくなる、ぬいぐるみなんかが良い例だ。それは友達に対しても一緒だった、俺は別にそいつらを傷付けたいわけじゃなかった。でもダメだった、この衝動のせいで俺の友達全員が離れていった。だから必死に隠そうとした。でも今は…
『森…先生…?』
「…あはっ♡♡」
今國さんがいるからもう隠さなくてもいいや。