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女性みたいな可愛らしさと綺麗な肌を兼ね備えた青年と、貴族みたいな雰囲気でこちらも端麗な顔つきをした青年が部屋に入って来た。
💜「お!やっと来た。翔太、涼太、この子が新しい俺達の弟になる蓮くんだよ」
片方はなんとなく見覚えがある気がする。気のせいかな。辰也が二人に紹介すると、翔太と呼ばれた青年が、綺麗な顔を意地悪っぽく歪めて、俺に喧嘩を売ってきた。
💙「ふーんお前が蓮って奴か。俺は翔太。年下の癖に生意気なことすんじゃねぇよ」
❤️「こら、翔太!ごめんな蓮くん。俺は涼太。高校1年。翔太とは同い年で双子なんだ」
🧡「何やっとんねん!翔兄!俺らの可愛ええ弟やんか。これから仲良くしよーやー」
💙「分かってるって…」
🧡「不器用やなぁ翔兄は」
自分の方こそ生意気だ、と康二と涼太に諫められると、翔太は恥ずかしそうに顔を赤くした。兄弟には素直なのか、言いすぎたと思ったのか翔太は口をつぐんだ。無邪気な声でラウールが口を開く。
🤍「とにかく、これで全員揃ったね」
💛「あれ、そーいや親父は?」
💚「また米国での仕事があるんだって。当分は家に帰れなそうってさ」
🩷「来なくていいよ、あんな奴…」
一気にみんな喋るから、情報量が多くて混乱してしまった。頭を整理しようと取り敢えず聞いてみた。
🖤「えっと、、皆さんは全員兄弟ってことであってますよね?」
全員が一斉に振り向いて目を丸くするから、いらないことを聞いてしまったのかと一瞬思った。でも今度はみんな一斉に笑いだした。
💜「そうだよな、顔も性格も似てないからわかんないよな」
💚「俺達のお父さんは何回も離婚と再婚を繰り返してるから、だいたいみんな産みの親が違うんだ」
そっか、この家族にも事情があるんだな、と俺は納得した。それにしてもさっきから康二の距離が近い。今は俺の肩に寄りかかっている。
🖤「ちょっと康二くん距離近くないですか…」
🧡「さよかいな?嫌やった?」
🖤「嫌じゃないんだけど…」
これが普通なんだろうか…?と思いながら周りを見渡して見ると、兄弟みんな距離が近い。特に大介は何故か照におんぶしてもらっている。みんな気にならないのか、のんびりと雑談を続けている。
和気あいあいとした話を聞いていると、突然俺の肩に寄りかかっていた康二が急にあっ!と大声を出した。
🧡「せや!はよ蓮にルームツアーせなあかん!みんな行くで~!」
🖤「えっ、ちょっ、待って」
あまりにも急過ぎて驚いた俺の手を引いて、康二は部屋を飛び出した。気が早くない?とか言いながらみんなも付いて来る。
突然始まったルームツアーに戸惑いながらも、ちゃんと付いていけるように俺は康二の隣を歩き始めた。
次回は番外編です!そちらも読んでくださると嬉しいです。