テラーノベル
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おはようございまーす。
って
「人少ない!?」
「あ、葵ちゃん。なんかね、嘔吐とか体調不良で休みが多いの。」
「にしては、多すぎる気がする。」
「うーん。これも何かの噂でできた話なのかな?」
「あっ!」
「この噂かな」
放送室
「ヨツバくん聞いて!」
「んー?」
「最近おかしいの!」
「何が?」
「なんだか人が体調不良のレベルじゃないくらい休みが多いの!」
「これっチョコレートのうわさだと思うの」
「チョコレート?チョコ渡して振られた人の怨念とか?w」
「えっ?なんでわかったの!?」
「当たってるの!?」
チョコレート
それは女の子がある男の子のことが好きで、チョコレートを渡して告白したの。
けれど、
男の子は女の子の考えとは裏腹に、女の子の事を好きではなかったから降った。
でも、女の子は男の子のことを愛して愛して片想いを拗らせて、追い回して、束縛した。
でも、
男の子はもう限界に近づいていて。
ある日
男の子は自殺してしまった。
それでも、女の子は死体になった男の子の口にチョコレートを入れて、妄想を膨らましていった。
男の子は自殺してしまうぐらい精神的に追い詰められていたから、そのチョコレートに男の子の怨念が込められてるとかって言う噂
「その人怖っ。そもそも、そんなんだったら男の子の事好きにならなきゃよかったのにw」
「で、でもその子男の子の事本当に好きだったのに、そんな言い方しなくてもいいんじゃない?」
「えー?別に大丈夫だよ。ほっとけば多分噂もすぎてこんな事もなくなるだろうし」
「なにそれ…..でもっこの子もちゃんと男の子の事を好きだったなら!噂を変えるてあげてちゃんとした恋をした女の子として噂を変えてあげれば少しは楽になれるかもしれないじゃん!」
「でも、めんどくさいしー」
「もういい!1人で噂が変えてくる!」
「……まぁやばそうだったら助けてあげないこともないかな」
「なんなのヨツバくんったらあんな言い方しなくてもいいじゃん…」
「噂によると屋上にチョコレートがあってそれ食べたらこうなるって噂なんだよね」
「屋上行ったら何か情報捕まるかも!」
「あっなんか別の子いる?」
「えっ?」
「あれって、チョコレート?」
「た、食べちゃダメ!」
「君誰?僕もらったチョコ食べなきゃ行けないから、邪魔しないでくれる?」
何これっ!?
透明な壁?
食べちゃダメ!
「な、何してるの!それ食べたら危ないから!しかも食べなきゃいけない?まるで無理に食べなきゃ行けない見たいな言い方。」
しかも水?
何これ水が上がって来てる?。
顔まで来てる。
「助け、、て。ヨツバくん!」
「んもぅーだから言ったのにーこういうのは下手に突っかからない方がいいんだよ」
「悪いけどけどこの子は僕のだから君にはあげれないかなー」
「ついでにこの人は本体じゃないみたい」
「とりあえず本体がなかなか尻尾出してくんないみたいだから….」
[ねぇ葵。噂ってその男の子の方の事めっちゃ好きだったんでしょ?]
[うん。]
「って事で君にはここから落ちてもらいまーす。」
「はい、ドンっと」
「えっ!ヨツバくんやりすぎ!」
「ねぇヨツバくん!」
「ほらほら本体出て来た。やっぱりそんなに彼の事愛してたなら死にそうになってるなら、助けるんじゃない?」
「あ、そっか、」
「んでお前の狙いはなんだ」
「ふざけるな!私は彼のことを世界一愛してた!いつだって私は彼の事を考えてた!いつだって愛してたのは私だけ!」
「……あの!彼の事彼の事ってその人の名前も言わない人が言ってもどうしようもないじゃないですか!
「その人のことをどれだけあなたが愛していようがその人の気持ちを考えたからこそ、初めて相手が好きになってくれるんじゃないですか」
「、、、そうなの?」
「うん。」
「こんな私でも愛してくれる?」
「きっと考えれるようになったらきっと愛してくれると思う」
「そっか、、、」
「私多分もう噂が消えちゃうからここにはいれないけど、それでもちゃんと覚えててね」
「うん。ちゃんと覚えとく」
数日後
「んでどうなったの?」
「もう、噂は、消えちゃったから元に戻ったよ。」
「そっか」
次回に続く!
お知らせです!今度からおまけや、ちょっとゆるい感じのヨツバと葵のお話とかも作ろうかなと検討中です!
いつも見ていただいてありがとうございます!
これからも見ていただけると嬉しいです!
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