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読んでいたたがありがとうございます!
「ヨツバくん」
「ん?」
「これ何?」
「ミツバって誰」
「ま、まさか人にまで手だして、?」
「出してないし!」
「でもほんとにミツバって誰?」
「生きてた時の友達ー」
「えっ?」
「なんでそんな大事なこと早く言わないの!」
「ヨツバくん色々謎多かったけど、友達いたの!?」
「ひどいなー精神的なダメージスゴイナー」
「ごめんごめん」
「そういえばだけどさ」
「ヨツバくんの噂って、ミツバくんと帰ってる途中に事故にあって死んじゃったんでしょ?」
「そうだけど、いまさら?」
「うん。」
「それで!ミツバくんはどこにいるの!」
「いやぁそれがねーわかんないんだよねー…」
「えっ?」
「いやいやいや、おかしいでしょ!なんでこんなとこでつったてんのなんで探さないの!?」
「話すと長くなるけど」
「僕が今ここにいるのって、この学園で生徒達が噂をして初めて、ここにいるってわけね。」
「つまり僕は「噂」で作られたものってこと。」
「だから死んだら必ずここに居れるってわけじゃないんだよ。だからミツバが未練を残そうがそもそも噂がないとここには居はないってわけよ」
「じゃ、じゃあ私たちで作ればいいじゃん!」
「わざわざ、でもこんなに広い敷地まだ流さないといけないんだよ?流石に無理じゃない?」
「それは、やってみないとわからないじゃん!」
「このまま、ヨツバくんが何もしないで何も起こらないよりもやってみて、できない方がスッキリするし。」
「じゃあとりあえず。噂流す前に、今ミツバの噂があるか調べてみたら?」
「うーん、分かった。調べてくる!」
「早っ」
「まあとりあえずこっちからも調べておくか」
「あっ!莉里。」
「葵ちゃん!どうしたの?」
「あのさ、ミツバくんとかの噂知らない?無いならいいんだけど..」
「あるよ。ミツバくんの噂でしょ?」
「あるの!?」
旧校舎階段のミツバくん
旧校舎にいる幽霊の噂。
いつも中央階段から降りてるのに、旧校舎から階段を降りてると、急に手を掴まれることがあって。
ヨツバくんって知ってる?
って言って来るんだって。
「ミツバくんって、」
「そうなの!ミツバくんって、あの体育館放送室のヨツバくんの友達のミツバくんなの!」
「そっか。ありがと莉里!」
「ヨツバくんただいま!」
「おかえりーあった?ミツバの噂」
「あった!あったよ!」
「あるんだー」
「旧校舎階段のミツバくんだって。」
「ふーん」
「ふーんって、まぁ何はともあれ」
「旧校舎階段行こ!」
「うん」
「ついたー」
「んでどうすんの?」
「分かんない!けど、とりあえず降りてみる?」
「でもほんとにいるのかなー?」
「わかんないけどいるんじゃない?噂がある限り」
(うーん、、いるのかなー?)
「うわっびっくりした。ヨツバくん驚かせないでよ」
「え?、なんもしてないけど」」
「ねぇ、、、ヨツバ知らない?」
「ひぃぃぃ」
「お、ミツバじゃん久しぶりー」
「元気してた?」
「……触るなよ!ヨツバ!」
「事故にあって死んでもヨツバは、探してくれなかった!僕はずっとずっと探してたのに!1人にしないで欲しかった、」
「こんなに寂しいなら、1人でここにいるぐらいならヨツバと天国でも地獄でも死んで行きたかった!」
「え、、あ、ごめん」
「よ、ヨツバくんが混乱してる。、、つまりいつもこんな感じじゃなかったんだ」
「ごめん、、ミツバ。でも、僕たちは、噂で成り立ってるような存在なんだ。だから僕が死んで噂で成り立っていても、ミツバが噂でもうここにいない時僕はどうすごせばいいのかわからなくなる。現実が直視できなくなるからずっとここにいた。」
「ごめん」
「分かったけど、ヨツバ。なんか、厨二病?早く治しなよ?」
「ミツバ。次言ったら処刑な?」
「ま、まぁまぁ2人ともここにいたら悪目立ちしちゃうから放送室に、、とりあえず」
日記
今日からミツバくんが仲間になった!
これからも仲良くできるといいな
次に続きます!
今回も読んでいただきありがとうございます!
おまけの方も読んでいただき、ご好評だったので続ける決意をいたしました!
また次回も見ていただけると幸いです!