⚠️岩水・父水・ゲタ水
岩子さん生存ルート
水木転生(記憶あり)成人済み(だいたい21歳ぐらい)
前書き
転生したら昭和ではなく令和になっていた。
令和では、スマホやパソコンなどがあった、最初はなんだこの世界はと思ったが今ではもう慣れてしまった。
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俺は物心着いた頃にはあいつらの事を思い出していた。前世の記憶があるせいか昔っから大人びてるなとよく言われた。大人だったからそう言われても嬉しくない。
「前世はあいつらに迷惑をかけちまったな……」
今世ではできる限り関わりたくない。あっても記憶が無いふりで押し通そうと思う。
「あいつらことを思ってだしいいだろ。 」
「水木〜?買いだし手伝ってくれない?!」
「今行くー」
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「なに?!水木が見つかったのか!?」
「ええ。そうなのよ!買い出しをしていたらたまたま見かけちゃって!」
「なんですか。そんな大声出しテ」
「水木さんが見つかったのよ!」
「は……?」
あの人が?俺たちの前から消えてしまった人が?
嬉しい嬉しい嬉しい。会いたい、また消えてしまわないように、隠さないと、早く、はやく
なんで呑まれる時に笑顔になったんだ…あの顔がくっついて離れない。聞かないと、今世では失わない。
「拗らせすぎじゃぞ」
「あっ、すみません。」
「まぁまぁ、あなたも同じ気持ちでしょう。」
「岩子もじゃろうが」
「ええ。皆同じ気持ちのようね、」
「行きますか。」
「そうじゃな」
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「毎回荷物持ちのために呼んでるのか?」
「いいじゃないのよ」
「はぁ……」
母さんはいい人でもないし悪い人でもない。
そう考えているとどこからか下駄の音がする
からん
ころん
今の時代には似合わない音だ。そう考えていると
「水木さん。」
「お義父さん。」
「水木。」
「「「帰りましょう」」」
「?誰ですか?」
俺はな。接客業で嘘をつくのが得意なんだ。
現役じゃないがな
記憶ない振りでぜってぇ通すからな
「水木?知り合いなの?」
「いや?知らない人。母さん早く帰ろう、お腹空いた」
「そ、そうねぇ、」
早く帰りたい。帰らせろ。こいつらと関わりたくない
そういいさって行く水木家族
「行ってしもうたのぉ……まぁここら辺に住んでおることはわかったの」
「今世は逃がしませんヨ」
「ええ、そうねぇ」
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あっっっぶねぇ〜1回逃げれたらしばらくは逃げれるだろ
「はぁ、…」
「そんなため息ついてどうしたんですか?幸せが逃げちゃいますヨ!!!!」
「まぁ幸せは俺が作るのでいいですケド」
???どういうことだ?まさか……
「ばぁ♡♡」
「ひッ」
「こら鬼太郎、驚かせちゃダメじゃろ」
うわうわうわうわ逃げてぇ無理なんだけど早すぎんだろ
「あの、何か用がありますか?」
「ん〜用はない」
なんでやねん
「コラコラ水木さんは記憶が無いんですから」
「それもそうじゃの……」
「用がないなら失礼します」
来ないで欲しいなぁ……
「まて、お主本当に記憶が無いんじゃな? 」
「記憶が無いと言われましてもあなた達と面識はないので……」
「よそよそしいなぁ……(泣)」
「良いことを教えてやろう」
「なんですか、」
「昔、お主と儂は恋人じゃったんじゃぞ」
「は?そんなことねぇはずだろ付き合った記憶ない……ぞ……」
ゲゲ郎の口角が上がり、水木の口角はすごく下がってしまった
「?????????え???????」
「ほらお主記憶があるんじゃろ」
「水木さん!あるんですか!!!!!」
「お義父さん〜!!!!帰りましょう!!!」
「やだね」
そういいダッシュで去る水木
「進展しましたね」
「そうじゃの」
続く