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※注意書き
・転生系
・結構重め(カモ)
・進展クッッッソ遅い
・テラノ初心者⭐︎
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〈無鶴side〉
次に目覚めるとそこは、何もない空間だった
ナヅル
「…(ここは…?)」
これが地獄?
ただただ白い景色が、ずっと遠くまで続いている、変な場所
⁇
「ナヅ」
私は心臓が止まるかと思った
その声は私が心から待ち望んでいたものだったから
私は涙を流しながら、必死に走って抱きついた
ナヅル
「ごめんなさいっ!」
「守れなくてごめんなさい!知らないふりをしてごめんなさいっ!」
「助ける事ができなかったっ…!本当に…ごめん…」
⁇
「ナヅが謝る事じゃないよ」
「私こそごめん、公園行けなくなっちゃって」
あぁ、この子は心配になる程優しい
何で貴女が謝るんだろう
この子はこんなに優しいから、だからこそ
ナヅル
「ねぇ、言って、教えて」
「何でお母さんに家がバレたの?」
「何でお母さんに、殺されたの?」
⁇
「…ナヅが、困ってることは、根本から直さなきゃダメだって思って」
「ナヅは、ナヅのお母さんに虐待されてた、そうでしょ?」
ナヅル
「…」
⁇
「いや、それは誰が見ても分かる事だから、ナヅが聴きたいのはこう言う事じゃないよね」
「分かってる」
◼️◼️の言うことは全くその通り
ボロボロの雑巾見たいな髪の毛に、あざだらけの体
誰が見ても、その事実は分かっただろう
だけど私が知りたいのはそこじゃない、それは◼️◼️もわかってた
⁇
「さっき言った通り、ナヅの困ってることは、根本から直さなきゃいけないから」
「放課後の時間使って、ナヅのお母さんのこと尾行して証拠取ろうと思ってたの」
「放課後行けなくなっちゃったのは、それのせい」
「ごめんね」
◼️◼️は申し訳なさそうに笑う
⁇
「でも、ナヅのお母さんに、尾行してるのがバレちゃって」
「それからは逆に私がストーカーされてね」
「ナヅのお母さん、だんだんする事がエスカレートしていったの」
「最初はストーカー、次第に夜中にドアを叩かれたり」
「今日は…久しぶりにストーカーがないから安心して帰ったら…」
そこから先は容易に想像ができた
あまりの衝撃に私は口を押さえる
⁇
「家にナヅのお母さんが包丁持って居て…」
「そこから先は…ね、」
◼️◼️は酷く怯えたように、服の裾をぎゅっと掴んでいた
当たり前だ、怖いに決まってる
この子がそんなに怖い思いをしている間…私は…
そこで、私の頭に最悪の考えがよぎる
ナヅル
「もしかして…◼️◼️の両親も…お母さんが…」
「殺したの?」って聞こうとしたところで、◼️◼️に「違うよ」と遮られた
⁇
「私の両親は私が産まれた時からいなかった」
「親戚の家で育ってね、高校になってようやく一人暮らしできたんだ」
一人暮らしした矢先にこんな事が起こるなんて…
◼️◼️は、私の気分が落ちたのを察知したのか、明るく話題を切り替える
⁇
「さて、この話はもうおしまい」
「ナヅ、ここがどこか分かる?」
ナヅル
「…いや、分かんない」
強引に話を切られた事を若干不服に思いながらも、質問に答える
⁇
「じゃあ私の意見言っていい?」
ナヅル
「?」
⁇
「ここはね、多分境界って呼ばれる場所」
「何かの漫画に書いてあった!」
ナヅル
「境界…」
⁇
「そう、え〜と、彼岸と此岸の〜、間的な?」
「だって、まだナヅの心臓の音聞こえる」
ナヅル
「そんなこと言ったら◼️◼️の心音だって…」
耳を澄まして聞いても、聞こえるのは醜く鼓動する私の心臓の音だけ
あの子の心音は聞こえなかった
⁇
「いいの、私はやりたくてやったことだから」
「後悔なんてしてないよ」
ナヅル
「…」
「私は…どうやったらそっちに行けるかな」
⁇
「…ナヅ、こっちに来たいの?」
◼️◼️が珍しく、低く響くような声で喋る
私は直感的に理解した
あ、これは言ってはいけないものだった、と
⁇
「…ねぇ、ナヅはどうして死にたいの?」
ナヅル
「…貴女のいない世界でひとり生き残っても、耐えられないから」
⁇
「それはどうして?」
ナヅル
「貴女のことが何よりも大切だから…」
⁇
「そうだね、それは私も一緒だよ」
ナヅル
「っじゃあッ…」
⁇
「でもだめだよ」
ナヅル
「ぇ…」
⁇
「私は命をかけて貴女を救った」
「それを貴女は、簡単に生きる事を諦めるの?」
「まだ生きているのに」
ナヅル
「それはッ…」
私は何も言い返せなかった
あの子が怒るのも納得がいく
自分が命を賭して救った命を、本人が捨ててしまっては意味がないからだ
それでも私は、あの子と一緒にいたい
ナヅル
「それでも…私は貴女といたい」
⁇
「許さないよ」
「生きる事を諦めないで、私からの、最期のお願い」
ナヅル
「(そんな言い方ずるい…)」
⁇
「貴女にはまだチャンスがある」
「希望の光が見える時、貴女はそれを掴んで、精一杯希望を抱えて」
ナヅル
「そんなッ」
私の体から、光の粒子のような物が出てくる
足元からどんどん消えていって、私たちの周りには白い光が降り注いでいた
⁇
「いい?貴女はこれから別の世界に行く事になる」
「其処で人生をやり直して」
「私の名前、思い出せるまでこっち来ちゃダメだよ」
ナヅル
「名前?覚えてるに決まって…」
あれ、この子の名前…何だっけ…
あぁもう如何して
本当に嫌いだ
何で私は…
ナヅル
「ッ…」
⁇
「頑張ってね無鶴、私は貴女のこと、ちゃんと見て、側にいるから」
ナヅル
「…ッッ嫌だ!やめてッ!私はッ!」
⁇
「またね、無鶴」
「ばいばい…」
遂に私の体全部が光の粒子になって、その子の目の前から消える
その子は私と出会って初めて、私に涙を見せて、手を振ってくれた
私も涙を流して目を瞑り、光に身を任せた
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転生前終わったぁぁあああ!!
2話もかかっちゃった
私のiPadが重たくなるのがだいたい2000文字辺りだということに気がついたので
その位の文字数で頑張ろうと思っています
次からついに文ストの世界が書ける!
待ってました!
それじゃあね!(逃