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みつけて
歪みにより、つぼ浦の中身が別のなにかになるお話
「つぼ浦出勤しまーす」
最初の違和感は挨拶だった
彼はON DUTYと叫びながら出勤するのが殆どだ。
それなのに、普通だ
「事件対応行ってきます」
「この書類どうしたらいいですか」
「要求を呑もう」
聞けば聞くほどおかしい
いや、おかしくは無い…普通すぎるのだ。
らだおや馬ウワー、キャップだけの疑問が警察全員
更にはMOZUのヴァンダーマーやジョーカーなど街の住民にまで疑問を抱かせた
つぼ浦が改心したのではなく、全くの別人に感じたからだ
俺たち/私たちはつぼ浦では無い別の何かと話してるのかもしれない…
そんなある日力二が、
「そんな性格でしたっけ?」
と、軽く談笑の中で問いかけて見たのだ
「変ですか?」
つぼ浦の声はいつも通りのはずなのにどこか恐怖を感じた
「あー、ちょっと大人しくなったなー…って」
聞き出したいことなどもう関係ないくらい力二はこの場所を逃げたいと考えていた
相変わらずつぼ浦は真顔のまま
「そうですか。まぁ、気のせいですよ」
そう言いスっと椅子から立ち上がりどこかへ行ってしまった。
変な汗が流れてくる
「こっっっっわぁーー!!!!!!!!何あれ……..。ってより誰あれ…」
力二はドクドクと早く鳴る胸に手を当て深く深呼吸する
「とりあえず、らだおに知らせとくか…」
それからまたしばらく経った
つぼ浦が消えた
出勤状態のままGPSが表示されなくなった
ことの次第に馬ウワーは山下市長を呼ぶことにした
市長は、つぼ浦の所へ飛ぼうとしたりつぼ浦の反応を探ってるが飛べないし分からないそうだ。
ロスサントスで起きてることだけは分かるようで、歪みの可能性が高いと言われた。
緊急会議が開かれ、つぼ浦捜索隊が組まれた。
ギャングも事情を聞き数人ほどつぼ浦と仲の良かった人間が集まった。
MOZUに関しては連絡自体は繋がらなかったが、何人か私服姿のMOZUメンバーが集まってくれた。
それに力二は
「ギャングが警察助けるのはおかしいもんなぁ、あくまで個人として来てるんだろうな」
と言うが、らだおから見たMOZUメンバーはどこか、つぼ浦の件以外にも何かあったのか覇気があまり無かった。
「今はつぼ浦のことを探さないと」
そして、つぼ浦の捜索が始まった
町中探して、海や湖、地下、家宅捜索を出して個人宅内まで探す人まで居た。
しかし、どれだけ探してもつぼ浦の姿は見えなかった。
このままつぼ浦は消えてしまったまま存在を忘れてしまうんじゃないか
つぼ浦はほんとに存在したのか?
つぼ浦はどんな顔をしていただろうか
つぼ浦って誰だっけ?
そんな思考が押し寄せてくる
探していた面々がどんどん減っていく
何かがおかしいと感じ始めたのは、つぼ浦と1番交流があった。
らだお、キャップ、馬ウワー
それと、猫マンゴー、オルカ、ヴァンダーマー、まるーん、山下市長
ロスサントスに何十、何百人と住んでいる住民で、つぼ浦のことを探し続けて居たのはたったの8名だけになっていた。
これはおかしいとらだおは8名を集めた。
「おい、この歪みおかしいんじゃねぇか?」
椅子に足を組み座るヴァンダーマーが言葉を発する。
「うん、確かにおかしいよね。」
「途中から頭の中おかしかった!!」
「普通の歪みとして対応するんじゃ、いけないな。このままだと、」
「オルカ…匠のこと忘れちゃう?
それだけは!!!嫌だぞ!?」
オルカの悲しい叫びに空気が沈む
ロスサントスであれほど騒がしかった男がこんなに急に姿を消してしまうのか…
そんな悲しみがらだおの中で渦巻く
声を出すのも苦しいほど重い雰囲気の中突然無線から声が届いた。
警察たちの目に光が戻る
静かにヴァンダーマーは立ち上がり車に乗り込む
「警察署前に!ロケラン持った住民が居るらしい 」
「匠だとおもう!!!」
「ワシは先に行く」
そう言い車を飛ばす
「なんでてめぇら勝手に乗ってんだ 」
「その方が速いからだばぶ」
「警察署前に何故か飛べなかったから乗ったんだ」
我が物顔でヴァンダーマーの車の後部座席で腕を組む2人
大きく溜息をつきながらさらに速度を上げて警察署前に行く
かなり早く来たはずなのだが、何故かそこには既にらだお達が付いていた
「いや、バケモンだろ」
後部座席の2人は車から降りつぼ浦だろうと思う人の元へと向かっていく、ヴァンダーマーはその姿を車に乗ったまま見守っていた
途端、山下市長とつぼ浦らしき人物以外がロケランの爆風により吹っ飛ぶ
とても久しぶりに書くので一旦ここまでとさせていただきます
小一時間で詰めながら書いたのでいつものよりは完成度が低いと思いますが、続きを書く際には、誤字などは確認して完璧な状態に直しておきます(なう(2024/11/21 01:29))
また次回の更新までおやすみなさい