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episode.4
35♡Thanks!😭💞
〜ya目線〜
誰かに癒される。
というのは居心地の良いものだと思う。
俺なんか実際そうだ。
だって自分を癒すような場所にいるのだから
自分の安全地帯なんだから
じゃあさ、
だからさ、
だからこそ、
独占したくない?
絶対この愛は重い。
だけど、好きだから、独占したいから
愛す。
でも、嬉しいことに彼女にも俺は愛されてるようだ。
“愛すように愛されるような”
そんな言葉が出てくる。
それは俺にとって妥当な言葉だろう。
そんな、重い愛を
彼女は気づいてない。
でも、それを彼女が知ってくれたら
俺は救われる。
自分の重さを認められるから
救われる。
叶わないけど、叶うと願う。
自分中心の世界じゃないけど
“救うように救われてみたい”
でも、俺に誰が救われるんだか、
俺はわからない。
でも、俺の愛から解放されたら、?
相手も救われるかな、?
それだと彼女も俺の愛の重さを知る。
丁度いいじゃん。
こんなことを思ってるくだらない自分に
“寂しくなります”
だからね、俺は
彼女、etさんに嫌われるようなことを考えた。
社会の人がこれを見たらどう言うかとか知らない。
だって、俺の生き方なんだもん。
でも、こんな弱っちい俺だから
無視をする、
こんなくだらないことしかできないんだ。
本当にごめん、
「yaくん!おはy」
「ごめん、邪魔」
etさんに話しかけられたって、無視した。
どんなに辛くても、もう近づかなかった。
こんな彼氏でごめん
こんな情けなくてごめん
自分勝手でごめん
でも
それがetさんを幸せにすると思う。
俺の単純な出来の悪い頭じゃ
1日考えてもこんな案しか出なかった、
俺の愛情の眼を認めてくれますか?
授業前、、、
「はぁ、授業ダルッ」
そう言って教室を出、屋上に向かった。
その行動が後々俺の心に刺さることになるとは思ってもいない。
だってそこに、
ガチャ(扉開
「ッ」
フェンスにもたれかかって泣き崩れている
etさんがいるんだから。
「e、etさん、?」
俺の口から情けない一言の言葉が出た。
こんな彼氏でごめん。
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