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いのぴかぴかさん目線
配信、早く見なきゃ。その一心で家へ向かう足を早める。
「間に合った…」
僕が毎日見てる配信は、帰宅部という三人が活動しているグループのメンバーで、Kさんと言う人だ。この前は、おおはらさんと一緒に配信したりしてた。
『えーっと…配信、え、始まってる?』
コメント欄はすぐに賑わう。久しぶりにコメントしてみようかな。
コメントをすると、Kさんはすぐに気づいてくれた。
『あ、いのさん…?!久しぶり!ねぇ、コメント待ってたんだよ?』
…え?Kさんが覚えててくれてるの?やば。
覚えててくれたんですか、とコメントをする。
『だって俺の初配信、来てくれたよね?最近も配信来てくれてたの?』
「もちろんです!」
『うわ、嬉しい〜!参加型企画も来てくれたよね?!』
「Kさん、気づいてたんですか?」
『あの時はメンシプ限定だったから、結構人いて…』
「そうなんですね」
『なんかいのさんと話せる、っていうか配信だけど…久しぶりだな〜。ねぇ、いのさん。今日は何のゲームがいいと思う?』
夢のような時間だった。僕がKさんと話してる。
『うん、じゃあ今日の配信はこれで終わりにします。あ、いのさんバイバーイ!』
配信が終わると、憂鬱なことを思い出す。
「課題やらなきゃだな…」
口ではそんなことを言いながら、(某メッセージアプリ)を確認する。
あ、きおきおさんから連絡だ。何かな?
『いのさん、土曜日って暇?』
「暇ですよ」
…なんかの誘いかな。まぁ、別にいいけど。
『委員会のメンバーで勉強会開きたいな、って。いのさん来る?』
「一年生でも大丈夫なんですか?」
『同級生も来るだろうし、俺が誘ったって言うから大丈夫』
「じゃあ行きます、どこでですか?」
『俺の家』
…場所、知らないし。近くなのかな。
「場所分からないんですけど、どうすればいいですか?」
『住所送るね』
あ、見たことある家だ。
「学校の近くですね、分かりました。」
『んじゃ、土曜日よろしくね!』
…って。めんどくさいし。まぁ、行くか。
更新遅くてごめんなさい。
次の話はきおきおさんの過去になるかなーって思ってます。なんでこんなにいのさんに執着してるかがわかる話にしたいな、と!!
それでは!!