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岩本 照編
俺は、高校1年生。筋トレ部に所属し、恋をしたことがな い。したことがないというか、『好きな人』ができたことがない。
そして、俺は最近悩んでいる。それは、気になっている人がいる。それに気づいたのは、2年生の教室を通った時だった。
2-A
💛「阿部〜早く行こうぜ」
💚「待って待って、、」
💛「遅刻するよ〜」
💚「なんか、ノートが消えてさ、、 」
💛「ルーズリーフなら貸してあげるけど」
💚「もらっていい?笑 」
💛「あ、あげるわ笑」
俺の幼馴染で、学校一頭が良い『阿部 亮平』。いつも、一緒に行動している。
💚「てか、2年生めちゃくちゃカッコイイ人いない〜?」
💛「え?そう?」
💚「うん、!」
💛「そうか??」
正直、俺が通う学校の2年生は恐れている人が多く、2年生に歯向かうと命はないという噂が立っている。
そんな時、サッカーボールが俺達の方に飛んできた。
💚「きゃ、」
💛「危ない、」
💚「ひかる、大丈夫?」
💛「阿部の方こそ大丈夫?」
💚「僕は、平気、」
💛「良かった」
阿部の顔面にぶつかりそうな所を、何とか身をかわし、怪我せずに済んだ。その時、奥の教室から、男子生徒が走ってきた。
?「大丈夫だった?? 」
💚「あ、」
💛「え?阿部知ってる?」
💚「え、、あ、うん、」
💜「はじめまして、2-Aの深澤です、」
💜「同級生がふざけててさ、ごめん笑笑」
💚「僕は、大丈夫です、」
💛「いや、俺も大丈夫です、」
その先輩は、茶髪で銀のピアスをつけていた。校則ギリギリラインの髪型だった。
💚「すみません、僕たち授業に遅れそうなので、もういきますね 、 」
阿部に言われて、俺は授業に向かった。
俺はその日から、「フカザワさん」の顔が、離れなかった。何をしていても、頭の片隅に、ずっと残っていた。
💚「ひかる〜?」
💛「え?」
💚「なんか悩んでる?」
💛「いや、別に、なんでもない」
💚「ふーん、」
💛「阿部ってさ、好きな人できたことある?」
💚「え!?」
💛「え、できたことあるの?」
💚「うん、まぁ、絶賛片思い中だし」
💛「それって、どんな感じ?」
💚「うーん、何もしてなくても、頭にあったり、無意識に目を合わせちゃうことかな?」
💛「、、、そっか、ありがと」
💚「ちょっと、ひかるどこ行くの??」
💛「ちょっと、連絡先もらってくる 」
💚「え?」
俺は、意を決してあの先輩がいる2-A組に向かった。