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第1話 - ㅤㅤㅤ

2025年11月14日

#花弁、それにまつわる音声

僕の生は、あまりに稚拙な悲劇だ

こんばんは、お元気ですか？僕は元気です。

今日は何か成果を得ることができましたか？

僕はですね、北海道の心霊スポットを一人で巡りました。幽霊よりヒグマの方がね、怖いので。すぐに帰還しましたが。北海道の心霊スポットはヒグマに気をつければ何とかなる、僕はそう思っています。ヒグマが大敵なのです。

今回はね、その心霊スポットについて少々お話しようかな、と。白米のおかず感覚で読んでいってもらって。言っておきますが、あまり怖くは無いですよ？まぁ僕の感覚では、ですが。

まぁ、小話もそこそこにしておきまして。

本題に入ります、まず一個目の心霊スポットは北海道札幌市、西岡水源地です。

いやはや、夜ということもありましてね。それはもう中々の雰囲気が漂っていましたよ。それと、少し血のような獣の様な臭いがしました。僕が歩いた事により踏み躙られる草の音、僅かな水音を奏でる池。幻想的だな、と思いその音に聞き入っていた頃。

急に女性の断末魔の様な声が聞こえまして、それはそれはもう本当に。とんでもない苦痛を浴びせられたかのような、そんな声。恐怖感と共に僕の好奇心が働いてしまい、その声の行方を探りに池から離れる。まぁ、その声の行方は分からなかったのですが。真相は闇の中、と言うのにも…僅かな好奇心が湧きますよね？神隠しにあった等のことを考えると、本当に面白い。

例えそれが恐怖による幻聴だったとして、同じ心霊スポット巡りをしてる人同士だっとして。僕が面白い気持ちになれたのでね。なんでも良いのです。少しは夢を見たって良いでしょう？

因みに。その後、池の近くに戻ったらざっざっ、と言う音が微かに聞こえました。何だったんでしょうね？

二つ目の心霊スポットはですね、同じく札幌市の平和の滝です。どうやらね、そこでは自殺行為をする方が数多いるらしく。北海道でも有名な観光地兼心霊スポットなんですよ。

森林に流れる滝、圧倒的心霊スポット感。僕以外の方々も団体で居ました。5人程のグループだったかな、女性二人男性三人と。随分と仲の良さそうな方々でした。

僕はね、その方々に興味を持ってしまい。すぐさま話しかけました。幽霊は信じますか？どこから来ましたか？と。都合が良い事に、一人の男性が快く輪に入れてくれまして。「幽霊は信じて居ないが、面白そうだから冗談半分で来た。」「出身は皆茨城」等の事をお話しまして。少し話した後、僕と彼らは解散し別々の道を歩みました。

否、残念な事にね。心霊らしき物を感じさせる現象等は何も起こらず。ヒグマも怖いのでね、帰還していた頃。多分ですが、先程話していた彼らの断末魔の様な声が聞こえまして。彼らは心霊現象に逢えたのか、僕は逢えてないと言うのに。と思うと少し虚しい気持ちになりましたが、大人しく帰還を続行しました。

これを書いていて思った事は、やはり心霊スポットに断末魔は付き物と言う事です。下らない、と思いますか？僕はそうは思いません。だって、心霊スポットで誰かしらは何か被害を浴びていると言うことでしょう？そうでなければ叫び声だなんてあげないはず。思考を巡らせ、自分だけの世界に入り込むとより物事が面白くなりますよ。

はい、これにて心霊スポットの話題はおしまいです。心霊スポットを巡る為だけにね、今日は部活を早く抜けてきました。親にバレたら速攻怒られることに違いない。

あ、そう言えば。ここで上げる投稿は雑談や実況、経験話等。そんな事をね、投稿していきたいなと考えています。

それでは、良い夜を〜。