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貴方が死ぬまで…

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貴方が死ぬまで…

10 - 第10話 オペ室の悪魔 (最終回)

♥

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2024年09月20日

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最終回です!

世良雅志視点



ウィーン

渡海先生が第一オペ室から出ていった

「世良先生…よろしく頼むよ」

「はい」

「4-0」

「はい」



数分後

「モブ先生ッ!」

「どうしてッ…血がッ…」

天城先生の心臓からの出血が止まらないのだ

「モブ…先生ッ…」

ピーピー

「心停止ですッ!」

「ァァァ…クソッ…」

「ショックッ!」

「はい!」

「輸血パック持って来いッ!」

「天城さんの血液型がわからないですッ!」

「ありったけだ!」

「はいッ!」

「天城先生ッ…(泣)」

ウィーン

…「派手にやったな」

「とか…い…先生…ッ…」

「兄貴死んだらお前死ねモブ」

渡海先生がモブ先生の前に立つ

「邪魔」

「8-0」

ヌイヌイヌイ


数1.2分後

「渡海先生ッ…」

「ッ…死なせてたまるかッ…兄貴ッ…!」

「渡海先生…もう…無理です…」

モブ看護師がそう言った

「ッ…(泣)兄貴(泣)」

渡海先生が泣いた。

頬を滴るその涙はとても美しく感じた


オペ終了後


「…」

天城先生が…死んだ

僕は天城先生の心臓を見つめた

「心臓が…美しいなんて…どうかしてるよ…この泣いている心臓が…」

パチンッ


次の 日


桜の木…天城先生が好きな花死ぬならここの近くがいい

どうせ僕の好きな人は……もう空の上なんだから…

「!」

「…」

桜の木にも人が近くにいるらしい

一人そこにいたのだ

「…こんにちわ…ッ!?」

「渡海先生……?」

「嫌ですッ…渡海先生ッ…!」

そこには首を吊っている渡海先生がいた

「ダメですよッ…!」

「渡海先生…(泣)!」

渡海先生は既に冷たくなっていた。

「うわァァァァァァァァ!(泣)」

声が出なくなるまで叫んだ

「…僕は…どうすれば…(泣)」

天城先生…渡海先生…



桜なびきの近く


…今そっちに行きます…渡海先生…天城先生…



ゴチャンッッ



貴方が死ぬまで…FIN…


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コメント

5

ユーザー

やばい…めっちゃ泣いた、天城、渡海、ジュノ、せめて空の上で幸せに過ごしていてほしい(泣)

ユーザー

天城先生…渡海先生…ジュノ…泣 楽しみをありがとう御座いました…!

ユーザー

見て下さいありがとう御座いました!

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