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最終回です!
世良雅志視点
ウィーン
渡海先生が第一オペ室から出ていった
「世良先生…よろしく頼むよ」
「はい」
「4-0」
「はい」
数分後
「モブ先生ッ!」
「どうしてッ…血がッ…」
天城先生の心臓からの出血が止まらないのだ
「モブ…先生ッ…」
ピーピー
「心停止ですッ!」
「ァァァ…クソッ…」
「ショックッ!」
「はい!」
「輸血パック持って来いッ!」
「天城さんの血液型がわからないですッ!」
「ありったけだ!」
「はいッ!」
「天城先生ッ…(泣)」
…
ウィーン
…「派手にやったな」
「とか…い…先生…ッ…」
「兄貴死んだらお前死ねモブ」
渡海先生がモブ先生の前に立つ
「8-0」
ヌイヌイヌイ
数1.2分後
「渡海先生ッ…」
「ッ…死なせてたまるかッ…兄貴ッ…!」
「渡海先生…もう…無理です…」
モブ看護師がそう言った
「ッ…(泣)兄貴(泣)」
渡海先生が泣いた。
頬を滴るその涙はとても美しく感じた
オペ終了後
「…」
僕は天城先生の心臓を見つめた
「心臓が…美しいなんて…どうかしてるよ…この泣いている心臓が…」
次の 日
桜の木…天城先生が好きな花死ぬならここの近くがいい
どうせ僕の好きな人は……もう空の上なんだから…
「!」
「…」
桜の木にも人が近くにいるらしい
一人そこにいたのだ
「…こんにちわ…ッ!?」
「嫌ですッ…渡海先生ッ…!」
そこには首を吊っている渡海先生がいた
「ダメですよッ…!」
「渡海先生…(泣)!」
「うわァァァァァァァァ!(泣)」
声が出なくなるまで叫んだ
天城先生…渡海先生…
桜なびきの近く
…今そっちに行きます…渡海先生…天城先生…
貴方が死ぬまで…FIN…
コメント
5件
やばい…めっちゃ泣いた、天城、渡海、ジュノ、せめて空の上で幸せに過ごしていてほしい(泣)
天城先生…渡海先生…ジュノ…泣 楽しみをありがとう御座いました…!
見て下さいありがとう御座いました!