今日はいい夫婦の日 ‼️‼️‼️‼️‼️
てことは青桃の日ってことだよね ‼️‼️‼️‼️‼️‼️ 🤪🍣
ほな2本投稿するっきゃ無いよな ‼️‼️‼️
( 真っ赤 )
ある日俺はとある光景を目にした。…いや、目にしてしまった。
本当は見たくもなかった。あわよくば彼と目の前の関係性になりたかった。
それなのに、それなのに彼は俺の気持ちに応えてくれなかった。
なんていうのは流石におこちゃますぎたかな。
しばらく経ったあと何事もなかったかのように彼は社長室に入ってきた。
それに対して俺は前までどのように対応していたかパニックにより忘れてしまい、無視してしまう。
そんな俺の様子に変だと感じ取ったのだろう。目の前の彼は本当に俺の目の前に来てこちらの様子を伺ってくる。
「ないこ?どしたん?」
「…どうもしてない、つか仕事の邪魔。」
「退いて」って冷たくあしらってしまう。
あれ、俺って普段まろにどう対応してたっけ。もうなんか忘れてしまったな。
わかんない、正常に対応しようとしても余計に普段通りに接することが出来ない。
こんな感情をこの歌い手生活に持ち込むのは本当は良くないのも知ってる。
「…なに、俺がなにかしたんか? 教えてくれへんとわからんで?」
「なんもしてない、ちょっ…本当に今忙しいから話しかけてこないで。」
本当は嘘。なんならいつもよりタスクに関しては余裕がある方。
もうやらなきゃいけないものは一桁ほどになっている。それでも嘘ついちゃう。
pcに目をやっているように見せて彼の表情はどうかとつい見てしまう俺がいるのも嫌気が差してくる。
案の定少し彼は落ち込んだ表情を見せていた。
それにまた胸がずきずき痛む。さっきのあの光景を目にしたのとは違うが似たような痛み。
「…っ、ないこが仕事終わったらゆっくり話そう。」
「はぁ?話すこと無いし、俺の仕事が終わるまで…ってどんだけ遅くなるかわかってんの?」
「わかっとるよ、わかっとる上でそう言っとんの。」
凛々しいその姿にまた目を奪われる。
嗚呼、そうやってまた俺の気持ちを弄ぶかのように動かしていく。
もう…っ、これ以上好きにさせないでくれ…
「ん〜っ、終わったよ、まろ」
本当に俺が仕事終わるまで待ちやがった。
あの後結局仕事がいくつか増えいつも通りの時間に終わった。
運が悪いのかいいのかわからないが、どちらも配信を控えていなかったから話ができる状態…いや、出来てしまう状態になっていた。
普段なら沈黙も心地よく感じる仲だったのに俺が一方的に彼を突き放してしまったから気まずくてしょうがない。
「なぁ、ないこ。 なんで今日そんなに距離離してくるん…?」
「…そうかな?いつも通りだと思うけど。」
そう告げた後に「ふぁ〜あ…っ」とあくびをこぼす。
それにまろはまたぐっと辛そうな顔をする。
やめて、そんな顔しないで。俺が悪いみたいになるじゃないか。…いや俺は悪いやつか。勝手に好きになっといて勝手に距離を離して、勝手に八つ当たりしている。
「いつも通りなんかじゃない…、なぁ、ないこ…っ、」
「……」
「離れないで」と言わんばかりの表情を見せる。
気づいたら近くに居た彼は俺の裾をきゅっ…と弱々しく掴む。
それに俺はなんにも返せないまま、また気まずい沈黙が続く。
「なんでそんなにまろはずるいんだよ…っ、!」
その沈黙を破ったのは俺からだった。
もういい、いっそ俺の気持ちを伝えてぼろぼろに打ち砕かれてしまいたかった。
いいさ。「俺はしょにだと付き合っています。」とかなんなり好きに言ってくれ。
「…すき、だよ…」
手術して出やすくなったはずの声も掠れて小さくか細い声になってしまう。
俺の大嫌いな前の声に戻ったみたいで更に自分を嫌いになっていく。
本当は嫌だ、まろが俺の元から離れていくのが嫌だ。
でも俺が想定していた反応ではなかった。
強気な泣き虫さんな彼はほろりほろり…と一滴ずつ美しく綺麗な雫をこぼす。
「な、んで泣いて…」
泣きたいのは俺だよ、なんでお前が泣くんだよ。
意味わからない…、あ、そうか。俺がお前に対して「すき」って感情を抱いていたのにお前は他のやつと付き合っていたから申し訳ないの涙か。
そっか、やっぱりそうだったんだ。見間違いであってほしかった。
「…おれも、俺も大好き…っ、」
「ないこ」
顔をぐっちゃぐちゃにして泣きわめく彼からはそう告げられる。
…は?今なんて…
「…っ、ないこ…すきやで」
そう言って俺はあの時見た光景みたく唇を重ね合わせた。
end
コメント
6件
今回の青桃も良すぎている好きだッッッ‼️‼️ すとたんのおかげでハピエン厨今日も幸せですありがとう🙏🏻
あらすぎあとでみます!!!!!1{{{{{{ 二本投稿すごすぎる…😭 いい夫婦の日!!なんも思いつかない!!!!{{{
桃さんが見た光景についての言及はあらすじにて青桃さんが会話形式でお話してくれてますよ 🤭🎀