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剣持闇






剣持視点


母「なんで….どうして成績が上がらないの.!!!」

「これだけやらせてるのに、」


剣持「……ごめんなさい」



母「あなたからも言ってよ!!!」


父「どうでもいいさそんなこと。それより晩飯をよこせ」



母「どうでもいいって……あなたこそ~~~~~~~~~~~~~」


父「は?お前どんな立場で言ってんだよ!!!!」


母「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~怒」


父「~~~~~~~~~~~~~~~~~」








まただ

また始まった




いつも目の前で喧嘩して


早くここから抜け出したい




ガチャ





夜は少し肌寒い


ただまぁ、家よりいいだろう


親の喧嘩を見たい子供がどこにいるか









キィ


行くところがなくとりあえず近所の公園へきた


昼間はあんなに人がいたのに


今は…..21時30分


帰りたくないなぁ


???「ねね、君帰らないんすか?」


剣持「あんた誰」


「伏見ガクって言います!」

伏見「君は?」


剣持「言うわけないでしょ….」


伏見「えー、俺に聞いてきたのにー?」

「てか君いくつ?小5くらい?」


剣持「そうだけど」


伏見「小5がこんな時間まで公園にいていいのー?」


剣持「!!今何時?」


伏見「22時だけど」


剣持「帰んなきゃ」


伏見「帰りたくないの?」


剣持「…….」


伏見「飴あげる。明日もおいで」


剣持「またね」





それから毎日公園へ行き

6年の年月が経っていた






剣持「がっくーん」


伏見「どうしました?」


剣持「呼んだだけ」


今はがっくんと一緒に住んでいる


たまに母親から連絡が来るが無視している


剣持「幸せだなぁ…..ボソ」







終わり!





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