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聞き覚えがある声。
??「それ、私だ…」
白い髪や白い猫耳、白い尻尾。オマケに私とお揃いの白いコート…
透き通った蒼い目をした片目隠しの少女。
その目からは海を彷彿とさせるが、どこか暗く、悲しげに見える。
一見私と同じに見えるが、尾がひとつしかない。
玲亜「ごめんね、昨日ちょっと情ti…」
麗奈「はいはい、大丈夫よぉ…」
散らばる負の塊を片付けながら話しかける。
麗奈「今日は何が食べたい?」
そう、できるだけ負の感情から目を逸らされるように…
玲亜「ううん、あまりお腹すいてないんだぁ…」
顔を伏せ、目を細め笑う。
麗奈「……そういう笑い方する時は…」
が、それを言ってしまえば隠してるつもりの彼女は吃驚してしまうだろうか。
麗奈「……いいや、ほらこっち来て?」
小さく頷いた後、こちらへ向かってくる。
…かわいい
玲亜「…?」
玲亜「!」
少し近ずいた後、すかさず小さい体を腕の中へ取り込む。
柔らかく、いい香りだ…
麗奈「なんかあったら相談しなさいよ。ね?」
そう言い微笑む。彼女は照れ臭そうに顔を伏せ、コートの裾を掴んでくる。
可愛い。さすが私のパートナーと言ったところだろうか。
玲亜「…んッ…~」
体を寄せ、引っ付いてくる。もっと抱きついて欲しい…のか?
玲亜「…ぁ ッ…/」
音が鳴り響いたと同時に、頬を紅色に染める。
麗奈「…お腹、空いてるの?」
玲亜「ぁッ、ぅ、ぅん…」
麗奈「じゃあ食べよ。ご飯。」
3話へGO!!!!