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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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遅れてすまへん()

注意⬇

鬱有り

ギャク待表現有り

こ れ ら が 許 せ る 方 だ け ご ゆ っ く り  ~ ♪


↑大丈夫な人スクロール〜















麗奈「じゃあ食べよ、ご飯」

無愛想な顔の中に微量に含まれる笑みは、どこか寂しそうに見えた。

玲亜「……ぇ、あ…うん?」

予想外の返事にあっけらかんとしている私のそばに近寄り、不思議そうに顔を近ずけ、

麗奈「ね、どした?ご飯食べたくない…?」

ジトッとした目が見つめてくる。

心配そうに。


…本当に?

もしかしたら痛いこと、されるかもしれないよ?



…そんなこと、ないよね。

だって、麗奈ちゃんだもん。

…こわい










こわい









こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい

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……き…

…おき…

起きろ!!

鬼の怒号で目が覚める。

ぐちゃぐちゃの衣類で構成されたベットを横目に、ハッとし母親と目を合わせる。

母「はぁッ……いつまで寝てんだ…出来損ないのクセに」

玲亜(…そうだ、わたしは)


ドゴッ!!


鈍い音を立てたのち、膝に激痛が走る。

玲亜「がぁ”ッ…」

母「お前はこの家の恥なんだからストレス発散くらいにはなれよ…?」

玲亜(……私は…恥、だったっけ…笑)

私は産まれる時、体の構築に必要なエネルギーとなる魔力が足りなく、猫又なのにも関わらず尾が1つで、おまけに能力さえも失ってしまった。


そんなわたしを両親は受け入れるわけなく…わたしを産んだ母から父は離れていった。


別れを告げられた時のそのどうしようもないグチャグチャを、母は私にぶつけているのだ。


玲亜(こわ…ぃ……)

頬に汗が伝う。

逃げなければ、と言う気持ちは十分にあるが、まるで催眠術にかけられたかのように体が重い。

玲亜「にげ、なきゃ…」ボソッ

重い身体を何とか少し上げ、体制を変えようとする。

玲亜「あ、れ…ッ?」

動かない…?


そう、動かない。動かないのだ。

身体が言うことを聞かずに目の前の鬼と見つめ続けている。

必死に動こうとするが、身体は無慈悲に震えるばかりだ。

かろうじて瞳は動く…

せめて今の時間だけでも…



カチッ…カチッ……




玲亜(時間は…11時…?)

母「どこ見てんだよッ…って」

玲亜(やばッッ…!)

時計を見た瞬間顔が変わり、

母「あ!たっくんと会う時間だ〜✨」

玲亜「たっく……?」

母「ん ふ ふ ~ ♪早く準備しなきゃ〜♪」

ガチャン…

玲亜「たっくん…か」

馴染みのない名前だ…きっと今でも男を取っかえ引っ変えしてるのだろう。

玲亜「あれ…?」

戸が空いている。鍵を閉め忘れたのだろうか?

玲亜「…!!」

そうだ!ここで出れば…!

ガクン!!

玲亜「…?!」

大きく視界が揺れた。何度も、何度も。

?「亜……!」

?「玲亜…!」

その瞬間、私は意識を取り戻した。



ここまで見ていただいてありがとうございます!

4話へごお!

꒰ঌ~あんはっぴぃらいふ~໒꒱

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