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ユミル「エレナちょっと来てくれ」
エレナ「どうしたのユミル?」
ユミル「俺とユミルとピークで1回王国に戻るぞ」
エレナ「えっ、なんで?まだやることはたくさんあるのに」
ユミル「お前のためなんだ。こんな俺を許してくれ、でもこれだけは分かって欲しい。夢を叶えるためにもここは1回戻るしかないんだ」
エレナ「分かった。ユミルがそう言うなら」
ユミル「ありがとう。それじゃあ荷物まとめて明日には出発だ」
エレナ「うん…」
〜翌朝〜
アニ「エレナがいない間俺たちも訓練して強くなるから、早く帰ってこいよ」
ベルトルト「そうだねみんなでこの森を守ってるから安心して」
ライナー「またここで会おう」
エレナ「みんな…行ってきます」
パカラッパカラッ
ライナー「アニ、ユミルが言ってたのホントなのか?」
アニ「ん?あぁホントだよ。エレナはな巨人の力を得てから体が変になった」
ベルトルト「体が変になったって別にそんな感じはしないよ」
アニ「そりゃ気づかないよあのユミルですら気づいたのは最近だ」
ライナー「だがさっき力を継承してからって」
アニ「あ〜それは似たような事が起きてたのをピークが思い出してそこから割り出したんだ」
ベルトルト「それなら納得だね、ん?似たような事…まさか」
ライナー「ベルトルトどうしたんだ?」
ベルトルト「アニ!似たような事って飛び降りとかと関係ある?」
アニ「まぁ関係無くはないかな」
ベルトルト「やっぱりそうか、エレナは力を継承してからたまに自殺衝動を抑えられなくなってるんだ」
ライナー「そういえば昨日壁の上から競走だって言って飛び降りたとか言ってたな」
ベルトルト「あぁそれに腕と首の傷跡。今までは刃物で傷つけようとした。でも誰かに必ず止められて傷跡程度で済んだ。だから飛び降りて死のうとしたんだ」
アニ「最後だけ違うよ。あの子は死のうとしてるんじゃない、無意識のうちに命に関わるような行動を取ってしまうんだ。刃物を使ってた時は王国にもどる必要は無かったんだが、今回は流石にヤバいから母上が見てくれるらしい」
ライナー「それなら安心だな」
ベルトルト「うん。でもそんな事があったなんて知らなかったね」
アニ「まぁ大方前世の記憶で巨人の力への拒否反応が出てるか、殺されるなら自分で死のうと思ってるのか」
ライナー「どっちにしろアイツらのことが余計許せなくなったな」