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「え、薙刀ちゃん赤い傘の男に狙われてるの?」
「そうそ、ったくあのケチャップ野郎、
いくら攻撃しても効かないのなんのって」
その後、私達は当てもなく歩いており
レインコートとはケチャップ野郎の話題になった
「えっ?!攻撃したの?!」
「お、おぉ、手握られたけど黒髪に助けてもらった」
「 彼女 1 危険 ! 私 彼女 助ける! 」
レインコートは心配そうに私をみると
「、僕も君を守るよ。 君危なっかしいし」
「えっ、いやい、」
「ダ・メ!」
「 彼 私 一緒 あなた 守る 安全 !」
「えぇ、まぁ、よろしく頼む、?」
私が戸惑いながら頷くと、2人は満足そうに笑った
お前らは私の保護者か
そんな事を話していると、周りは水で囲まれ
真ん中には扉に続く通路があった
「、なぁ、ここすっげぇ嫌な予感がするのって、 私だけ?」
「奇遇だね、僕もだよ」
「 すべき 引き返す 」
「、いや、もう調べられる場所は調べた、あとはもうこの先しかない」
私は黒髪を下ろし、通路をゆっくり渡っていく
次の瞬間
「ッ!やっぱりいたか、怪異!」
水の中から大量の手が私を襲いかかった
私は床を蹴り、宙へ舞い薙刀を抜いた
地面へと着地し、私は2人を庇うように薙刀を構えた
「薙刀ちゃん!」
「” あなた 連れてく 彼 ! ”」
「 ! ダメ ! あなた 一緒 ! 」
「ッ、” ここ 危険 ! 彼 多分 死ぬ ! 」
私は襲いかかる手を薙刀で斬っていき
「 “ 問題 ない ! だから 彼 連れて 行く ! ” 」
「ッ、理解 でも かならず 再会 ! 」
私は黒髪の頷く姿を見て、ゆっくり微笑んだ
「薙刀ちゃん!早くこっちに、!」
「すまんレインコート、私行けねぇわ」
私は水面へ目を向け
「久しぶりの仕事だ、怪異相手だが、まぁ何とかなるだろ」
「薙刀ちゃん、」
「まっとりあえず、先に行っといてくれや。コイツら片付けたらすぐ行くからさ」
「ッ!薙刀ちゃん!!」
私は水面へと飛び込んだ
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「薙刀ちゃん!」
薙刀ちゃんが水面に飛び込むと、手の怪異は彼女へ向かい、通路が通れるようになった
“ 早く すべき 行く ! ”
「ッ、来なかったら、バールで殴ってやるから!」
僕は水面に向けてそう言い放ち、扉へ飛び込んだ
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「 、、、 」
ざっと200、結構群れてるな
まっ、なんの策もなしに飛び込んだ訳じゃないけど
私はポシェットから札を取り出し、それを薙刀に付けた
「 信楽家、一の舞 」
その瞬間、私の周りにだけ水が弾き
「 抜刀 !!! 」
札が燃え上がり、炎は薙刀を包み一振りした
瞬間、水中にいる手は全て燃え上がった
「ッ!ゴボッ!」
手が全て燃えると、私の周りにはまた水が満ち、一瞬溺れかけた
「プハッ、ぜぇぜぇ、し、しんどっ、!」
私は何とか這い上がり、よろける身体で扉まで歩いた