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ie「今言うタイミングではないんだけど…」
め「?」
ie「新 し い 技 思 い つ い た」
れ「まじ?」
ie「俺の能力の応用なんだけど…」
ie「銃の弾とかの先っぽに水つけて…」
ie「撃ったら…」
銃の弾丸は普通、真っ直ぐ飛ぶがiemonが撃った弾丸は曲がってすぐ隣の木に当たった
み「弾が曲がったのだ!!」
ラ「ていうか、iemonさんって銃使えたんですね、」
ie「俺だって銃くらい使えますよ!それでこれの仕方なんですが、俺の能力って簡単に言えば、水を操る能力じゃないですか。なので、水を弾につけてあやつただけです」
め「とりあえず、この戦法は使えますよ!」
れ「希望が見えてきたッ!」
ラ「その村長とやらを倒すぞー!」
みんな「えいえいオー」
ie「んで、作戦は?」
め「ゴリ押しでいけるやろ 多分…」
れ「作戦とは?(哲学)」
ラ「とりま、移動しましょう!」
れ「ここですね」
み「今更なんだけど…村民は倒すのだ?」
ie「めんどいし…殺しにかかってきたら殺しましょう…」
み「わかったのだ」
れ「…」
め「(ガンマスさんを)助けた後どうするんですか?」
ラ「変装させてから村を出ますか」
み「ていうか、村長が潔く(ガンマスさんを)渡してくれたらすぐ終わるんだもん」
ie「潔く渡すくらいなら攫わんやろ」
み「確かに…」
ラ「レイマリさんまだですか?」
れ「た、多分大丈夫です…」
め「レイマリさん、迷いましたよね?」
れ「はい…💦」
ie「村長は豪華な家に住んでそうなので…あれとかじゃないですかね」
そこには、めちゃ大きく、金が使われてる部分もあり、何より正門には家来らしき人が立っていました
れ「ん〜?こんなんだったっけ?」
み「裏門から侵入するんだもん!」
れ「あ!確かにここだ!」
ラ「おぉ!凄いですよiemonさん!」
め「とりま、入りましょう!」
中に入るとそこには、一つ長い通路があり、人気が全くありません
ie「なんというか…『本当にここ村長の家?』ってなりますね」
め「ここまで建造物の中で、Latteさんの家以外で人気がないの、で初めて見ました」
ラ「すみませんね!私の家の人気がなくて」
み「まぁまぁ…落ち着くんだもん…」
れ「一応魔法で透明化のバフ付与しときますね」
ie「いや…見つかりそうにになった時にかけてほしい」
め「その心とは?」
ie「こんなことで魔法使ってレイマリさんの体力を減らすのもよくないですしお寿司」
れ「わかりました!」
ラ「て言うかここ、外の家の大きさに対して家の中広すぎません?」
Latteが思うのも分からなくない、家の外の大きさが縦60m横50mくらいに対してめめんともりたちが移動している通路だけで縦100m横2mくらいはあるのだから
れ「確かに…外から見た時と比べて、こっちは異様に広いですね…」
れ「まるで、私達みたいに“能力“を使っているみたいですね…」
み「確かになんだもん」
め「iemonさんって能力に関することならわかるんですよね?」
ie「わかるにはわかるんですが、噂では『私たちの知っている能力の数より、本来の数の方が何十倍も多い』って言われるほどなんで、全部知ってるわけじゃあないんですよね…」
め「まじかぁ…」
み「でも!逆に考えたら、知らない能力を知ることができるのでいいんじゃ?」
れ「ポジティブだなぁ」
れ「…っとここかな?ガンマスさんがいるところは…」
ラ「おぉ!なんかすごい豪華!」
れ「とりあえず、入りますか…」
め「しーちゃん」
し「はーい」
め「護衛にまわって」
し「了解!」
そこは異様に静かで、足音だけが響きます…
し(おかしいなぁ…会話を聞いてた感じ、ここの奥に大事な人物がいるはずなのに家来がいない…)
し(普通なら、家来をこれでもかッ!ってくらい置くはずだろうに…)
め(まるで“自分の罠“にさほど自信があるかのよう…)
め(どちらにせよ、慎重に行動することには変わりはない…)
すると突然、さっきまでの豪華な通路とは変わり、周りにはほとんど何もない砂漠のようなところにワープした
み「おわぁー…」
ie「レイマリさん、ここがどこk…」
し「おっと!危ない、危ない」
大きな金属音が鳴り、びっくりして閉じてしまった目を開けると…
そこには大きな剣を振り下ろしている女の人と、その女の人が振り下ろしている剣を鎌で抑えているしーちゃんがいた
女の人はしーちゃんの鎌によって飛ばされたが、身軽に着地してみせた
し「ふぅ…!危なかった…大丈夫?」
ie「大丈夫…」
Latteがすかさず『ローズ』の能力を使ってみんなを囲む。
め「レイマリさん…あの人が村長ですか?」
れ「はい…」
ラ(私の家に襲撃してきた人とは何かが違う…圧倒的な“実力の差“が)
ラ「あの人、多分めっちゃ人を殺してますよ…」
み「その心とはなんなのだ?」
ラ「普通に雰囲気が今までのやつとは違う…」
し「とりあえず、攻撃しとけばどうにかなる?」
め「攻撃ばっかりだとダメだと思う…Latteさん、私のことだけでいいから植物で囲んでくれないかな?」
ラ「OK」
め「私はこの中から作戦を考えておきます。皆さんは戦ってきてください」
ie「わかった」
ie(どうにかして隙を見つけたいな…)
と、思っていたら女の人がiemonに隙を見せ、iemonがそこに銃を撃つ
ie(この距離で背中を向けられてる…流石に当たるでしょ…)
iemonがそう思った瞬間…
ie(弾丸が消えた!)
銃弾が女の人に当たりそうになった瞬間、背中側に謎の穴が出てき、その中に弾丸は消えていった…
め(…!なるほど…おそらく相手の能力は、)
仮装空間を作る能力
め(だろうね…名前は知らんけど…)
め『皆さん』
し『ん〜?なんかわかった?』
め『おそらく相手の能力は、仮想空間を作る能力です』
め『今わかったことはそれだけです』
ie『有益な情報をありがとうございます!』
め(と言っても、それを知ったところでっていう…)
村長「私を倒すのにそんなもたもたしてていいの?消耗戦になったら勝つのは私だよ!」
め『レイマリさん』
れ『どうしました?』
め『魔法の中に大きな音を出すやつってありますか?』
れ『一応あります』
め『でしたら、レイマリさんは魔法で大きな音を出して…他の人たちで一気に畳み掛けてください』
ie『そしたら、穴みたいなやつで攻撃を無効化されるだけじゃ?』
め『私の予想が正しいなら穴みたいなやつは2〜3個までしか出せないと思うんですよ。なので一気に畳み掛けたら勝てるんじゃ?って戦法です』
ラ『つまりゴリ押しってことね』
め『…とりあえず!合図をしたらレイマリさんが魔法を使ってください』
れ『了解!』
め『………………今!』
れ「よいしょっ!」
村長「?!」
め『皆さん畳み掛けてください!』
みんな「おりゃぁぁぁぁ!」
村長「バタッ…」
みんな「倒した!」
ラ「でも、この空間からどうやって抜け出すんですか?」
ie「能力者が死ぬと、能力も消えるから…ほら!」
ガンマスさんが魔法を解いた時のように、砂漠の空間から徐々に元いた通路に戻ります…
め「よし!ガンマスさんのところに行きましょう!」
が「………」(虚無の状態です)
が「誰かきたな…」
<ここですかね?(ラ)
<あっていると思いますよ(れ)
<ガンマスさーん?いますか?(ie)
<いるなら返事してください!(め)
が「!います!」
<ドアから少し離れてください!
<せーのっ
れ「ガンますさ〜ん(泣)」
れ「よかった〜」
ラ「安心するのは早いです!」
み「ここから脱出するのだ!」
登場人物紹介
村長
年齢:25歳
誕生日:不明
性別:女
能力:仮想空間を作る能力
本来なら、能力者は怖い存在といて扱われますが、この人だけは恐ろしい存在としては見られなかった(立ち位置としてはガンマスと同じ)この能力は、一定の時間、仮想空間を作れる能力で、大きさ、場所、形、地形は本人が自由に変えられる。だが何個も作ることができるわけではなく、この人の場合だと2〜3個作るのが限界