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👑 … 💛さん
🧶 … 🧡さん
蝉の鳴く声がきこえる。
僕は小さい島に住んでいる。
誰1人としていないような、
まだ16歳の僕には、
ちょっとだけ、本当にちょっとだけ
こわい。
そんな島。
暑さを誤魔化すように
わざと荒くめくったカレンダー。
そんなカレンダーよりもはやく、
朱色のシャツをまくった。
??「 すいません、
だれかいますか、? 」
玄関先から聞こえた
僕と同じような若い声が、
僕の耳に吹いてきた。
🧶 「 え、あっ、 」
急いで玄関の扉をあけ、
目の前の それ を認識する。
👑 「 あ、すみません、
ちょっと迷っちゃって 」
そういう男の子は、
とても可愛い顔をしていた。
思わず僕の夏が始まってしまうような。
男の子は
旅行をしに来た、
と言った。
いろんな場所を案内する中で、
仲良くなった。
そういえば、
🧶 「 ねぇ、名前は? 」
👑 「 けんと、
似合う? 」
ぴったりだと思った。
🧶「 うん、似合う。 」
僕の返事が余程嬉しかったのか、
へへ、
と少しはにかんでいた。
その耳は真っ赤に染まっていた。
僕の心の気温も、跳ね上がった。
それから僕たちはよく遊ぶようになった。
アイスをたべて、
カラフルなトッピングをつけたり、
たくさん咲いてるお花をみて、
花冠をつくったり。
そんな楽しい日々の中で1つだけ
気づいたことがある。
僕はけんとが好きだ。
ただ、
旅行で来ていると言ってたから、
この恋の期限はもうすぐ。
それに、
僕たちは友達だ。
好きだから、失いたくない。
夕日に染まった帰り道。
けんとの背中に向かって、
好き
呟いた。
めとめがあう。
僕らは友達だ。
分かってるから。
触ったら
君は消えるでしょ?
まるで僕のみてた幻のように。
気づいてたよ。
君は変わらず、
僕が好きだったあの姿で、
目の前に現れてくれたんだね。
2人で、
雲の上。
笑い合った。
僕らはあの頃のままで。
ある曲を元にしてかいた歌詞パロです。
よかったら当ててください。
ちなみにこの話は、
むかし仲の良かった💛さんが
亡くなってしまい、
幽霊になって🧡さんに会いに行く話です。
💛さんが消えてしまうのは、
旅行で帰るからではなく、
両思いになると消えてしまうからです。
( となると💛さんと🧡さんは、?笑 )
空の上で
両思いになるふたりでした。
( 分からなかった方への解説です。
意味わからん話かいてすみません)