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3話目ぇ!
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今日は待ちに待った
恋人の朔と初デート、
行き先は、、、
少しベタでも、楽しいなら、朔と行けるならどこでもいい、これが本心だ、
朔も俺も楽しみだったのか、予定より早くなってしまった。
水族館に着いた時、俺を見て何が可笑しかったのか、、朔が笑っていた
「何で笑ってんの、?」
そう問いた、そして返ってきた答えは
「目、輝いてんの可愛いなってさ」
と朔に言われ頬に口付をされてしまった、
何度も言われてたはずの”可愛い”という
言葉と、頬に口付をされ、
動揺する俺を尻目に、
指を絡められ一瞬で恋人繋ぎにされたが、
拒否することなく、安心感を覚え、
ツッコむこともない。
水槽の中の魚達を見て回っている時、
俺と朔は、魚より、目に留まる、
水中でひらりはらりと舞っているような海月を見つけた。
その海月は、他の海月とは違い、
水槽の中の流れに身を任せ、
触手すらも華麗に魅せてしまう。
そんなクラゲに見入っていた時、
朔に手を引かれ、人だかりを抜ける。
「イルカショー、見る?」
そう朔に聞かれ、俺は頷き、
「見る、!」
と返事をした。座ったのは、
少し前側の席、
水が掛かるかもしれないと思っていたが、
意外にも掛かった水は少なく、
ほんの数mlほど、
ショーの最中、
たまにこちらを見ていたのは、
ツッコまないで、
今は、ショーの感想を
言い合うだけにしておこうと、
時間もすぐに溶け、
辺りは夕暮れの橙色に染まりかけていた。
名残惜しくも、
帰らなければいけない時間になり、
水族館の思い出に、、、と
水族館のお土産屋で、
お揃いのキーホルダーを買って
絡めた指は離さず、離させず、
電車に乗り、
電車の揺れが心地よく、
隣に座っていた朔の肩にもたれる、
嗚呼、こんな時間が続けばな、と目を閉じる、
次に目を開けた時には最寄りの駅にいて、
朔に揺さぶられていた。
寝ちゃってたのか、、、
と思いながら朔と家に帰る、
こんな楽しい時間、
終わって欲しくないと、 思いながら───